紙の本
ロマンスと、サスペンスそして、正義
2015/09/19 20:41
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投稿者:あいあいあいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シチリアを訪れたアメリカ人デザイナーのジェイミーは、大学教授である祖父の依頼で、彼のかつての教え子ステファノ・レオーネ検事に届け物をします。
はじめは、マフィアの手先のような扱いを受けていましたが、素性がはきりすると、スフテファノは、ジェイミーに惹かれます。
二人で過ごす四日間。
それはジェイミーにとってもステファノにのっても忘れられないような時間となりました。
それでも、将来のことを話せないステファノ。
何も話さないまま別れます。
しかし、ジェイミーを待ち受けていたのは?
ロマンスと、サスペンスの入り混じった作品です。
展開がゆるくなったり、アップテンポになったりと、引き込まれます。
ジェイミーの行動力もすばらしく、知的で家族思いなのもよかったです。
祖父に育てられたジェイミーは正義感を持っていると感じました。
面白かったです。
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巨悪と闘うヒーローに愛されることで危険にさらされるヒロイン。結構痛い目に会います。
愛されてもあんな目にあったら、私は無理だなあ~と思いながら読了。
ヒーローはヒロインにメロメロ。hotなシーンも全開でリサ・マリー・ライスらしい作品です。
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(ネタバレ有り)
いつものヒーローと共通点はあるんだけど
ちょっとだけ違う? と思いながら読んだ。
祖父のお使いも兼ねてヒロインはシチリアへ来た訳だけれども
たとえ(祖父が)辛い目にあったとしても
そもそも祖父はヒーローの立場が分かるはずなんだから(元々の職業柄)
その辺りも覚悟しているべきでは? と思った。(厳しいだろうか?)
呑気に素人のヒロインにおつかいものしていいのか? と思ったけど
そうでもしなきゃ、ふたりは出会えないんだよね(笑)。
上記に関するもやもやを除けば、割と楽しんで読めたかな。
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シチリアにデザインの取材と休暇にきたデザイナーのジェイミーが、祖父についでと頼まれたお使いで出会ったステファノ判事とのめくるめく愛。
全体の8割が勃起しっぱなしのロマンスシーン、さすがマリー・ライス。
残ページが残り少なくなっていくのを感じながら読み進めて、どう終わらせるのか心配になる急展開です。
実際に似たような苦難の判事がいて…という後書きを読んだので、内容をずっと重く感じて読み込めた気がする。
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90%ホットで、5%食事やプール、地の文で、3%がおじいちゃんのことで、残り2%で事件解決した感じかな(おいっ!)相変わらずの電光石火な事件解決に驚くとともに、敵のあっけなさにも驚きます。あんた、この4年?3年?なんだかんだと検事ヒーローに捕まらないようにしてたのに、弱点になりうるヒロイン見つけたーとばかり動き出して4日もしないうちにパーンである。( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーンではなく、死に至るパーン、いやバンか。あとさ、ヒロイン、ナニをスケッチするのやめてあげて(笑)The Italian
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
取材と休暇を兼ねてシチリアを訪れたアメリカ人デザイナーのジェイミーは、大学教授である祖父の依頼で、彼のかつての教え子ステファノ・レオーネ検事と連絡を取ろうとする。しかしマフィアに暗殺の標的とされ、精鋭部隊の厳重な警護下にある彼には容易なことでは近づけない。苦労の末ようやくステファノとの面会が叶ったジェイミーだったが、そこで待ち受けていた彼の、皇帝とも見まがう男性的魅力に圧倒されて…官能に彩られためくるめく四日間が始まる。エロティック・サスペンスの決定版!
ページ数が少ない設定にしてはよくまとまった作品かな。
え?見張りはつけないの?って突っ込んだ以外は面白かった。
ラスト教授とステファノの再会シーンが欲しかったなぁ。
The Italian by Lisa Marie Rice