投稿元:
レビューを見る
本家シリーズは姑獲鳥とかコミック数冊しか読んだ事がないので、導入みたいな気持ちで新鮮に読めました。本家をウィキってみると、三人の関係性が少々美化されてる気がしないでもないですが、友情の芽生える青春は非常に好ましいです。これを読んだ事で本家への興味が湧きましたが、その前に「KADOKAWA×講談社」で刊行されるこちらのシリーズを追ってみようと思います。
投稿元:
レビューを見る
中禅寺、榎木津、関口の学生時代の話。
ちょっと中禅寺が周りから持て囃されすぎてるとか、原作では名前しかでてきてない総一郎が結構でてくる…など若干引っかかる部分もありますが、そういうところはあまり気にしないよ、スルーできるよという人にはおすすめかな…。
話自体は読みやすくて面白かったと思います。
最後に私の想像なんですが、三人、特に中禅寺は素直に友情とかを口に出したり表したりってことはしないような気がしてたので…青春感というか友情が結構素直に表に出てたのにはちょっとびっくりしました。
まさか『友人』という発言があるとは…。
ただ、若い頃ですからね。青春時代だからと考えるならそれもありなのかも…?
投稿元:
レビューを見る
京極堂・関口・榎木津の高校時代の出会い。友達連呼だ。青い、青いよ!青い春だよ。榎さんのキャラに若干違和感あったけど、「面白ければ何でもアリなんです。」だな。
投稿元:
レビューを見る
関口、中禅寺、榎木津の学生時代の話(^^)三人とも出会った時から、鬱で博識で破天荒だったんだな~(^^;)藤牧が登場した時「おっ‼」と思った(^o^)
投稿元:
レビューを見る
すごく読みやすかった。
登場人物がすんなり入ってきたのは、先に読んでいた『桟敷童の誕』(佐々木禎子)のおかげか?
遠田志帆さんのカバー絵はきれい!
投稿元:
レビューを見る
京極氏公認同人誌、といった感じ。内容もそれほど深いわけでもないのですぐに読めます。京極堂シリーズのキャラが好きで、少々キャラのイメージが違っても許せるならどうぞ。京極達の学生時代をそこそこ脳内補完出来るかも?
投稿元:
レビューを見る
「百鬼夜行」公式シェアード・ワールドシリーズ『薔薇十字叢書』。百鬼夜行シリーズ新刊が出ない今、パスティーシュシリーズで糊口を凌げとでも……第一弾の著者と装画は…買ってしまうじゃないか…。
しかしまぁすごい勢いで出るのでどこまで買うべきか悩むところなので、とりあえずは安定の愁堂さんと佐々木さんのを購入。装画がまた遠田さんととれしばさんで買うしかない。
で、まずはこちらから。遠田さんの表紙が美しすぎてどんな耽美な学生時代なんだとつっこみながらニヤける。そんなキラキラなイメージと相まって、いくらまだ若かりし頃とはいえど、中禅寺と榎さんが優しすぎてこそばゆいったら。皮肉めいた言葉など本家の容赦無い感とは比べ物にならず…ああこそばゆい。
薔薇十字叢書の「世界観と登場人物を生かして」というところが、あくまで別次元パラレルとしていいのか、同次元のスピンオフとしていいのか微妙なところではあるんですが、ラノベ文庫の方で出てるのとかはパラレルって書いてあるし、別次元でいいのかな。
しかし愁堂先生のペンネームというかきっかけ自体思いっきり百鬼夜行シリーズだったとは(無知ですみません)、それはもうこの企画参加はさぞ感慨深いだろうなぁと微笑ましく。
あんまり内容に触れてませんが、とにかく良くも悪くもまだまだ「普通」の3人が見られますので、ニヤニヤしたい人は是非。
投稿元:
レビューを見る
表紙の二人が美しく、あれ、これこのまま人形にしたら売れるんでないかな、と思いました。や、関君もね、なんたってハムスターですから。今は猿でしかない(?)奴が、昔ハムスターですから。恐れいりました。後々の彼の構われ具合の一端を、垣間見れた気がします。
あと、お兄様のウインクとか貴重!!(何が?)
これこそいけますよねシリーズ化。だめですか、この叢書でシリーズ化求めるのは駄目ですか!?
後書きの、作者のミーハーぷりに、内心ぐっと拳をにぎりました。(称えている)
投稿元:
レビューを見る
関口、中禅寺、榎木津の学生時代の出会いから日常、事件解決まで、過去を楽しめる一冊になってます。ちょっとまだ若い考えの中禅寺とか、今よりちょっとまともなような榎木津とか、例の事件が起きる前なので、少し明るい関君が見られます。もとから欝々としていたようですが。
投稿元:
レビューを見る
今更ながら本屋で見つけて驚き即購入。表紙で取ったけどまさか京極堂シリーズの公式二次創作とは…!!
あの世界観を再現できるのか?と疑問だったのですが、あとがきから感じる愛はさすがでした…すみませんでした。本当読んでて楽しい。3人の出会いとか高校生とか…堪らな過ぎる…!!そして京極先生公認…!!是非読んでいただきたい。後悔はないと思う。高校生榎木津が女学生を妊娠させたという噂が、ってあらすじからたまんないですよね…。
他にも着々と薔薇十字叢書シリーズが出ているそうで。しかしなぜ途中からホワイトハート…笑
取り敢えず2冊目購入しましたがまだ手はつけてないです。いや…あまりにも一冊目のイラストの美しさと『高校時代』という美味しいシチュエーションが離れず…あのまま愁堂れな先生に続きを出して欲しい…イラストも欲しい…と浸っています。2冊目はどうだろうか…今後シリーズ読破するのか…はまだわからずです。この巻についてはとても良かった。とだけお伝えしたいです。
投稿元:
レビューを見る
京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズの公式シェアードワールド。
京極堂、榎さん、関口くんの出会いと最初の事件の物語です。
百鬼夜行シリーズに比べ非常に読みやすい文体で書かれているので、百鬼夜行シリーズは敷居が高いと思っている方にはおすすめ。キャラクターの魅力は百鬼夜行シリーズと変わりません。
ところどころでやっぱりこの3人も若者だったのね、という気持ちになります。中禅寺が老成しきっていない感じとか、感情の出し方も若者という感じがして普段百鬼夜行シリーズを読んでいる人間からすると微笑ましいと思ってしまいました。そこの所が上手いなあとも感じました。キャラクターがしっかり出来上がっている3人をきちんと若返らせたというのがすごいですね。あ、藤牧もちゃんと登場していました。芸が細かい。
著者のあとがきにもありますが、本家の雰囲気と少女マンガの世界、2時間サスペンスをあわせたようなさらっと読める小説でした。
投稿元:
レビューを見る
まだまだ神じゃない榎さん、その榎さんにちゃんと人間扱いされている(!)関くん、15、6にして既にその片鱗を感じさせる中禅寺…
だけれども皆それなりに可愛らしくて、一高時代の3人はなるほど、こんな感じだったのかも。
あとがきの愁堂れなさんのペンネームの由来なども含めて、「へぇー」「ほぉー」と、まるごと楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
本来の天邪鬼の意味には目からウロコ。それ以外に蘊蓄らしい蘊蓄もなく読みやすい作品ではあった。
面白ければそれでいいというコンセプトらしく、百鬼夜行のキャラクターを借りた同人作品ぽさは否めない。
高校生の榎木津、中禅寺が関口にやたら甘く笑ってしまった。
出る出ると言われているシリーズが10年近く出ない中、こういった遊び心は嫌いじゃない。愁堂さんまた百鬼夜行シリーズの番外編を書いたら手に取りたい。
投稿元:
レビューを見る
本家公式二次創作とあって、読みやすく登場人物も本家よりは幾分丸く(笑)仕上がってはいるものの、楽しく読めた。
何よりも読んでいてニマニマしてしまう。
木場修が出てこないのが少し寂しいけれど。
(学生時代なので仕方ないといえば仕方ない)
正直、話の流れは読みやすく、事件自体も予測がついてしまうのでミステリー要素を期待してると少し物足りなさがあるかもしれない。
京極夏彦が描く百鬼夜行シリーズに比べると先が読めない謎の雰囲気や、例の薀蓄、薀蓄に次ぐ薀蓄、そして妖怪じみた感というのはないけれど、これはこれでありだなという感じ。
次作が出たらまた読みたいなと思う。
彼らの学生時代がこうだったら、なんて想像を形にしてくれたようで、ほっこり出来る1冊。
これを読んだ後に現実を見るのが辛い……笑
過去は美化される、と思っておこう(……。)
投稿元:
レビューを見る
京極堂シェアードワールドとか言うらしい。
可愛気あって微笑ましい学生ちゃんとか、関口はともかく京極堂と榎木津は身の毛がよだつ程気持ち悪い〜
こういうのでお茶濁さないで、シリーズ新作希望!せめて百鬼徒然袋か百鬼夜行‼︎