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図書館にて。
本の表表紙側からと裏表紙側から生存者と殺人者のそれぞれの視点で描くという画期的な本ではあったけれど…。
そもそも留美夫と樹里というふざけた名前もどうかと思った。その二人は2回も心中を失敗したあげく、殺人者までうっかり殺してしまい、死ぬつもりのはずなのに樹海も自力で抜けるなんてすごい生命力。この先も死なない方がいいし、死ねないだろう。
殺人者もあそこまで関係ない人をガンガンに殺しておいて本来の目的を達せずにどうする。不憫だ。登場人物が結構多い物語だったけれど、死体を増やす目的だったのかと思ったらますます不憫。仕方ないけど笑
合言葉も結局ダジャレ?実はこの本はコメディだったの?とラストまで読んで思ってしまった。
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内容はまずまず楽しめた。
面白い試みだとは思うけど、袋とじにする必要を感じない。
1章を生存者、2章を殺人者、3章を206号室として普通に並べても、問題ないと思う。
なにより、不器用な自分には、袋とじが頑丈すぎて・・・
ページを少し破いてしまい、心中おだやかではない。
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これぞ定番、といった推理小説。私はこういうこてこてな推理小説好きだけど、レビューでの評判は今いちやったみたい。
私はこれ読んで折原さんの本もっと読んでみたいと思ったけどなぁ
20101208
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引き離された恋人と再開するために参加した行き先不明のミステリィツアー。その行き先は樹海の奥にある、無くなった小説家が住んでいた洋館。
その洋館には、小説家は気を違って家族を惨殺したという伝説が。
離ればなれになった二人の目線から樹海の恐ろしさやツアー参加者の異常性を描く。
果たして二人は再開できるか。
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逆から読ませたり、袋綴じがあったり、面白い試みだと思った。
前半の生存者から読んで、後半の殺人者を読み始めたとき「こっち読まずに袋綴じ読んでいいんじゃないか?」と思ってしまった。樹海をさまよう描写が長かった。逆から読んだらあまり面白くなかったのでは?犯人は途中でわかるし(るみお、鈍感すぎ笑)、怪しいと思ってた民宿のおじさんやライター、途中で抜けた人たちが怪しくなかったぐらいの驚きか?
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著者の作品は好きでよく読んでるけど、この本には少しがっかり。装丁が面白い試みだっただけに尚更…。今までに読んだ叙述トリックを扱った作品からの流れで、期待が大きかった、ということもある。折角なら大掛かりなトリックを仕掛けて欲しかった。うーん。
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表と裏、両方から読めたり袋綴じがあったりと普通の小説とは違うカラクリがあってそういう新しい試みは認めるけどただそれだけ。
物語の内容は正直くだらなかった。
別にたいした仕掛けも無いし、結末も何だそれって感じで。
これで内容がもう少しまともならもっと楽しめたんじゃないかなぁ。
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前と後ろから読むようになっており、最後にここを読めと袋とじになってます。
評価できるのは、凝ったつくりだけです。
なんの盛り上がりもなく、驚きもありません。