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他者に話しをするとき、伝えたいことは一度に一つだけ。今まで、その基本を理解していなかったときづきました。だから伝わらなかったんだ!と目からウロコな想いでした。
文章はごくごく普通の言葉で、噛み砕いて説明をしてくれていて、わかりやすいと感じました。
なにしろ、イラストがかわいい!
そこまでとは、ちょっとケイロが違うようにも感じましたが、最後の章『緊急判断力〜3.11から学ぶこと』には、とても感動しました。
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分かりやすかったような、分かりにくかったような。初めて知ったような、既に知ってたような。差が受け入れにくかった。重要思考は頭にいれときます。
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重要思考を身につけて、バランスよく安定したプライオリティづけが出来るようになる本。
重要思考はいわゆるロジカルシンキングの一つで、何も真新しい考え方という訳ではなく、リスク評価でいう「発生頻度(重要性)」×「発生損害(差分)」の考え方をいうものです。
本書が素晴らしいのは、いわゆるテクニックとしての発想を単に論理的に述べているのではなく、既に汎用に耐えている重要思考を、組織のプリンシプルとして置いた環境づくりを提言している点です。
感情と主観は人として生きる以上、必要なものですが、思考と客観性を無視しては議論はできないし、議論なき仕事は機械がする処理に変わらない。 皆がいきいき働ける場所を作ろうという気概を感じる一冊です。
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「重み」と「差」で話す、つまり大事なところでこんなに差があります!と伝える「重要思考」で話すこと。悩みとは感情であり、思考停止状態のこと。止まっている思考を動かすのに一番いいのは、人と話すこと。
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東大出身、ボスコン⇒アクセンチュアを経て客員教授として各大学講師など勤める方の、ロジカルシンキングの技術が書かれている本。
この手の本を多く呼んでいるわけではないが、他書と比較しても根幹となる基本的な考え方が書かれていると感じた。ただ良書ではあるものの、考え方なので、自分自身に落とし込んで実践することで始めて意味を成す。
成長のきっかけにはなりえる良書。以下抜粋
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・話し始める前から、結論は明確でなくてはならない。
・「~が一つある」と言い方はせず、「~が一番大きな原因です」と言いかえることの重要性。すると、次には「なぜ一番大きいかというと・・・」になる。
・ちゃんと聞くということは、自分の聞きたいことを聞くではなく、相手が伝えたがっていることをちゃんと聞き取ること。
・「要は○○ってことですよね」と断定はしないこと。自分の考えを違う言葉で言い切られることは気分が悪いですし、自分の考えとずれていたら「こいつ、わかってない」となってしまいます。
・一般社会では、ものごとを明確化するとは、「はい」「いいえ」で答えられる形に落とし込んでいくこと(誘導尋問)
※かみあう会議の5つのルール
①プレゼンターは簡単な文章でまとめ、みな終わりまで聞く
②質問する前に、みなで3分考える
③勝手に話さない。ダイジなことからずらさない
④賛否を示し、「コメント」に逃げない。
⑤決め方を決めておき、雰囲気で決めない。
・意見が割れたとき、どう決めるかを事前に定めましょう。
(多数決付き、1人で意思決定なども◎)
・ほめるというのは、相手のダイジなところできちんと差を述べること。
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論理的な人になれる世界一シンプルな思考法「重要思考」の解説、実践書です。 これは、是非に身につけたいスキルです。
重要思考とは、「相手にとってダイジなところで、きちんと差があるかどうかを考える。その前提として、各々の主張(「塊」と「つながり」)が曖昧でないか気をつける」の1つだけ。
言い換えれば、「何がダイジか、どんな「差」があるかと考える」だけ。
そして、重要思考とは決して、ただ四角四面に考える・伝えるということではなくて、自分の気持がきちんと整えられ、相手に伝わること。だからそれは相手を幸せにすることでもある。
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MITビジネススクールの三谷氏が記した本。
ロジカルシンキングをシンプルに、本質は変えずに切り口を変えた重要思考。違いと差。これを意識することとのこと
・話すことで考えること。複雑曖昧な思いが自動的に単純になる。そして何より相手からのレスポンスが思考を進める。
・結論を先にいい、相手の納得に必要な情報を柁時名ところだけ付け加えていく。状況や前提は全て話すのではなく、結論に必要な前提だけを話すこと。
・伝えるときには一つずつ。いっぺんに全部進もうとすると失敗する。
・5ワード以下で区切りながら、短く話す。言い直さない。言い直すくらいなら同じことを繰り返す。
・人は他人の言ったことより何より自分の言ったことを信じる。
・相手が話すことはまずは材料だと思えばいい。相手の話しに潜む大事なことや面白い差を発掘することがきくこと
・会話の無駄、暴走を防ぐための議論ルール5つ
①プレゼンたーは簡潔な文章でまとめ、みなは終わりまで聞く
②質問する前にみなで3分考える
③勝手に話さない。大事なことからずらさない
④賛否を示し、コメントとかに逃げない
⑤決め方を決めておき、雰囲気できめない。
・プレゼンテー書の最後は文章で言葉で簡潔にまとめる
・考えないで質問すると感情的になる。3分考える
・百考は一行にしかず 相手に自分で発言させ、議論に参加させる→小グループから積み重ねる
・誰を?ニーズは?提供価値は?方策は?
・ファシリテーション
・プロセスを伝える。コーチ役として議論の仕方にのみ口を出す
・視点を伝える つっこみ役として質問だけ投げかける
・答えに導く リード役として考え方のフレームワークを与える→フレームワークを書いて仕切る
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だいぶ今までと同じ話が多くなってきたかな。対象読者を若く設定し、今までよりも分かりやすく書いてますが。
それにしても、重要思考は実践的だと思います。
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物事をちゃんと伝えるためには、論理的な考え方や会話のしかたが必須である。本書では、「考える・話す・聴く・議論する」の4ステップに分けて、『重要思考』に基づいた「ロジカルに伝える技術」を伝授している。以下、個人的な備忘録を以下に示しておく。
・ロジカルの基本は塊とつながり
・重要思考で考える。重要思考とは重みと差である。ダイジかどうかは重みで示す。
・悩みは感情であり、思考上は停止状態。それを解決するには人と話すことが一番。
・相手に結論を言わせと、よりよい。
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本の体裁から、あまり期待せずに読み始めたが、期待以上だったと言える。
特に、会議について「発言の前に3分考えさせる」こと や「話題が逸れたら、それをきっちり指摘する」というようなファシリテーションについての考え方はわかっていても、出来ていない。 時にはこういう本で、自身の行動の整理をするとともに、若い世代にも広めていく必要を感じる。
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「最も大事なものを伝える」「どれだけを伝えないか」が、評者に欠けていると思った一冊である。
「君の言うことは伝わらない」と職場の先輩に言われ、某有名な本まで借りた。それでも身に入らず、本書を購入したのがきっかけである。
評者は自身を「論理的な人間」と思っていた。いや、思い込んでおり、”すべて伝えなければならない” みたいな思考に固まっていた。
もっとシンプルに「何が一番重要か?」「差はどれぐらいか?」をトレーニングして、先輩を見返せるか。これからが本番である。
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重要思考
相手にとってダイジなところで、きちんと差があるかどうかを考える。その前提として、各々の主張(塊)が曖昧でないか気をつける
「重み」 何を大事だと思うか?
と
「差」 何がどの程度すごいか?
ほめるの極意
①他(自分とか)とちゃんと比べること
②相手のダイジなところでほめること
スライドにボケやツッコミを担わせる
しゃべった通りにスライドに書いてない、書いてある通りにしゃべらない
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重要思考ということで、
ものごとの一番重要な部分にフォーカスをあてて
みようということでした。
例えば、節電のお話で
夏のピーク時の節電をする際に、じゃあ家中の家電全部を
最新のものにすれば良いのか、ということについて、
そもそも、昼間に動かす電化製品では照明やテレビは
ほとんど使っていない。エアコン、冷蔵庫が日中でも使うもの、
だから買い替えるとしたらそれ。でもそもそも外で働いている
場合は意味ないね。ってな具合で、物事を考える上で
つねに核心を突くような思考方法をしよう、というようなおはなし。
その辺は具体例も多く、かつ参考になるような情報もあり面白い。
また、一見具体的に表現されているような言葉についても
その内容の本質をしっかり考えようと言うことにも言及している。
言葉って明確なようで曖昧さ多く含むから、それを常に注意し
明確化していくクセをつけようという。
悩むとは、思考停止だ、とのこと。
そこから前に進むには誰かと話すことがよいと。相手に伝える事
が自分自身の中での整理になると。
「相手に伝える」章では
プレゼンなどで使えそうなテクニカルな事が書いてあり参考になった。
「短く話す、言い直さない」これは、最近自分が最も感じている
話し方の方法。話す内容を相手に伝えるには、相手が考える時間を
与える事も必要だから、内容や表現が多少未熟でも簡潔に話すことが
重要なんだよな。相手もそれなりに考えて聞いてくれていれば
言葉の未熟さは相手の思考で補ってもらえるので。むしろ相手が
言い換えて「つまり○○ってこと?」って逆に聞いてくれるとなお良いし。
ついつい、こちらの情報詰め込みすぎていっぱい話したくなってしまう事があるけど、それは自分ではいっぱいしゃべって満足してても
相手に伝わりづらくなってしまうんだよね。話は伝わってなんぼだからな。
相手に結論を言わせる、っていうのはかなり高等テクだけど
ぜひ実践したい。ひとは自分の言った事を信じるとの事で
納得感にもつながっているんだろう。
「会話・議論」の章
この章はとてもおもしろかった。会議を意味のあるものにするための
ポイントを著者が提案しており、これを実践できれば
きっとかなりの割合で時間短縮と効率化が図れると思う。
・プレゼンターは簡潔な文章で、最後にまとめをつける
みなは、最後まで聞く
・質問の前にみんなで3分考える
→受け身の人も意見を持ってもらう。
考えずに反射的に言葉を発するひとを抑える
・勝手に話さない、大事な事からずらさない
→質問がでたら、決着をつけて次の話題に行く。
便乗での違う質問を許さない
・賛否を明確に。「コメント」に逃げない
→経験談とかでお茶を濁さない。
・決め方を決めておく、雰囲気で決めない
→意見が割れたときに、多数決か全員一致か予め決めておく
リーダー一任もあり。世の中の成功事例は強力なリーダーシップが
ある場合も多い。多数決+最後にリーダー一任、という場合は、
リーダーは皆の意見が出そろうまで口を挟まない。皆が空気を読んだりしないよう自由に発言させる事が大事
正直なところ、これを実際にできるかは別問題。
上司に向かって「議題と関係のない話をするな」とは絶対言えないし
現実的には、さらに高度なファシリテーションスキルが必要なんだと思う。
でも、会議で重要なポイントを解説しているので、参考になった。
バラバラの聴衆相手に話す事
ここでは、聞き手のレベルがまちまちの場合、
話し手として、事前に話す内容が土言うものかを
きちんと説明してからはなすことで、聞き手の不満をおさえる
つまり期待はずれをなくすことができる、というものがあった。
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わかりやすく伝える事は重要だと分かっていてもなかなかうまくいかない。
この本言っている「重要思考」は分かりやすく実践的だと思える。
このくらいシンプルでないと私には使えない。
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言いたいことをはっきりさせ、それをうまく相手に伝える技術についての本。
シンプルで実践しやすい方法が紹介されており、すぐに役に立つ。
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