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幽談、冥談、そして、眩談、と続けて読んでいるのですが、不条理で不気味な短編を読みたい方にはお勧めですね。
(これをきっかけに内田百閒などへ行くもよし)
そして、今回、私を何よりも喜ばせたのは解説を大好きな者星大二郎さんが書いていること。雰囲気が「栞と紙魚子シリーズ」に似ている感じでいいわぁ。
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昔ほど京極先生の文章が素直に入ってこなくなった。
きっとこれは、私の勉強不足。
難しい言葉や漢字から離れ過ぎてしまったのかも知れない。
これは、姑獲鳥から読み直しせねばなりませぬ。。。
ただ、ここ3日くらい。
坂道を歩く速さが半端ないです。
歩くのは得意でないし、もの凄く遅いのだけど。
家まで続くなだらかな坂でさえも駆け上がってしまう。
だって、思い出したくないことばかりだもの。
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情景描写か自問自答か。
淡々とした描写の中に、おかしなものを見つけるのも怖いし、些細なきっかけから、どもまでも考えてしまう思考も怖かったです。
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京極夏彦の短編集。
カテゴリは・・・何でしょう?このシリーズの独特な世界観は、ちょっと表現が難しいです。
ただ、「冥談」よりは読みやすいというか、理解しやすい感じはしました。
・・・ってか、このシリーズ限界っす!(^_^;)
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不思議なちょっと気持ち悪い話の短篇集
京極の短編だけど、本当に短編(笑)
今までの幽談、冥談と同様にわけのわからぬものについて、いつもの京極らしく主人公の独白で綴られる
ま、京極好きだから最後まで読んだけど、他の人には薦められないなぁ
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短編集。
日常の中に潜む気味悪さ、後味の悪いものを描いたもの。
話の中には所謂霊的なものが人間に危害を加える、というようなものはない。
むしろ、題材はすべて日常生活。日頃、怖いと感じるもの、気味悪がっていたものに姿や形、そして現象を与えることで、それらが具現化しているような。そんな気持ち悪さと怖さを感じた。
ただ、私くらいの年齢(20代)がギリギリかなぁ、と思った。ボットントイレの気味悪さ、見世物小屋の存在等、体験したり聞いたことがなければ、その気味悪さがピンと来ないのかもしれない。
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難解。
意味不明。
意図不明。
いったいこの作品は、何なのだろう?
まったく分からないながらも、京極さんの独特の文体に引き込まれて……なんとか読了できた、という感じ。
ただ……同じく意味不明なようにしか思えなかった、諸星大二郎さんによる巻末解説を読み終えてようやく、なんとな~く作品世界を共感できた気もする。
★2つ、5ポイント半。
2016.09.15.図。
諸星大二郎……たしか、ずっと以前に少年ジャンプでみかけた気のするペンネームだな。
何ていう作品だったっけ?
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確かに真っ正面から「怪談」という感じじゃなくて、ちょっとズレてるか。ホラーでもなく、なんか気持ち悪いって言うか、座りが悪いって言うか。
親父手製の弁当に白髪がギッシリとか海苔をめくったら口が開いてたとかは思い出すと食欲無くしそう。。。
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今回は判りにくいお話ばかり。
「もくちゃん」というお話は
なるほど京極さん良いこと言うなと感心させられた。
昔はどこの町にも少々困った人というのが1人くらいは居たものだなと。
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2018年12月8日。
「便所の神様」だけ読んだ。
ちょっと気味の悪い内容で、寝る前に読むのは不向きでしょうかね。
この作家の文体は、何やら独特なもので、頁をまたがった文章がないとか。
2021年5月2日、追記。
著者、京極夏彦さんは、ウィキペディアに次のように紹介されている。
京極 夏彦(きょうごく なつひこ、1963年3月26日 - )は、日本の小説家、妖怪研究家、グラフィックデザイナー、アートディレクター。日本推理作家協会代表理事]。 世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)、関東水木会会員、東アジア恠異学会会員。「怪談之怪」発起人の一人。
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怖いのかと思ったら、ただただ変なはなし。
「杜鵑乃湯」昔よく見た夢を思い出した。すごく広い家のなかをさまよっていて、どうしても外に出られない夢。
「けしに坂」忘れてたこと思い出してうわーってなるパターン好きだけど、これは忘れすぎ。
「むかし塚」埋めてお話にしたい思い出。
お話は、消えない。思い出は薄れていくけれど、物語は永遠だ。
辛いし苦しいけど、忘れられないし忘れたくない思い出。
大切に永遠に持っていたい思い出。
お話にするには時間がかかるけれど。
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怪談をベースにした物語の短編集。
百鬼夜行シリーズ「姑獲鳥の夏」以来の京極作品を読んでみましたが、ホラー的なものがあまり好きでないからか、ピンときませんでした。長編の方が面白いかな。
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再読。現代怪談シリーズ短編集。普通の日常とそこにぽっかりと口を開けた非日常が奇妙に混じった話が多い。最初は普通なのに、気付けば異界に足を踏み入れているか浸食されている。その眩暈のような感覚がたまらなく心地良くもあり、心底震えるような恐怖感もある。特に気に入った話は「歪み観音」「けしに坂」かな。
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この怖い表紙の本を電車で読んでたのはテロだったかもしれない。
でもね。この本、見返しの方が怖いんですよ。夜中にふと開いてギョッとしました。
「もくちゃん」あたりから、この不条理で、不愉快で、気味が悪いのにどこか懐かしいような世界の虜になってしまった。
少しの違和感が怪異になり、どんどん増殖していって、最後には酷く粘性のある湯にどっぷり浸かったように、登場人物が異常な世界で身動きが出来なくなっているこの感じ、クセになる。
それにしても厭な怪のこのディティールの細かさよ。
中庭の池にたまに湧くぺらっぺらな「半紙を人の型に切り抜いたようなもの」や、誰もいないのに鏡の中に映る「くねくねと蠢」く中年の女や、縁の下で地べたに腹這いになった「真っ赤な女の人」にほんとに遭ったことあるのかい、京極先生。
「もくちゃん」「シリミズさん」「杜鵑乃湯」が特に好き。
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夏ももう終わりかけですが「 」談シリーズ三作目、眩談です。
ばたばたしていてうっかり感想書く前に返却してしまったので、「ろくちゃん」のイメージしか残ってないですけど。。
彼がろくちゃんに見せていたものってなんだろうと思う。
以前…異常とは何か、で読んだけれど、そういった方って何か別のものが見えてたりするのかな、と思うことはある。
例えが酷くよろしくないことは重々、としてネコがなにもない(はずの)空間をじっと見つめている時に、そうなのかなと感じるように。
京極さんは、的確に読者(私)の思っていることを表現してくれていると、特にこの作品で感じた。
他に表現の仕方ってないよね。。