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花丸学習会の代表、高濱先生が「子育ての悩みがほとんど解決するという本を作りたい」という思いからできた本。
実際は子育ての悩みを解決するというよりは、学習面での育て方に重きをおいてまとめてある本。
子供の学力を伸ばすために、親はどういうところに気を付けなければならないのか、
算数力・国語力を伸ばすにはどうすればいいのか、性別ごとに気を付けるポイントはどこか、など、幅広い内容が書かれている。
個人的に印象に残ったのは、
・ドリルはスピードよりも正確性を重視する
・漢字はすべての土台、泣きわめいてもやらせる
・性別によって対応の仕方が違う
・漢字の習得のためにコツコツやることで勉強の基本姿勢を身に着ける
特に、漢字の話は僕個人も低学年の頃に、担任の先生がシールをもらうため毎日のように漢字を書いていて、そのおかげで勉強を好きになったことをすごく覚えているので、その通りだと思った。
また、ドリルは僕としてはスピードのが大事だと思っていたので正確性が大事というのは目からうろこだった。でも、正確性が大事な理由は納得できたので子供にやらせるときは正確性を重視しようと思う。
この本では、世の中の親がよくやっているだろうなということが、結構間違っているので、子育てをしている人は一度読んでどうするべきかを考えてみるといいと思う。