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http://takotakora.at.webry.info/201511/article_9.html
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最終巻が文庫化されていたを店頭で知り、慌てて買ってきましたよ。
やっぱり私は親目線で見てしまうので、今回は大福さんのお父さんに泣かされました。
猫弁は相変わらずで、向かない人にはとことん向かないタイプだとは思いますが、大福さんという素敵なパートナーがみつかってよかったな。
そして最初からずーっと気になっていた猫弁のお母さん問題。
やっと解決しましたが、そのお母さんが青い瞳にした理由って、何かありましたっけ……?
別に瞳の色まで変える必要はなかったんじゃないの? な~んて、そこだけちょっとひっかかってしまいました。
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とても良い話でした。
1~4巻までの流れから、いきなりヘビーな案件となったので、一体どうやって終わるのかとはらはらとしていましたが意外な展開で後半ちょっぴり涙がにじみました。
相変わらず読みやすくて、疲れたときには最適な内容です。文章としては、ややさっぱりしすぎなところも感じますが、そんなことは最後の大団円で忘れてしまいました。
百瀬先生に幸あれ!
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【2016年4冊目】
猫弁シリーズ最終巻T_T
感動しましたT_T
ほんとうにいいラストでしたT_T
オススメ!!
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猫弁シリーズ第5弾にして,シリーズ完結編。前作から,やや緊張感がある展開になっていたが,ますます緊張感が高まっている。話の核となる部分は,アメリカ人のスパイ,シュガー・ベネットの裁判。強制起訴されたシュガー・ベネットの裁判で,百瀬が指定弁護士を務めることになる。シュガー・ベネットの弁護人は,前作で,百瀬太郎の弟と称していた赤毛の男,ユリ・ボーン。
サブとなるエピソードは,これまで以上に小粒。1作目と4作目で出てきた赤井が,百瀬の事務所の手伝いとして,「生まれかわり」と称して猫を譲る行為をしていた青木その子という女性について調べるエピソードと,大福の結婚に向けた準備についてのエピソードが混じるくらい。
今作は,百瀬太郎の内面の描写を減らし,猫のテヌーから見た描写も加えられている。1作目の段階で,最後に,母親が被告人の裁判で指定弁護士をさせるという構成を考えていたのであれば,シュガー・ベネットが,百瀬太郎の母親だったという真相で読者を驚かすような構成も可能だったと思われるが,そのような構成にするのではなく,真相は見え見えにした上で,最後の最後で,被告人質問という形で百瀬太郎と母親の会話をさせるという形にまとめている。百瀬太郎は,母親が,AMIという諜報組織を抜けるために,懲役3年の刑を受けさせるという方法を選択したという発想は非常に面白いのに,ミステリとして仕上げるのではなく,感動モノの小説として仕上げている。ここは好みの問題だろうけど,個人的には,ミステリとして仕上げてもらった方が好きである。
ラストで,百瀬太郎の母親が出所してくるまで結婚式を延期しようといった大福亜子の父と大福亜子の判断や,最後の会話など,じんわりくるエピソードで終わっている,「いい話」であり,たまにはこういう話もいいんだけど,このプロットであれば,あえてハッピーエンドにせず,ミステリ的な見せ方を工夫して仕上げてあれば傑作になったと思う。惜しい作品。★3か★4か微妙だけど…★3かな。
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ついにシリーズが完結してしまった。
思えば一作目を読んではまって、読みきったけど、シリーズを通して色んなキャラが出てきて楽しかった。
本作は猫弁の恋愛もクライマックスだけど相変わらずの猫弁ワールドで、周りがかきみだされる。
けど結果としては良かったのかな?
とにかくこのシリーズに出会えてよかった。
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これまで登場人物も物語もゆる〜く流されるように進行してきた猫弁ながら、最終巻は強い意思と緊張感をもって描かれていた。
最後まで真っ直ぐブレない百瀬、すっかり一途で愛らしくなった亜子、百瀬を信頼しつつも親の目線でハラハラ見守る従業員2人、そして母親との思わぬ再会、フイナーレに相応しい名作だと思います。
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遂に完結。無事ハッピーエンド。
誰も傷つけない、悪い人がいない…すごくないですか?こんな世界に住むことができたら、幸せだろうなぁ…
百瀬さん、亜子さん ずっとずっとお幸せに!
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猫弁シリーズ完結編です。本作では、猫弁・百瀬の母と裁判で対峙するのですが、百瀬の淀みない弁論に感動し、その後の展開にも感動し、、、最高でした。文句なしの5つ星です。
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猫弁というと、どうしてもドラマのほうが先行してしまう。猫弁イコール吉岡くんのイメージは、ドラマのせいで固定されてしまってるんだけど(笑)、原作を読むと・・・正直、もっとイケメンなイメージなんだよな(笑)。吉岡くんには悪いんだけど。^^;;;
天才弁護士・百瀬太郎は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴にかかりきり。おかげで自分の事務所にも来ない。婚約者の大福亜子との挙式の相談もすっぽかす。しかし、そんな彼の幸せを願う、多くの人々が彼のためにと、動き出す。
女性スパイが、たぶん、そうなんだろうなぁ、とは思うものの、百瀬くんはどうしたいのだろう?というのが読んでる最中は予想がつかなかった。ただ捕まえたい、というのとは違う、何かがあるとは思ったけど。しかし、同時進行してる亜子ちゃんとの結婚も心配でした(笑)。今まで出てきた登場人物たちが、百瀬くんの代わりに頑張ってる姿は、なかなか出てこない百瀬くんをフォローしてて(笑)、よかったです。^^
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猫弁シリーズの最終作。
これまでの4冊は、色々なストーリーが重層的に絡み合って最後に纏まって事件解決、あちこちに張り巡らされた伏線が収斂していく過程を楽しむタイプだったが、本作は人の優しさや人生観に焦点を当てており、幾分毛並みが異なっているように感じられた。
猫弁シリーズの軽快な読み口を期待していると、少し重たく、物語の展開としては作り込みが浅いと感じるかも知れない。むしろ、ここまで深化させることの出来る作家さんだということ。元々脚本家が本職だったとのことだが、本編は克明で深みのある内面描写が多く、ドラマ向きではなさそう。
全5作読む間に湧いた登場人物への思い入れとともに読み進めると、一層感無量。
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最終巻にしてついに文句なしの星5!!
いままでは弁護活動というよりは謎解きがメインだったけど、今作は裁判のシーンに焦点が当てられている。
その裁判とはアメリカ人の女スパイを日本の法で逮捕できるのかというものだった。百瀬はそのシュガー・ベネットを起訴する立場となり、前作で「弟」と偽って百瀬に近づいたユリ・ボーンと対決する。
この最終巻ではついに百瀬の母親がどのような人物だったのかが明かされる。ラストの親子のシーンには感動。
さらに赤井玉男や二見純、沢村などいままで出てきた登場人物たちも再結集。大団円といっていい終わり方だ。
百瀬と亜子が迎える結末も予想の斜め上だった。一瞬バットエンドで終わるかと思いひやひやしたが、常人の枠には決して当てはまらない百瀬をそのまま受け入れようとする亜子が健気でよかった。会話文だけのエピローグも素敵。
百瀬にはこれからも「正義の味方」として弁護士を続けいってほしい。
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弁護士会館の図書館で、ユリ・ボーンと百瀬の会話。「彼女は絶対、出さない!」の百瀬の強い意志が何故なのか……。それが分かった時、こういう形で君は守ったのか……と感無量でした。亜子が百瀬に何処までも着いて行く純粋な心。野呂と七重の百瀬を包み込む家族愛。シリーズ通して、とっても良かったです。私も辛い時、悩んだ時は一旦、空を見あげよう!て思います。涙が溢れないように……。
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猫弁、完結なんですね~
また、続きを読みたいです。
亜子さんと結婚後の百瀬の生活知りたいです。
TBSでドラマ化されていたんですね。
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第一作の時にこういう構成を考えていたのだろうか?
人物像は書き続ける内に明確に魅力的になるものだが
登場人物に頼り長く続けるだけの作品ではなく、途中
の事件もすべて関わってくる
そして、母=魔女との対決は必然だった・・・