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良い習慣を獲得することがブームになっている。
良い習慣に注目が集まっている。
それは、良い習慣の獲得が成功につながると信じられているからだ。
これと言った「正解がない」時代に、私達は不安な毎日を過ごしている。
そこで、良い習慣を身につけることが、一つの精神安定剤になっている。
習慣とは、意図的、意識的に、やがて考えずに(思考せずに)、
毎日何度も行うようになることをいう。
これは、考えてみたら非常に恐ろしい。
なぜなら、習慣は、自分の健康、精神状態、
生活の質、人間関係へまで、影響を与えるからだ。
気づいたら、「悪い習慣」を行なっている恐れがあるからだ。
では、良い習慣とは何だろうか?
早起き、バランスのとれた食事、生活、勤勉に働き、常に学習する習慣か?
興味深いのは、著者は、人の「思考習慣」に着目している。
人は「言葉」に多大な影響を受けている。
自分の思考が自身が使う言葉や他人の言葉、
はたまたメディアで流される言葉(情報)によって形作られているなら、
自分達は、良い言葉を使わないといけない。
しかし、現代は、否定語、刺激語、否定語であふれ、
自分達の「思考習慣」に深刻な影響を及ぼしている。
「できない」「つまらない」「関係ない」、このようなネガティブな言葉が氾濫している。
この著作の核心は、「自分が使っている言葉を見直そう」である。
そして、「良い言葉を使って、思考しよう」ということである。
個人的には11番目の見直す習慣「孤独を恐れない習慣」が非常に参考になった。
今はスマホとSNSの爆発的な普及によって、少なくない人が孤独を恐れ、
そして孤立するようになった。
つまり寂しいと感じる人が増えた。
始終スマホに触れていないと落ち着かない。
SNSで発信、返信しないと不安になる。著者の提案は、
1日5分でも良いから、その生活から距離を置き、静かに過ごしてみようである。
つまり、「思考を休ませる習慣」である。
言葉が思考に多大な影響を及ぼすなら、やはり、休ませることも必要になるという理屈だ。
1日に少しでも、この時間を持つことで、メンタルの力をはぐぐむことができる。
すぐにでも、出来そうな提案で、非常に参考になった。
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読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。
2018.1.1作成
読みかけなので途中迄ですが、以下が気になったポイントです。
・傷が癒えるスピードを決めるのは、時間をどう過ごすかなのだ、時間が悲しみを癒すわけではない(p2)
・悪い瞬間を温存していては、目標にはなかなか到達できないだろう、あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めている(p10)
・メンタルの力をはぐくむとは、どんな状況においても、自分の感情や思考の手綱を握り、前向きな行動を取る力を高めることをいう、3方向(思考・行動・感情)からのアプローチが大事(p20、22)
・やめるべき13の習慣とは、1)自分を哀れむ、2)自分の力を手放す、3)現状維持、4)どうにもならないことで悩む、5)みんなにいい顔をする、6)リスクを取らない、7)過去を引きずる、8)同じ過ちを繰り返す、9)人の成功に嫉妬する、10)一度の失敗でくじける、11)孤独を恐れる、12)自分は特別だと思う、13)すぐに結果を求める習慣
・感謝する人は、そうでない人よりも免疫力が高く、痛みや疼きを訴えることが少ない、血圧も低く、よく運動をしている(p44)
2018年1月1日作成
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途中で読むのやめてしまいました。
あまりにも内容が伝わってこないのと
訳がわかりずらかったからです。
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2018.09.06 読了
※初めて素早く読めた本。
(この本の前に遅読家のための本を読んでる)
メンタル系の本は後回しでいいかと思ってたけど
オススメされてて読んでみてよかった。
自分の中で習慣っていうのは
めちゃくちゃ重要やと思ってて
そのためには環境だけ整ってれば
あとは勝手に習慣化されると思ってたけど
考え方もめちゃくちゃ大切。
ポジティブに生きようとか抽象的な話じゃなくて
具体的にどんなことをすればいいのか書いてあるので分かりやすかった。
メモしたことを中心に実践していく。
【特に重要だと思ったところ】
・イライラし始めたら一度その問題から離れて深呼吸する。(仕事で詰まったときに役立ってる)
・自分のコントロールできるところとできないところを理解して、自分のコントロールできないところを無理にコントロールしようとしない。(できひんからイライラする)
・リスクと不安は別物。不安はリスク分析を停止させるので注意。リスクを合理的に分析することで不安を和らげ、挑戦しやすくなる
★★★同じ失敗を繰り返すのは実はよくあることで1回失敗したくらいじゃ直らない。だから、失敗したらその原因を分析するなどPDCAを回す。失敗したときに分析する癖をつけとけば、同じ失敗を繰り返す確率が下がる。
→一回失敗したら俺には向いてないんかな。。とか考えてあんまり原因分析してなかったことに気づけたので感動した。
失敗することに慣れて、それを分析するようにする。
【以下、メモ】
・良い習慣を作ることも大事やけど悪い習慣を無くすことも同等以上に大切
・メンタルが強いのとポジティブなのは違う。メンタルが強いのは現実的、合理的に物事を捉えることができること
・何か嫌なことや失敗があったときの自己憐憫は無意味でマイナスでしかない。具体的な解決策を考えることや前進することが停止するから
・どんなことをすれば自己憐憫の時間を減らせるか分析する。人に良いことするとかイベントに出かけるとか
・何か自分が困ってたら、他人にアドバイスするように自分にアドバイスする。時間が解決してくれるよ。とか
・毎日何かに感謝する。感謝することでストレスが減る調査があり、自己憐憫も減らせる
・人に自分の感情を支配させてはダメ。自分で自分をコントロールしないと、うまくいかないときに人のせいにしたりする
・人に対してイライラしてる時はその人に対して時間、感情、体力を搾取されていることを意識する
★★イライラし始めたら一度その問題から距離をおき深呼吸する(特に仕事で詰まってる時とかはイライラしたらより効率悪くなるのでこれは意識すること)
・だれかに批判された時はイライラする前にそれは根拠があるのか考える。相手が間違っていると合理的に気付けたらイライラしないし、正しいことを言ってるならきける。
・特定の人の批判や意見で自分を定義しないこと
・ま���、相手の意見を聞いてその通り動くときは、自分がしたいからそういう動きをしたと言えることが大切。全ての行動は自分が選択して行っている
・感謝することと同様に人を許すこと。イライラすることは自分にとって損しかないし、相手を苦しめることもできない。
・やる気が出ない時はやる気が出る文章を読む。
★変化したいなら、変化したい理由と、変化することのメリット、デメリットを整理する
★そして、まず一週間だけ変化したやり方を試してみて、もし変化前よりも良いなら続ける。というか続けたいという気持ちになる。
・変化するために行う行動を1日の中でどうやって行うかきめる
★自分のコントロールできるところ(自分の勉強スタイルとか)は自分できっちりコントロールして、自分のコントロールできないところ(人の勉強スタイルとか)まで支配、コントロールする必要はないし、できないのにコントロールしようとすると非常にストレスになるし人間関係も悪くなる
★断りたい頼みごとが発生したとき、それをやったときのメリットとデメリットを整理し、やりたいかどうかを自分に問う。
→自分の価値観を理解し、それに従って自分の意思で選択・行動すること
★★★リスクと不安は全く別物。新しいことを始めるときに人は不安になり、リスクを分析せず思考停止になる。リスクを合理的に分析することによって不安も収まる。
→飛行機に乗るのが怖い人は不安だから飛行機にせず車で移動しようとする。けど、統計上事故で死ぬ確率は圧倒的に車の方が高い。
・想定していたリスクが起こったときの対策も事前に考えておく。そのために情報収集が必要
★★同じ失敗を繰り返すのは実はよくあることで1回失敗したくらいじゃ直らない。だから、失敗したらその原因を分析するなどPDCAを回す。失敗したときに分析する癖をつけとけば、同じ失敗を繰り返す確率が下がる。
→やっぱ俺には無理なんや。。とかはただの思考停止状態なのでさっさと原因分析と次にすべき行動の作戦を立てる
・失敗は能力のせいではなく、作戦が悪かっただけ。また作戦を立て直せばいいだけの話やし、失敗を重ねれば重ねるほど能力はあがる
→失敗することに慣れるべき
・こんな辛い思いをしたから報われて当然とか思わないこと。人は平等ではないし、そこをとやかく言ってもしょうがない。自分の価値ではなく、自分の努力を見るようにする
★結果はすぐにでないことを理解すること。世の中で一瞬で結果を出したように見える人もめちゃくちゃ見えないところで努力してる(だからダラダラやれってことじゃなくて、すぐに結果が出なくても粘り強く続けろってこと)
→失敗を繰り返していくべきって意見と通じるところがある
・自分の進歩を測定できる仕組みを作ること。そうじゃないと成長してないみたいでモチベーション下がる
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①現状を把握・見える化し、問題解決をする
②自分の時間、行動に100%責任を持つ
③自分がなりたい人のように振る舞う
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”メンタルが強い=ポジティブ思考ではなく
自分の感情や思考を良く理解すること。”
本当の意味でメンタルが強いとは自分を良く分かっていて
感情などをうまーくコントロールできることなのかもしれません。
こちらの本にはその為のTIPSが13個ほど載ってますが、今まで見たことある、知っているよーというものも含まれてますが、改めてチェックしてみるのも良いと思います。
あのメンタリストDaigo氏オススメの本で、読みやすい感じの本でした。
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メンタルの強さ、ってワード感がちょっとあれかも…(胡散臭いかも…)と思いながら読みましたが、これは全然違う!
この著者の方が実際に辛い状況にあい、そこでどのように思考のクセをなおしたかがとてもよくわかります。
全てではなかったものの、確かにこう思うことあるな…というものが沢山あったので鍛練していきたいです。
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メモ
# 読む前の問いかけ
Q1. 自分に当てはまる習慣は何か?
Q2. その習慣を取り除くための、具体的なプラクティスはあるのか?
# 読んだあとの感想(個人の見解です)
やめるべき習慣13個
01. 自分を哀れむ習慣
02. 自分の力を手放す習慣
03. 現状維持の習慣
04. どうにもならないことで悩む習慣
05. みんなにいい顔をする習慣
06. リスクをとらない習慣
07. 過去を引きずる習慣
08. 同じ過ちを繰り返す習慣
09. 人の成功に嫉妬する習慣
10. 一度の失敗でくじける習慣
11. 孤独を恐れる習慣
12. 自分は特別だと思う習慣
13. すぐに結果を求める習慣
A. 自分に特に当てはまる習慣と、具体的なプラクティスは下記の通り
- 現状維持の習慣
変化のための計画を立てる
- どうにもならないことで悩む習慣
「自分でなんとかできること」だけに悩む
人を支配しない、影響だけを及ぼす
受け入れる訓練をする
- リスクをとらない習慣
リスクをとり、結果を観察する訓練をする
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自分の力を手放す習慣をやめることの大切さ。
自分の人生の舵取りを自分でする。
自分の感情を自分で管理する。
これに尽きる
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何をやめるべきか、何をすべきかがわかりやすかった。
基本的に他の人や物事に左右されないことが大事だけれど、上手くいかないときはスモールステップやマインドなど、本当にネガティブに陥りやすい時の考え方まるまるからぬけ出すのに必要な考え方が詰まってた。
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人の一日の行動や選択の40%は習慣である。身につけることで、他の行動も連鎖的に改善するような習慣のことを、キーストーンハビットという。習慣は、きっかけ、ルーチン、報酬の3つで構成されている。習慣を変えるには、ルーチンを特定して、報酬を変えて、きっかけを見つけて、計画を立てるというステップを経ると確実に変えることができる。
報酬を変えることは、どのような欲求が、ルーチンとなっている行動の根元になっているのかを見極めるために行う。様々な報酬を試し、どう感じたかを検証する。
きっかけを特定見つけるには、場所、時間、心理状態、自分以外の人間、直前の行動の5つの観点から特定するといい。
きっかけ、ルーチン、報酬がわかったらあとはルーチンを作り替えるだけ。if thenに似た考え方で、実行意図を立てる。あとは習慣は変えられると信じて試行錯誤する。
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読了。
タイトルに惹かれて読み始めた。
メンタルを強くするためにすべきことは、「すべきでない」ことをしないこと。
不純物を取り除いていく作業のようだ。
『許す訓練をする』
絶縁しても許すことはできる。
これには目からうろこ。
なんとなく、「許す」=友好的な関係に戻る
みたいな先入観を持っていた自分に気づかされた。
とにかく自分を哀れむのをやめて、自分の全エネルギーを自分の責任において使用する。
そして、すぐに結果が出なくても、焦らずマイペースに続けていくこと。その際、目標を忘れずにいることも大事。
月1回は、自分とのデートの時間を予定に入れる。
これは、一人暮らしでも有効だと思った。
家にいるとついつい、別のことをしてしまいがちだから、一人で思いにふけることができる場所に自分を連れ出してあげよう。
あとは、瞑想。
マインドフルネス。
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著者のバックグラウンドを知った上だとこんなにも前向きな本が書けるのかと勇気をもらえる。胸に留めておきたい言葉のオンパレード。
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立て続けに大事な身内の人をなくしてしまった著者が書く本。著者の経験だけではなく様々な有名人がどのように困難を乗り越えてきたのか、話がたくさん挟んであり、それが大変興味深かった。
いい言葉もたくさん書いてある
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親としての自分の日々の行動を少し見直したくなる一冊
図書館の返却期限前日にざっと読みしようと思ったら、詳しい内容が気になって途中からできませんでした。気づきの多い本。本書はセラピストである著者の業務や里親としての実体験から親を悩ます行動をしてしまう子は、根本のところは親の問題行動や考え方に影響されているという気付きを得ます。その気付きから親自身の行動改善の仕方が書かれています。子供にメンタルが強くなってほしいと思いつつ、いろいろな脅威から先回りして子供を守ってしまっていませんか?
●ピザの呼吸とシャボン玉の呼吸は知ったほうがよい
鬼滅の刃ではありません笑
こちら、本書で紹介されている子供を落ち着かせるための深呼吸の声掛けの仕方です。
●13個って多いけど
タイトルから「13個も気をつける習慣があって多いな」となりませんか?流行りの図解やYouTuberで13個もなかなか紹介しませんもんね。実際読んでみても「長いな」という印象を受けました。わたしは13個の習慣を貫くところ「我が子のメンタルを強くするのはすべての分野で1番にすることとは違う」という親の認識かなと思います。それを13個の視点から見ていると思えば興味ある事例だけ読んでも大丈夫と思いませんか?
●アメリカっていいですね
メンタル不調者がアメリカには多いからかもしれませんが、著者のような子育てに悩んだ親が相談できる専門家がいることにうらやましさを感じました。確かに、日本にもあるんですが、相談窓口って最終的には「病院へ(療育へ)」となりがちでは?そもそもウチ文化が強い日本では子供の問題は「一家の恥」としてなかなか外部に相談する文化ではないし(むしろ隠しがち)、まして専門家でも子どものことで親の行動を指摘するなんてかなり勇気がいるのではないでしょうか。アメリカは名著「人を動かす」始め「人間」の行動や心理にまつわる研究がとても発達しているのでこの手の本はアメリカで話題の本が割と信頼できるのではと勝手に思っています。
(日本人著者のものでわたしが好きなこの手の本はアメリカでの研究が参考にされています)
●じゃあどうする?(わが家の場合)
「とりあえずの解決に走る習慣」について夫に改善依頼をだし笑、わたしは「被害者意識をもたせる習慣」は明るい面を探すよう意識していきます。