紙の本
美味しそう(笑)
2015/10/31 11:50
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投稿者:rururu - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも本当に楽しく美味しそうな元気なコミックです。
南紀には行ったことないですが、とても美しい場所だということがわかります。
機会を作って行ってみたくなるような本です。
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山と海、どちらにも美味しさを育まれている様々な良質素材を、蘭さんが主婦ならではの目線と、見た目によらず見事な調理技術で、更に美味しくしてくれる、この『南紀の台所』、1、2巻とも面白く、レビューを書かせてもらうほど好きな作品なのだが、この3巻で更に好きになれた
画力の向上ってのも、その理由だが、やはり、大きいのは、新キャラ・島波あるく君の存在だ
昨今じゃ大して珍しくない、料理する男子を、田舎生活に何だかんだで慣れ出し、愉しめる強さを持っている蘭の日常生活に関わらせる事で、ストーリーに深みが増している
蘭さんの、心と口が直結していて、思った事をすぐ言葉にしてしまう癖は、彼女の短所である事は確かだが、それ以上に、人の心に光を射せる、人として優れている面だろう
誰かに褒められる、誰かが認めてくれる、その言葉だけで、人はビックリするくらい、肩や背中が軽くなり、目の前が開けるものだ
蘭さんが多くの人に愛される理由が、この巻で改めて納得できた
どの回も、紀伊半島の魅力を食で存分に伝えてくれ、登場する料理はどれも美味しそうで甲乙がつけがたいが、個人的な舌の好みで選ばせていただくなら、やっぱ、第12話「海もり山もり牡蠣づくし!の巻」だ。特に、牡蠣ごはんのおにぎり、これは日本人にとっちゃ、胃袋にクリティカルヒットだろう。米からして美味いのに、そこへ最高の牡蠣が投入され、極上のエキスが染み込むって!? 森と海の競演を叶えてくれる、最高の握り飯だ
この台詞を引用に選んだのは、蘭さんの才能は料理だけじゃないな、と感じるものなので。自分の住んでいる土地の良さ、それを見つけるのは案外、難しい。当然、それは対人関係でも当てはまるだろう。場所にしろ、友達にしろ、良い所を直観し、好きになる、それは生まれ持った才能だ。けど、絶対に身につかない訳じゃ無い。私も、蘭さんみたいになりたいね
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まだまだ色んな食材があって面白い!
食の文化について触れている点も良いです。とちの実の由来、勉強になりました。
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シリーズ、第三弾。
東京生まれで東京育ちの蘭。
彼氏の巴の転勤に合わせて、結婚と引っ越し。
紀伊半島の先の小さな港町。
何もない田舎暮らしに、果たして?
稲刈りや熊野古道の散策、酒蔵体験などなど
いろいろ豊かな食材に、羨ましくなりますね。