紙の本
身近な場所にも意外な駅が
2015/09/18 15:51
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
横浜志貴高校2年の栗原俊は、駅弁をめぐる旅の途中で同級生にして鉄子の北見美優と宮田くれあに偶然出会い、二人と行動を共にした先で出会った白糠由佳も横浜志貴高校に転校してきたため、友人で体育会系の高千穂大輔と共につるむようになった。次の旅先は、栗原俊がテレビで見た、海の見える神奈川県内の駅だ。
宮田くれあに別荘を提供してもらい、泊りがけで目的地周辺の鉄道に乗りまくることにした5人だったが、その目的地として北見美優が連れて行ったのは、鶴見線のあの駅だった。
今回は京浜東北線、鶴見線、江ノ島電鉄と、神奈川県内に集中した、高校生的な旅先の設定。個人的には比較的身近な路線なので、うんうん、という感じだった。
ゆえに、どちらかというと、自分が行ったこともない路線を旅先に選んでもらった方が、個人的にはうれしい。ただ、高校生という制約が意外に厳しいのかもね。
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初版第1刷読了。
前作同様、読み始めたら一気にスラスラと最後まで読了できる読みやすさでした☆
反面、二箇所ほど目立った誤字と脱字があったのが残念です。(ラノベ作品の)初版第1刷には、ありがちですが。
物語展開としては前作よりこじんまりとしている気がしましたが、冒頭は前作の翌日からはじまる内容なので、直近で前作を読んでいたほうが時間軸的には戸惑いがなくスッと作品世界に入り込めるかと。
それにしても、作者が下調べで「電車関連」の資料や情報を集めても、刊行された時には電車の時刻表が変更されて、近過去の出来事になってしまったりする可能性ができてきたりするのはいたしかたないところ。
それでもなお、作品中に登場する実在の駅で「ああ、行ってみたいなあ…」と興味を持った場所もあったりしました☆
あとがきでも作者が述べておりますが…どうやら今作のさらに続編への意欲が感じられましたので、刊行自体がいつになるかはわかりませんが、このシリーズに好感を持った読み手であれば、自分のようにのんびりと続刊を待ち望んでいるかな…と、感じました。
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―ベルが鳴る 運命の出会いが 待っている―
むかし『お嬢様特急』というゲームがあって、読んでると何となくそれを思い出すんですよ。
個人的にはもっと評価されるべき作品だと思う。
なお、この作品は鉄道に詳しくなくても楽しめるのでご安心を。
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ラブコメ路線に本格的に乗っててニヤニヤしつつ、よくこんな先回りルート見つけるなぁ、といろいろ感心させられてなかなかおもしろかった。
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鉄子たちとの旅の第2弾。メンバーも増えてパーティーとなった一行の行く先は江ノ島界隈。鶴見線も出てくるし江ノ電はもちろんモノレールも出てきて、慣れ親しんでいる場所が出てきていちいち嬉しい。特に今回は都市伝説にまつわる謎解きもあり、話として前巻よりも更に面白くなっている。
続巻が待たれるが、本作内でも宮田さんが読んでいたが、そちらの小説の方が忙しいのだろうな~。あっちも面白いけどさ。続巻発行時には路線図の充実とイラストの再考を是非とも検討していただきたい。
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うすいというほどではないけれど
鉄道薀蓄ふくめてしごくあっさりな仕上がり
キャラクタの描き方にいやみがない(児童向け風)であるのは
ライトノベルにあって実は珍しいので特長であり
あいまり読み下しやすい