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フィルの待ちに待ったパワーアップ。それよりもこのタイミングでロックハーレムが拡大するなんてそっちに驚いた(笑)まぁ王道にエリシア推しですが、最後の最後にカマしてくれました。…けどすんなりといかないんだろうなぁ、エリシアだけに(苦笑)本編も魔王がプチ復活したりホルプさん逝ってしまったり(?)といろいろ大きく動いた今巻。続きが楽しみ。
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青髪ロリっ子のパワーアップのためにタスラムを求めて氷原を征く.
タスラムと言ったら魔弾だろ.
そして魔弾の射手を連想されるのは必然じゃないだろうか.
というわけで弾丸系の術を想定してたんだけど
なんか予想と違う?
魔王軍からの刺客によってなんととんでもないことに.
どうなんだこれ?
良いニュースと悪いニュースがあるんだがどっちから聞きたい?
良いニュースか.
タスラムは無事に獲得できたぜ.
悪いニュースなんだが,ホルプが砕け散りました.
そして魔王が部分的に復活.
やべぇわコレ.
メインウェポンで相棒なホルプを失ったロック,これからどうなるんだコレ.
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砂漠、海と巡り、今度は氷雪原。
非力な少女は前を歩く3人と伴に歩むべく試練の中へ。そしてやっぱり加わるのは、もう1人の錬成術師の少女。いずれはと思っていたが、ここで来たかという感じだ。
一方、ロックは強敵2人の〝金色の首環〟と戦う中、最大の相棒を失い茫然自失。その彼を叱咤すべく、女はあるモノを与えるのだが……。
男が倒れそうになる時、悲しみに打ちひしがれた時、男を愛する女は何をし、何を与えるのか?。2人の少女は、場面は違うものの、また行為自体を異にするものの、その問いに誠実に答えを出していく。
ここしばらくの各巻は、ある意味予定調和で物語を進展させてきた。確かに各巻毎の驚きはあるものの、結末が「意外か?」と問われたら「No」と返さざるを得なかった。
ところが、それでも読ませるのが著者なのだなぁ。中途・過程の緊迫感、非力な少女は「バロム1」となって対抗するギミック選択の見事さ、ダンジョン・遺跡における罠や危機の描写の数々、敵の造形とアクションの見せ方。
何よりかっちりとした地の文は情景想起しやすく、実に読みやすい。「会話劇」で駆け抜けるだけの作品よりもしっくり馴染むのは個人的感想に止まるのかなぁ。