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地獄堂のおやじから、それぞれの呪札と呪文を授かったてつし、椎名、リョーチン。三人はてつしの兄・竜也のクラスに転校してきた可憐な少女・由宇と出会う。養親と暮らす記憶喪失の彼女は、蒼龍と名乗る黒衣の男に狙われていた。どうやらおやじは蒼龍を知っているようで……。切ない想いが交差する第二弾!
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てつし、椎名、リョーチン、竜也兄、みんな凄いよ。地獄堂のおやじやガラコには恐れ入ってしまうけど、みんなは本当にスカッとしててそれが楽しい。恐かったり哀しかったり、いろんな感情を少しずつ分かっていくのがいいね。
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①の感想の時にも書いたけど、本当に児童書かって位
人間の裏の顔や、救われない物事・・・・。
怖いだけでは無くて、切ない思いや考えさせられることもある。
あとがきを読んだら、この作家さん一昨年に亡くなっているんですね
51歳の若さで亡くなったとか!
他の本も読んでみたいなと思ったくらい気に入ったけど
新作はもう出ないので少し残念ですが
色々とまだまだあるので他の本も読んでみたいです。
表紙は見た事があるものが沢山で、これも香月さんの
本だったんだ~と思ったのが何冊かあった。
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3人悪、今回も大活躍!
保健室の先生、いい味出してます。家族もナイスで笑わせてくれる♪
幽霊屋敷になった経緯や、その顛末は切ないけれど、どこまでも前向きな3人が、ブルーな気持ちを吹き飛ばしてくれるみたい。
第3話は、とびっきり切ない。
3人は、こうやってどうにもならないことを何度も経験して成長していくのだろうな。
最高のエピローグには、つい涙ぐんでしまった。
よかった、本当によかった。
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児童文学にしては厳しい現実を書いているところが、大人が読んでも面白い。
子供たちはこういうのを読んで、大きくなってほしいな〜。ファンタジーというものと、実社会のことと両方学べるところがあると思う。
最後の「夢の果てまで」は泣ける。電車で読んではいけません。
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名言が!多い!
以下ネタバレ
「誰も悪くなかった。ただ、世の中が悪かった」
差別に対してこうもばっさり切れるかと
「立ち止まってはいけない。どこかに必ずある幸せにむかって歩き続けなければならない。」
前を向けと背中押されたきがした
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シリーズ第2弾
ひょんな事から、地獄堂に出入りするようになった三人悪は
おやじから教えられる本格的な「呪」によって
三人それぞれが心に持つ勇気や優しさや知恵を活かした
呪札と呪文で、怪異に立ち向かっていくことになった。
今回は、どの話も切ない話ばかりで胸が苦しかった。
三人悪それぞれの個性と感じ方と正義感と優しさが
存分に発揮されていた。
そのまっすぐな純粋さは、自分が成長するにつれ忘れていた
大切なものだったりする。
だから、子供向けといいながらも、心に響く。
怪異も好きですけどね(^◇^;)