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古代中国の歴史ロマンを格調高く描く宮城谷昌光さんの、随筆集。この本には覚えておくべき名言が多くちりばめられている。共感できる言葉が多くちりばめられている。そう、持つべきものは『努力する才能』だ!
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たくさんの春秋時代に触れてから、まとめとして読むと楽しいと思う。導入でもいいのかもしれないけど、私は導入に使ったことがないから感覚が分からない……
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前半は中国紀元前、春秋時代の主要な「君主」を集めた列伝。後半は著者・宮城谷昌光氏のエッセイ集。
エッセイの中には著者の司馬遼太郎さんへの思いと最初で最後の対談の様子。宮城谷氏のデビュー前の回想など。個人的には、「孟嘗君」連載中で、阪神大震災に遭遇した神戸新聞社の話。藤沢周平作品について宮城谷氏が言及している部分が興味深かったです。
その後、藤沢周平作品を読むようになりました。藤沢周平作品を宮城谷氏がどう考えているのかがわかる一文を引用しておきます。
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★2010年42冊目読了『春秋の名君』宮城谷昌光著 評価B
様々な中国古代の人物を歴史小説として物語にして発表してきた宮城谷氏のエッセイ。物語の裏にある作者の思い入れと苦労、そして彼の信条が書かれている。確かに、彼の作品には、登場人物への大きな思い入れが感じられていたが、果たしてそのとおりであった。また、絶え間ない努力によって、物語を紡いで行くタイプの作家であることが、よく理解できた。また、彼の欠点である後半の尻すぼみパターンも彼の創作スタイルからすれば、やむをえないことと納得できるところもあった。まあ、彼の作品のファンでないと、読んでも面白くもなんともないでしょうね。
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前半は春秋の名君のアラカルトなのだが、
後半は作者のこだわりを書いた個人のエッセイ。
宮城谷ファンにはたまらないのだろうが、
タイトルが春秋の名君だけにうーん。
また、春秋の名君といっても有名な話が短編で
載っている程度。
ただ、作者は中国古典に造詣が深いので、
得る物もあるだろう。
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2013年09月 01/47
宮城谷氏のエッセイ。前半の名君振り返りページを読むと、またそれぞれの名君の物語が読みたくなります。後半は氏と本の付き合いや生活が垣間見えます。ステキだなぁ。
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一応、中国史カテゴリだが、後半はほぼエッセイとなっていた。司馬氏が好きなので、最初で最後の司馬氏と対峙は感慨深い。
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春秋時代とは秦王朝樹立の200年前、紀元前700~400年前である。中国歴史ドラマ『孔子』を毎晩ビール片手に飲みながら観ている。孔子の生きた時代とあってタイミングがよかった。内容よりも作家「宮城谷」その人に興味を持つ。
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三章からなるエッセイ。一章は表題通り、春秋の時代に活躍した君主たちの紹介。二章は作品に関連した随筆。三章は人生を振り返っての随筆。宮城谷さんの真面目さ、一途に熱中する様等、楽しかったです。
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いろんな媒体に書いた短いエッセイをかき集めたもの。
普通におもしろいけど物足りない。春秋関係ないじゃんというものもあったし。でも十八史略を読んでみたくなったのも確か。