あかつきの塔の魔術師 みんなのレビュー

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：はにーとーすと　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

サントリムの第三王子、ヒューイ（受け）とその従者で魔術師のレニー（攻め）のお話です。
蒼穹の剣士と漆黒の騎士のスピンオフですが、このお話単品でもしっかり読めます。
前作もファンタジーなので今作ももちろんファンタジー。
前作から５０年後のお話だそうです。
のほほーんと、隣国セントダイナで人質として暮らすヒューイ。
そんなヒューイに魔術を教えながら一緒にいる従者、レニー。
レニーの腹黒さとヒューイのぽやーんの対比が楽しめます。
前作で出ていた狼炎がロマンスグレイになって登場してます。
ただ、今作も続きモノ。
セントダイナの二人の王子の王座をかけての争いや、ヒューイの魔術師としての素質、
ヒューイの母である女王とレニーとの契約などどれもこれも中途半端で終わります。
ガーン、また、このお話も続くのね・・・タイトルに（１）って付けてほしいですねぇ。
なのでラブ度も低め。まったくいろいろと途中までしか進んでません。
今作だけではなんとも評価に悩みます。これまた次が待たれるお話です。