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直人の一人称で語られる地の文で、妹を名前ではなくただ「妹」とする所が独特の雰囲気を作っていて引き込まれた。人がさくさく死んでいったり、実はホームズ遺伝子群の保有者だった話せない妹とか、特殊で普通じゃない事が普通な世界が興味深かった。辰巳さんの年齢はついもっと上にイメージしてしまった。七海に陽菜ちゃんに幸村さんと、ちょっとハーレムみたい。それや共依存の兄妹や天才要素等で何となく西尾維新さんの戯言シリーズを、主人公側にも殺しがあって善悪じゃない所には時雨沢恵一さんの「キノの旅」「アリソン」シリーズを連想した。
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軽い文体と乾いたユーモアで、
とても読みやすい一冊(^ ^
多分に「都市伝説っぽい」設定とストーリーだが、
まぁそれなりの説得力はある。
が、18歳の主人公のキャラが子供っぽ過ぎるか?(^ ^;
ジャニーズの若い衆辺りでドラマ化するなら、
こんな感じになるのかな?(^ ^;
一冊通して読んで、一番印象に残っているのは
「ひたすらハンバーガーを食い続ける刑事」だってのは、
いかがなものなのだろうか...(^ ^;
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あまりにも容赦なく次々と人が死んでいくので少し驚き。シリーズ1巻ということで、人物紹介と機関の紹介と言った感じなのでしょうか? 最後の電話のシーンは次に続いてきそうで楽しみ。人間関係はもっと掘り下げていかれることを期待します。この方の話は結構大掛かりな叙述トリックが仕掛けられていることが多いので既に何か仕込まれているのではないかとハラハラもしています。
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主人公は両親を殺人事件で亡くした兄妹。呼ばれたペンションで不可能犯罪に巻き込まれます。表紙絵からは想像できない、血生臭い事件や闘いがあり、更に話のスケールが読み進めるにつれどんどん大きくなっていくのに驚きました。名探偵の遺伝子の保有者が覚醒して名探偵になる、という設定が面白く、荒唐無稽に思えるトリックもこの設定なら許せます。一気に読めるだけの読みやすさと魅力はありましたが、正直この後は、シリーズの続きを読みたいというよりラストがどうなるかが気になるところです。
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図書館で見かけたので借りてみた。
タイトルが気になり、講談社タイガなら読みやすいかな、という感じでふらりと。
作者さんは初見です。わりとシリーズ物を手掛けられているみたい。
さて。内容ですよ。
まず肩透かしを食らったのが、一つの事件がずっと続くのではなく、連作短編方式だった点。あーそう言う展開ね。
世界観は良い。探偵の卵が孵化しないように不可能殺人が起きたら現場に行って謎を解く、という設定はとても好き。謎解きも毎回まぁまぁ満足。
キャラも、幸村さんかわいいし辰巳氏こじらせ気味やし(良い)石和さん渋くて素敵やし妹もかわいい。
ただ……主人公がなぁ……どうにも好きになれない。
その主人公の一人称やから、読み進めるのがなかなかキツかった。
でもまぁ、ラストでだいぶん腹くくったみたいやから、次巻はマシかな?
次巻も一緒に借りたので、とりあえずもう一冊読んでみよう。
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両親を殺人事件によって亡くした天野直人と七海の兄妹は、偶然、犯人が存在し得ない殺人事件の場に居合わせる。
兄妹はこの不可能犯罪を見事に解き明かすが、鮮やかに事件を解決してしまったために、諜報機関からその身を狙われることになってしまう。
名探偵の遺伝子を持つ者は機関から追われ、その問題解決能力を悪用されるのだという…。
可愛らしいイラストの表紙からは想像もできない、壮大な設定と激しいアクションシーンが意外過ぎるお話でした。
名探偵の遺伝子を持つ者は、その問題解決能力から、世界経済の鍵を握る存在として国際的な争奪戦が行われている。
機関は名探偵をあぶりだす為に不可能犯罪を仕掛け、それに対抗して直人たちは自ら事件解決に臨む…という凝った設定とシチュエーションが面白かったです。
ただ、そんな壮大な設定の割には描かれる事件のトリックは地味で小粒なので、そこはちょっと物足りなく感じました。
クールな御曹司やら、メイド兼ボディーガードやら、緘黙症の天才少女やら、キャラクターが立っているのでサクサク読めます。
ラノベっぽいのでこれぐらい嘘くさい話でも何となく納得できちゃいます。
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暴投に、パズルとヴァン・ダインの二十則の一部
天涯孤独の兄妹が巻き込まれる事件を解決、、、
と思いきや、それだけではないのですね。
冒頭に掲げられたヴァン・ダインは、それに喧嘩するとの宣言だった
あと、注釈がやたら多い
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裏表紙のあらすじで予想されるようなライトな感じの話ではなく、国際サスペンスの様相を呈する本書。まぁ、それはそれで面白いです。本書中には、いくつかのエピソードが収録されています。
話の流れ的に「シリーズなんだよね?」と思ったのですが、一応、自作も出ているようです。ですが、今のところ全2編。もうちょっとシリーズがあってもいいような気もします。
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表紙の可愛さとは裏腹に、ハードなお話でした。
ただ、事件〜解決が同じような展開なので
縦軸で何か変化が無いと、飽きてしまうかも。
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能力を持つ妹と平凡な兄とお金持ちが世界の組織と戦うミステリー。
まとまってないのかな・・・と感じる。
設定や事件にいたるまでの心情よりもトリックを単純に楽しみたいという方向け。
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設定がぶっ飛んでいるので、起こる事件のトリックも現実性のないものばかり。
後書きにて著者も「溜まったトリックを使いたかった」旨を述べていましたので、トリックありきで小説の面白さは後から付いてくるのだと思います。
いつもの似鳥さんだな。残念ながら、今回はあまり肌に合いませんでした。