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投稿者:ぴっきーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どものことで落ち込んだら読むべき本だと思います。薄くて直ぐ読めてしまいますが、内容は身に沁みます。
失敗しちゃった親?!でも ここからスタートできる
2015/10/29 21:12
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投稿者:おーば - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通りのコミックエッセイです。
「スッキリ!」などの著作がドラマ化されているので
著者の上大岡トメさんの絵には馴染みがあり
ああ、あのときのこども達は今や大学生になったのだなあなどと
まるで友人のご家庭を覗かせていただくように 読ませていただきました。
今回のテーマは「ひきこもり」「ニート」になってしまったときに
親はどう対処するのか という大変重たいテーマ。
監修にあたっているのは、NPO法人・育てあげネットの中の「親セクション」を担当する「結」の相談員さん。
ワカモノが引きこもってしまう原因については
育て上げネットの代表・工藤啓さんの著作で知っていたが
そうなってしまう過程で「親」は結構深くかかわっている。
子どもが小さい頃から成長してからも
「自分の価値観」で良かれとおもってし続けてきたことが
実は・・・なのである
私もトメさんと一緒に 冷汗を流しながら読み進める。
読み進めて、特効薬はないのだと気が付く。
あるとすれば「親のマインドを変える」こと。
一朝一夕にはできない。
でもこの本は変革のためのヒントに満ちている。
この本一冊では 変わらないけれど
マインドを変える為のきっかけには 大いになりうる本。
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育て上げネットのHPを見ていて偶然発見した本。ひきこもりになった子自身だけじゃなく、それを見守る母の心持ちが変わることで、なにかが変わりそう。
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借りたもの。
ひきこもり予防・対策の要点をまとめたインタビューコミック。
ひきこもりの原因と脱却への道筋……それは結局、対人関係、特に親子間のコミュニケーションが大きな影響を与えるようだ。
冒頭から、「ひとくくりに今のコドモたちが弱くなっていると見ない!」「コドモたちの今と親の若いころの時代が違っているギャップに気付くことが大切!」という、前提と核心を突きつける。
コドモとの本質的なコミュニケーションの取り方を、ケース毎の4コマ漫画(OK,NGでの対比)や、引きこもりから脱出した家庭の事例を取り上げたコミックエッセイなど。読みやすい。
思えば、高度経済成長期・バブル崩壊直後の親御は、「就職が安定している」と言っても、会社の風潮と見栄などから“競争社会”を教育に持ち込んでいたのではないだろうか。それが“厳しくしつける”になり、現代がその反動のような“叱らない子育て”を誤った極論にした“褒めるだけ子育て”にしたのではないだろうか?
どちらも子供の感情との共感は無い。
この本を手にとったのは、自身の中に抱えたモヤモヤを解消するためだったと思う。
読んでいて「あの時、こんなふうに言って欲しかった……」と考える。
ちょっと代弁してもらった気がする。
私がこれらを活かせるかどうか、コミュニケーションを、気持ちを汲めるかは私次第。
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不覚にも泣いてしまった。
子どもを親である自分とは違う一人の人間として見ることの大切さ。
話を聞くことがコミュニケーションの第一歩。
耳には届いているから、ひとりごとのように声を掛け続けると、やがてポツポツと反応が始まって、いつか本当の気持ちを聞くことができる。
ひきこもりに限らず、心を閉ざしてしまった人の支援にも使えそう。
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図書館で借りた本。
今の子は弱いからひきこもりやニートになると思われているけど、いまの子ではない自分でさえも、仕事を変わる時になかなか決まらなかった時期、心が壊れそうになっていたのを思い出した。ましてや初めて社会に出るうちの子が何度も何度も不採用、不合格通知に耐えきれるのか。今から心配になってきた。もっと勉強をして、その時にそなえなきゃな。
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ひきこもりの方やその家族を支援するNPO「育てあげネット」の活動について書かれた本。上大岡トメさんのユーモラスであたたかい絵柄で描かれた漫画になっているので、一般の方にも読みやすいと思います。こういう本は入り口のハードルが高いと必要な人に届きにくくなってしまうので、こういう形で活動紹介をしたのはいいアイデア。
支援の形はいろいろですが、マンガで描かれていることをただなぞってもうまくいかないかもしれず、なんらかの形でやはり行政や民間の支援を利用した方がいいのだろうなと思いました(もちろん、その支援の質そのものが問題になっているわけですが)。
まったく個人的な感想ですが、本人に聞こえるように独り言で「今日の夕飯は何にしようかな〜」などと呟くというのは、自分が当事者だったらけっこうイラっときそう。「うるせぇな、わざとらしい」とか思ってしまうかも。
あと、日本の場合はどうしても仕方ないのだろうけど「お母さんを責めるのではない」「お母さんに全てを負わせるわけではない」とエクスキューズしつつも結局は「お母さんが接し方を変えることで本人が変わる」という方法論に終始している感じがして、ため息が出ました。
「お母さんが変わらないと!」って、母はいろんなところで言われてると思うし、これではやはり多くの母が「お母さんのせいでこうなった」と思われていると感じるんではないだろうか…ちょっとモヤっとしました。
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初めて得る知識はなかったけど、余白も多くそうだなと納得しながら読めた。
新たな知識を得る本というより、はたと手を止めてそうだったと思い出すのにちょうどいいかんじ