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テロ組織内部での犯罪。警察は呼べない、証拠調べなどの捜査的行動は無理、使えるのはメンバーの頭脳のみ。読んでるこちらの頭脳はチョッピリついていけない。面白かったけど、熱が出そう。
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優しい?テロ集団2作目は長編。
密室で仲間が殺される=仲間が犯人。
疑心暗鬼の推理ゲームの二転三転は毎度楽しい。
そして、また優しい?テロ計画でした。
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反政府テロリストの「兵器」考案中に起きた殺人。相変わらず閉鎖空間の作り方はうまい。
誰が?なぜ?殺したのかという謎よりも、反政府活動の詳細やメンバーの考え方の描かれ方が興味深い。「組織」に属しているが故の考え方が鍵になるのはわかるが、動機は共感しづらいな。
でも、なんだかんだで楽しんで読んでしまった。
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普段は一般人と同じように生活をし、決められた週末にのみテロ活動を行う反政府組織。
お互いのコードネームしか知らないメンバーだが、同じ目的に向かい日々活動に励む中で、結束力は上がっていた。
珍しくグループ全員が集められた任務の夜…メンバーの一人が死体となって発見される。
誰かに殺されたことは明らかだが、外部の人間が入ることは不可能な場所。
犯人はメンバーの中に・・・?
任務に取り組むとき、犯人を捜すとき、メンバーの会話がメインでストーリーが進むのですが、そのテンポの良さに引き込まれました。
優秀な人材を集めたというだけあって、会話のスムーズさというか、一歩先を読む感じがすごくいい。
こういうやりとりを見るのって実際にも好きなので。
仲間の中に被害者と加害者がいる状態。
誰の何を信じればいいのかわからない恐怖感。
人の本性とか建て前とかがよく見えますね。
やっぱり石持さんの作品は読みごたえがあって楽しいです。
最後の最後の結末が読めてしまったことだけが残念でした。
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小説
テロ組織内部で殺人事件が起きた。この組織のメンバーは、平日は一般人を装い、週末だけ作戦を実行。互いの本名も素性も秘密だ。外部からの侵入が不可能な、軽井沢の施設に招集された八人のメンバー。発生した殺人の犯人は誰か?テロ組織ゆえ警察は呼べない。週明けには一般人に戻らなければならない刻限下、犯人探求の頭脳戦が始まったー。
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テロリストシリーズ、「撹乱者」の続編ということのようですが特に読んでいなくても問題はないです。共通して出てくるのは串本氏のみ。指令をひとつひとつ別視点で語っていた前作と違って、今回は長編でしかもクローズドサークルで殺人が起こってしまいます。参加者それぞれの本名すら知らない状況で理詰めで犯人を導き出すという驚きの本格。出た答に納得させられてしまった事、組織の実態がなんとなく見えたこともあって前作と違って読後はすっきりです。ラストの一行も悪くないです。
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反政府系テロ組織の中の1グループらしき集団の中で発生する密室殺人。会話を中心に推理合戦を展開する石持氏お得意の構成で、いろいろな立場の人の論理展開を楽しむことができます。
最後にちょっとしたサプライズもあり、期待通りのクオリティでした。
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’21年3月5日、読了。
ずっと「積読」状態だった石持さんの作品、ようやく読みましたが…なかなか面白かったです。いかにも、石持浅海!論理的思考で、特殊な閉じた環境下、問題を解決していく過程が、「らしいな」と、関心しました。
久しぶりの石持作品、殆どイッキに読んでしまいました!満足!
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テロリストシリーズの第二弾
今回は連作短編ではなく長編
軽井沢の別荘が舞台でした
任務のために集まったメンバー内で起きた殺人事件
事件は忘れて任務を遂行しろと・・・
そして翌週また・・・
犯人はいったい誰なのか、気になって先を読まずにはいられないまた読みやすいのでどんどん進みました
そして結末・・・
楽しめました