紙の本
悩み相談
2017/09/04 08:43
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投稿者:dzoe - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族に関する49の相談に西原先生が答える内容です。1つ1つの悩みは深刻なものですが、それに対してわかりやすく、オブラートにもつつまず回答がされています。
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定年になった時のことを考えたら、むしろ今から積極的に外に出て、いろんな集まりに参加する習慣をつけておいたほうがいい。定年夫婦が家の中で顔を合わせて、「なんかつまんないね」って言っているほど恐ろしいことはないですから。それこそ義理の息子やむこうの家族の実家の悪口とか言い出すんです。無効の家のローンがいくらのこっているっていうんで、「絶対金を貸してっていいにくるよね」とかさ。そうやって2人でひきここもっていると、どんどんダークサイドに落ちていくんですよ。
じいちゃん、ばあちゃんはほっとけばいいんです。何をいっても直らないですから。
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笑いつつも、為になりました。
理恵子さんの回答が、意外と真面目で的確です。
家族だからって、人間関係という意味では同じか。
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前作『生きる悪知恵』に続く、人には言いづらい悩み事相談シリーズ第二弾、今回のテーマは親子関係や夫婦関係など家族に関するもの。
モノノフのダンナに困ってるとか、ゲイのカミングアウトとか、なんとも濃厚な相談が多いのだが、西原氏自身も親の再婚や父親の自殺そして前夫のアル中など、いろんな経験をしているだけに質問への回答には妙な説得力がある。
一例をあげると、
「ダンナは川に流しましょう」
「いつも心に鬼平を」
「ヘアピンでふともも刺して正気に返れ」
「オバサン力を身につけろ」
「とりあえず2丁目に行け」、などなど…
巻末には漫画にもよく登場する、息子さんと娘さんとの対談が掲載されている。オープンな雰囲気で何でも言い合える良い親子関係だと思った、特に交際中の高須氏との関係については、
娘「再婚しないならいい。」
息子「いいとこ取りでね。」(笑)
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サイバラさんの言葉、すっきりします。
ずばーん、ずばーんと言い切るのがおもしろいです。
すべてに同意するわけではないけれど、サイバラさんの語りは好きです。
言い切ってるけど、きつくない。
大事なものは、ちゃんと守られている。
そんな感じが好きです。
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前作の「生きる悪知恵」の家族編ですが、家族の数だけ問題ありですねぇ。なんだか自分の家も色々ありますが結構問題少なく幸せではないかと思ってしまいますよ。
しかし西原先生のご回答には圧巻されますなぁ。
巻末の親子対談も面白い。お子さんたちも頭いいです。
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文春新書、二匹目のドジョウ、か?
と思いつつも、おもしろそうでつい手にとってしまう。
読み始めれば一気読み。
さまざまな家族をめぐる人生相談のお答えは自分と子どもが第一で、親や男にはきびしめだけれど、これくらいすぱっと割りきらないと前を向けないものね〜。
一見過激に見えるけれど、最後のおやこ座談会を読むと、おこさんたちもいい具合に育っているようだし、こういう本はお守り代わりに本棚にしのばせておいて、いざというときに読めるようにしとくといいと思う。
まさにタイトル通り。
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今回もバッサバッサと斬ってくれてます
真面目な日本人はあらかじめ結論を決めてどうやってその結果に行き着くかで悩むのに西原理恵子氏はまったくこちらが想定していない結果を示してくれるのが小気味好いです
正に目からウロコな感じ
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西原氏の数多い著書の中で、このシリーズはけっこう好き系。お悩み相談→西原氏が斬り→結論と称して格言的な一言でシメる、というパターン。
まだ途中だけど、今のところ結論のヒットは、「ヘアピンで太ももを刺して正気に返れ!」だな。結婚に限らず年齢不相応の乙女的な夢を見そうになったら、今後このことばを思い出すことにします。
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やっぱりサイバラは無敵だなあ。こんなにスッキリする人生相談も珍しいのでは。
家が厳しい状況なのに、ももクロにハマっている夫を改心させるには?という相談への回答は、「手は二本しかないので、子供の手を一本ずつ握って、ダンナは川に流してください」。四年前に夫を亡くして以来泣いてばかり、どうすれば気持ちを切り替えられるのか?という相談には、子供を亡くしたと思ってみろ「世の中にはそんな地獄を見ている人がどれだけいるか」「夫が死んだくらい屁でもない。甘えるな!以上!」。
家族が、特に夫婦が憎み合って一緒にいるほどの不幸はない、そういう「生活習慣」を自分の代で断とう。我慢しすぎず、あっちこっち気を回しすぎず、堂々と、したたかに生きよう。この本は、そういうサイバラの叱咤激励に満ちている。
何度も大笑いしながら読んだが、一箇所、ちょっと泣いちゃったのがある。子供好きだが病気で子供が産めなくなり、特別養子縁組を考えているが不安だ、という相談に対する回答だ。
「いやもう、よその子でも何でも、ウチに来ちゃったら”ウチの子”じゃん。」「前にネットで見た話で、やっぱり子供がいなくて施設から子供を引き取ろうと思った人が、いろいろ手続きが終わって、紹介されたその子を見た瞬間に『ああ、ウチの子がここにいた』と思ったって。『こんなとこにいたのか』『何やってたんだよ、今まで』ぐらいの感じだったみたいよ」「うっかり屋さんのコウノトリが間違えて落としてきちゃったあなたの子が、どこかの施設で待ってます。早く迎えに行ってあげましょう」
こういうことを、確かな説得力を持って語れる人を他に知らない。
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【ベストセラー『生きる悪知恵』第二弾!】夫婦・親子関係で悩む方は多いはず。「困った夫&妻」「子育て」「面倒くさい親兄弟」などをテーマにサイバラが現実的対処法を伝授。
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2014.09.28
日本人は真面目過ぎて、ひとりブラック企業だという言葉が響きました。
確かに、女の人は仕事と家事も子育てなどやらなきゃいけないことが多いし、責任を果たそうとしてつい無理しちゃうことが多いですけど、あまり自分を追い詰めすぎず、手抜きしながらうまいこと世渡りしていきたいなと思いました。
嫌なものは嫌だけど、周りとの人間関係もあるし…って思うとなかなかNOとは言えない典型的日本人。でも妥協点というか抜け穴を見つける努力はしないと自分が潰れちゃう。
上手く生きるって難しいですね〜(ため息)
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仕事で疲れた時、人間関係でため息が出る時、お風呂に入りながらこれを読むと「明日から頑張ろう!」と思える事間違い無し。やっぱり西原先生って優しいんだなと再確認できる一冊です。
個人的に、西原先生が「日本人は一人ブラック企業なところがあるから」って話していましたが、「西原先生も高須のかっちゃんも確実に一人ブラック企業ですから!」と思いました。何でしょう、気付くと仕事してそうなイメージ。
巻末のお子さんとの対談も良かった。二人とも、しっかり育ってるんだなと。受け答えというか考えもきちんとしてて安心した。いや、有名人の息子とか娘って「あちゃー」だったりするから!
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子供が2人いて、手のかかるだんながいたら、2人の子供の手をしっかり握って、ダンナは川に流しましょう。うまくすると新しいダンナが上流から流れてくるかもしれません。
サイバラ最高!元気もらいました。
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前作に続き、人生相談形式で各種のお悩みに西原先生がズバッと回答している本。サブタイトルの文字通り、「身もフタもないけど役に立つ」と思った。「よく食わせて、お湯につけて、もんでぐったりさせろ」と和歌山の「トラトラトラ」という名前のラブホのネタが面白かった。