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ススキノ探偵シリーズ3作目。(短編集は除く)
率直な感想としては、「文章が上手くなった」ということ。
1作目はまだ読み辛さが感じられたけれど、本作では感じられなくなってきました。
方言とかはもちろん別の話ですよ。
文章の構成とかそういうことです。
さて、ストーリー。
ハラハラドキドキ、読むのを止められなかったです!
久々に一気読みしました。
内容は結構エログロです。
ただ、私的には「俺」の良い意味での軽さが相殺してくれてる。
続きを早く読みたい!
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先日映画になった、『探偵はバーにいる』のすすきの探偵シリーズの長編としては3冊目、映画はイマイチだったが。原作の「俺」は、ナカナカイカシテル。このシリーズ読んでると空手始めたくなっちゃうな、そうとうのページ数のある、この作品だが、一気に読ませる力がある
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「俺」かっこいいですね。
でも今回は結構ギリギリな探偵という感じで、
危なっかしいなぁ・・・。
事件の内容は
ちょっと不気味で気持ち悪いんだけど、
テンポよく一気に読めました。
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もの凄くイイ、というか、とてもかっこよいということを
今の若者たち風に言うとどうなるのだろうか。。
んー、ヤバイってかんじですか。ここは、私的にはクールだな。
そういうかんじだ、「俺」は。
バーやら喫茶店やら人の事務所を連絡先につかう、携帯のない世界。時代的にもポケベル登場な感じであるけれど、この便利ツールのないのがやっぱりよい。
何時頃に電話くれ、とか言っちゃって。
伝言を頼んだり、ちょっと大人なかんじじゃないか。
と、ストーリーに引き込まれる以上に私は「俺」の魅力にはまっている。
素敵だ、素敵だが、絶対女を幸せにはしないタイプだ。
でも、そこが素敵だ。
ストーリーも面白かった。
いろいろみていると、これは第4作目になっている・・
えっ、私、読み落としてる?
3作目なんだけど。
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シリーズの中では今のところ一番。
終始どきどきするのでスリル満点。
ただし、中学生の失踪事件そのものはとても喜んで読めるものではなく、苦しいものであり、事件の真相が分かるたびに気持ちが悪くなる。
読んでいて楽しいという類いではないけれど、先がきになるから読んでしまう。
探偵もシリーズの最初の頃からくらべると少し成長している設定らしく、登場人物もつながっているのでシリーズで読む面白さもあり。
どちらにしても暴力的なシーンが多いので、万人受けはしないはず。
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このシリーズは大好きですが、
中でもちょっとグロくて…
友達にはお勧めできかねる…(T_T)
面白いには変わりないのですが…
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相変わらずおもしろい。
自己満足的な表現かもしれないが、気持ちを掴んだまま離さない作品。
ストーリーや登場人物の心情がそうさせるのはきっと、「おれ」の心理描写のせいだったり、セリフの軽快さのせいだったりするのだろう。
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シリーズの中で読みごたえがあった作品です。
少年が気に入った、ただそれだけで動く主人公。
らしい彼の魅力が存分に感じれる内容。
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ススキノ探偵シリーズ二冊目。
"俺"とやくざと警察が事件に巻き込まれた少年を札幌の街で大捜索する。試行錯誤の中から細い糸を手繰り寄せるように少年に近づいていき、後半の急展開へ、、全編がスピーディーで一気に読めてしまった。中島少年が大人ぶっていながらも行動が予想外でちゃんと中学生らしい。
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シリーズ1から読んでいて、今作は何だかテンポがいまいちだったように感じる。物語としては面白かった。スピード感がなかった。
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ススキノ探偵シリーズ 第3巻
国語教師の安西春子が再登場して、生徒の中島翔一を探すことになる。
犯人は誰なのか。中島翔一は無事か。アクションシーンもど派手になって、息もつかせぬ展開があってなかなか面白い。
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ススキノ探偵シリーズ最高傑作。文章の軽快なテンポ、クライマックスにむけて加速していくストーリー、人間臭くて愛すべきキャラクターたち。一見ハードボイルド小説には不似合いな存在である春子と主人公が、最後のページで交わす会話に思わず微笑んでしまう。いい小説です。
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ススキノ探偵シリーズ第3弾。
行方不明になった少年を探して「俺」が札幌の町を駆け巡る。
相変わらず無頼でスケベで呑兵衛の「俺」だが、なかなかに良い味を出している。
悪役の描写は結構洗面器モノだが・・
次回作にも期待で★3つ。
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第一弾から再読しているけど、やっぱり面白い。
ユーモアと風刺を交えた独特のハードボイルドスタイルは、日本では他に類を見ないと思います。
最近続けて映画化されましたが、「俺」も「高田」もちょっとイメージが違うんだけどなあ。大泉洋では無頼感やだらしなさが足りないし、松田龍平には単純な善人といった感じがしない。まあ、それなりに面白いから純粋に娯楽映画としてはいいんだけど、20年来のファンとしては残念な気もします。
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自分が暮らす街を舞台にした小説だという理由で、評価にバイアスがかかるけど、面白かった。一気読み。ハードボイルドととしてもギリギリ現実感があるから、愛着のあるシリーズだから第一弾から順繰りに読んでる。
ひとりの少年の死ともうひとりの失踪を軸にした作品。舞台はポケベルがではじめた頃。その頃といまの札幌の景色を頭の中で行ったり来たりしながら、読んだ。文がこなれてきた気がする。
少年を気に入って捜査をはじめたのなら、終わり方が女教師とのシーンじゃなくて、少年とのほうがよかったかな。少年の冒険譚のラストシーンのように。
犯人が少年を殺した動機が気に入らないのでそこはマイナスポイント。ま、動機に趣味もへったくれも無いか。出張の移動中に読了。