紙の本
ほんとかな
2016/08/21 23:06
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投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛は面倒でリスクがいっぱい、といいつつ結婚はしたい?
ほんとかな?と思います。だって恋愛より、結婚生活のが面倒でリスク多いでしょ?
紙の本
けっこう当たっているが、長い
2016/04/10 20:08
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投稿者:よしくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容についてはわかりやすいと思います。
ただしどうでもいいような内容を長々と書いている部分もあるので、そこが残念でした。
また若者の7人に1人がセフレがいるとか書いてありましたが、そうか?そんなに現実は甘くないと思いますが。
紙の本
現時点だけの
2015/11/17 08:02
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投稿者:ローラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
視点、常識を疑ってみて、過去から対策を考えてみたり、今後はこういう手段が有効では?て部分はあらゆるジャンルにおいて考えねばならない事かなと。
貧困層が希望を持てずに、安易な快楽などに走りごち〜て話は頷けます。
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若者はなぜ恋愛しないのか?
右肩下がりの経済、簡単に手に入るアダルトコンテンツ、ストーカーなど恋愛のリスク諸々、昔のようにオープンに恋愛するのは難しくなってきている。
でも、子孫を残すという本能的な欲求がその程度の条件でこうも変わるんだろうか?
自分は20代だけど、自由な恋愛をしたいと思ってるし、むしろしたくないと言う人の気持ちが分からない。
データがたくさんでてくるので、いろいろ突っ込みながら読める本です。
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子供がいないので、なんとも。
教育は誰もが少しは関わったことはあるので、論拠なく口出しがち、という点には共感。
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たくさんのデータと取材をもとに構成された社会学っぽい書籍で大変おもしろかった。
性にまつわるテーマであるため、どうしても拠り所が『an・an』などといった、n数はいくつですか、対象者は誰ですかという雑誌に頼らざるえない場面があるようで、その点では「極論」だとか「ほんの一部の事例」と評する人がいると思うけれど、若者が以前より恋愛をせず恋人をつくらない事実は、内閣府の「少子化白書」からも間違いないこと。その原因は何かをさまざまな角度から深堀りしていて、ぐいぐい読めるものだった。
著者の牛窪恵さんは、「おひとりさまマーケット」や「草食系男子」などの言葉を生み出した方で、ネットで検索すると、一部の現象をあたかも全体の傾向のように表現する人だと批判されていることが多い。どうやらTV出演でそういう印象を抱く人がいるようだ。
確かに、今どきの若者(厚生労働省の基準では34歳までを指すが、牛窪さんは平成生まれとかゆとり世代の20代を指していると思われる)のうち、恋愛や性についてコスパの良し悪しを基準に語る人がどれだけいるのかはわからない。しかし、確実に性欲を解消するための商品は「コンビニ」で購入するような気軽さで買えるし、20代で非正規として働いている率が3割を超えている現実から「コスパ」は考えざるえないという状況なのは想像に難くない。
その状況を牛窪さんは、やや戦略的に過激な言葉で表現している。逆にいえば事象の切り取り方と表現方法、売り方が巧いマーケターで私なんかはその才能に唸ってしまった。すらすら読ませる文章力、なるほどど思わせる論理力もすごい。
取材に応じた若者たちの事例がどこまで一般的なのか、あるいは特殊なのかは私の限られた人間関係からは見えないものの、セフレやソフレがいようと、超親ラブ族であろうと、「結婚」は特別なものであり、絶対に不要なものであるとは思っていないように感じる。どちらかというとフランスのPACSのような制度による事実婚や、別居婚・週末婚のような多様な結婚の在り方が自他共に認められさえすれば問題はそこまで深刻にはならないのかもしれない。政府はより時代に合う法に改正し、環境整備すべきだ。
ただ恐れているのは、この「恋愛はコスパに合わない」「結婚は必需品ではなく嗜好品」という言葉がひとり歩きして増長していくこと。私のような分際が何を宣われていらっしゃいますか…という周囲からの厳しい目は重々承知しています。この投稿は自虐だとわかっています!
最近よく思うのは「本には真実や大切なことが書かれていないのではないか」ということで、どこか人を振り向かせる刺激や中毒性を孕んでいないと本は売れないため、鵜呑みにしすぎてはいけないと自戒の念に駆られます。『星の王子さま』でいうところの「一番大切なものは目に見えない」という話です(が、星の王子さまを引用してくること自体が話の展開として矛盾してますね笑。まあ続きを読んでください)。非日常の世界を繰り広げる「書籍」で語られた金科玉条の言葉たちや、逆に俗っぽくてキャッチーな言葉たち。その連鎖で日常がかたちづくられている���とをよくわかっていなければいけない。資本主義社会では、ものを売るために非日常の言葉によってつくられた日常がごくごく当たり前であり、それは避けられないし、一方的かつ全面的に悪とはまったくいえない。いや、資本主義社会でなくとも、人の営みは非日常の言葉で脈々とかたちづくられてきた。
だから、この本の内容をそのまま鵜呑みにして、はいそうですかはかなり危険だと思う。牛窪さんによるひとつの問題提起であり、調査や議論の種であり、何かの花を咲かすための道具だと位置づける理性をもちたいです。
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第一章 恋愛レボリューション 何が若者たちを恋愛から遠ざけているのか?
・若者たちの恋愛阻害要因①「超情報化社会」がもたらした功罪ーバーチャル恋愛とリアル恋愛の狭間で
・②「男女平等社会」と「男女不平等恋愛」のギャップとジレンマー昭和の恋愛幻想に縛られる若者たち
・③超親ラブ族の出現と恋愛意欲の封じ込めーなぜ子離れできない親が増えたのか
・④恋愛リスクの露呈と、若者たちのリスク回避ー「自己責任」に脅える恋愛事情
・⑤バブル崩壊と長引く不況が招いた、恋愛格差社会ー非正規では恋愛もできない?
第二章 恋愛とセックスと結婚の歴史、そして、世界事情 恋愛と告白、結婚は相容れない!?
第三章 恋愛結婚から「連帯結婚」へ 圏外やコスパ、多用な結婚を受け入れよう!
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根拠になってるデータのひっぱり方が色んなところで都合のよいのをつぎはぎしてる感じとか、独自アンケートも関東一都六県、600サンプルってどうなのとか、いろいろツッコミたいところはあるのだけれど、こういう仕事というか、そこで仮説を立てるのがこの人の仕事だよね、と思うので、まぁ、そんなもんなんでしょう。中身は面白いのですが、意識の高いプレゼンをずっと受けてるような読むしんどさはありました。世界の恋愛事情とか、もう少し知りたい。
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たいてい、こういうタイトルの本はクソジジイかクソババの上から目線で最近の若い者が云々と説教じみた論考を纏めた挙句、終わりの言葉に「江戸時代に戻ろう」なんて頭に苔生えたような老害脳で絞めるのがセオリーである。
さて、どうせ同じように説教じみた本なんでしょ?と読み始める(そういう本をわざわざ読む俺も頭おかしい部類)。
読み進めてみると老害側ではなく、若者側の主張に寄り添っていることが分かった。
若者が一番言いたいことが書かれていた。
「こんな世の中にしたのは大人だろう」というもの。
この主張が書かれている新書は少ないが、若者が声を大にして文句を言いたいことを一言にまとめるとこれだ。
リスクを避けようとする意識、振られることへの恐怖、恋愛はしたいが無理だと諦める。
そういった恋愛への反動で家族、友人とのつながりを大事にする若者像は、確かにその通りである。
現に30手前で月一程度でサークルに、学科に冴えない男ら集まって飲んでいるが、気楽である。
俺たちが実感するのは、恋愛のハードルが高すぎる。もはやどうしていいんだかわからん。わからんうちに年食って、同年代は皆三十路である。
少子高齢化対策に結婚して子供産んでもらおうとか、一億総活躍(戦中クセぇ)のスローガンとか、いろいろ言ってるけど無駄なことやってんなぁと思う。
じゃあどうしたら解決できるかって、そんなんわからないけど。
とにかく恋愛のハードルは下げたほうがいいし、それができるとしたら小中高くらいしか女の子としゃべる機会ないんだから、その時にどうにかしたほうがいいよ。
さて、本書では若者へのインタビューが多数載っている。
セフレソフレがいるけど結婚までは考えていないとか、
彼女はいたけど恋愛が面倒だとか、
フリーターでは金銭的に結婚は無理とか、
俺がこの本で共感できないのはインタビューされてる若者に共感できない。
セフレがいるとか、彼女はできるとか、逆にうらやましいな、おい。いいから結婚しろ馬鹿と言いたい。
インタビューの対象は文系男子ばっかりなんだろうと思う。
俺の周りの三十路野郎ども、一部上場企業とか国家公務員とか、割りかしまともな職に就いて手堅い奴らばかりだけど、圧倒的に結婚できない。
なにせ出会いがないし。
金銭的余裕もある、恋愛もしたい、最終的には結婚したい。そんな奴らばかり。
だが、できない。かくいう俺も三十路近くで何もなく、まぁ無理だろうなぁとインタビューに出てくる若者とは違う方向で諦めている。
いったいどうすりゃいいのかね。
ふと思いついたけど企業同士で合コン開いてみれば?もちろん、男女参加費は同額の。
サラリーマンの付き合いはほぼ会社だし、一人で街コンは無理でも先輩後輩で行きやすそうじゃん(行きにくい人間関係の職場もあるだろうけど)。
それに、会社同士なら向こうの均一化されたステータスの人が���まるから、とんでもない地雷踏むこともなさそうだから安心だし。
しかしまぁ少子高齢化は世界のトレンドだから、この傾向は変わらないと思うけどね。諦め。
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購入して読了。
社会の変化、経済状況、マーケティング的な視点など、マクロ環境の変化を捉えながら、今の若者の恋愛事情に切り込む。
本書に書かれているようなテーマは、いかに解釈するかという領域で、どこまでファクトを押さえられているのかは不明なものの、非常に面白かった。
以前は、恋愛、結婚、セックスが三位一体となったロマンチックラブイデオロギーが持て囃されてが、このイデオロギーが流行ったのは、歴史的に見て、日本では高度経済成長期の一時期に過ぎない模様。
また、横の視点で見ると、若者が就職しづらくなっている韓国でも三者は分離しているらしい。
現代は、SNSの普及や、他に面白い事柄が多数存在していること、親との密接な関係性などから、恋愛に対して消極的な傾向にある一方、セフレ、ソフレがいるが恋人はいないとか、地元に帰ってくれる相手、経済的に合理的な相手と結婚する、というように、恋愛、結婚、セックスが分離しつつある。
著者の主張は、いたずらに恋愛結婚を押し付けるのではなく、緩い繋がりによる連帯結婚を目指そう、というもの。その行き着く先が精子バンクの活用。
本書記載の通り、若者がリスク回避に走っていることは否めないが、それがこれまでの大人の判断によるもの、というのも全く同感。
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若者の話こんなに聞いてきましたよー!!
で、終わり。って感じ。
データの引用や見解も、非婚や少子化を扱った本からそのまま借りてきただけのような。
あまり読みがいなかったかな
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まあ…あんまり真に受けないようにしたい本だなぁ…という感じですね! 著者のことは「ホンマでっかTV」などで知ってはいるんですよね。コレ以外にもいくつか著書を読ましていただきましたし…
まあ、なんというか現代の若者は感情のままに動かないような気がしましたかねぇ…自分の感情に素直になる前にコスパとか? 考えてしまうというか…
そういう意味ではバブル世代の、浮かれた雰囲気の方がある意味人間らしいというかね、気持ち・感情をそのままに爆発させて生き物っぽく生きてはいるなぁ…という気がしましたね。
ていうか、恋愛なんて打算的にするもんじゃないと思いますけれども…感情を無視してしまってはそれこそアレですよね、「旦那は要らない、だけど子供は欲しい」みたいな感じになって男は本当に精子バンクになってしまいますよ!!
今後の日本がどうなるのかは知りませんが…何かと閉塞感漂う世の中ですし…リスクヘッジ?(笑) を考えつつ行動するような若者が後を絶たないんでしょうなぁ…きっと…。
となるとやはり今後も恋愛には消極的というか、慎重になる若者も増えるでしょうし、少子化も止まらぬでしょう…という見方をしました、僕は。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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最初は現在の状況、だから、わりと親近感湧いたり湧かなかったりな内容で面白かった。分析が終わったあとからは、真面目にこうしたらいいのでは、とかそういうの。面白かった。確かにそうだと思う時が何度も。
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キャッチーに見えるが意外としっかりした構成になっている。空疎でヒステリックなリベラルの主張でもなく、古い道徳を持ち出すわけでもない。勝ち組による上から目線の説教でもなく、被害者意識丸出しの破壊願望でもない。単に多様性の在り方を示し、支援が必要な問題に対して、海外の参考になる制度を提案している。
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牛窪さんはきちんと聞き込みや調査をしているマーケッターだと思う。
切り口も面白いので好きだ。
この本はまとまりはないが、
若者からのヒアリング数が多く、
参考にはなると思う。