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九歳の時に受けた遺伝子治療によって聴覚が異常に発達した小春は、勤めていたブラック企業の過酷さに耐えきれず辞職した。再就職が困難を極める中、寿命遺伝子治療薬発売を予定する巨大企業の事業部長から、正社員になる条件として発売阻止を目論む子会社への潜入を持ちかけられる。『真実への盗聴』改題。
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http://takotakora.at.webry.info/201601/article_3.html
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初読み作家さん。
「真実への盗聴」改題。
九歳の時に受けた遺伝子治療によって聴覚が異常に発達した小春は、健康体を保って寿命を延長させる遺伝子治療薬の発売を予定する巨大企業の子会社への潜入を持ちかけられる。
聴覚を活かす場面は面白かったが、超高齢化社会、年金問題、若年層の就職難など重い話だった。
(電子書籍 honto)
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『海に降る』『駅物語』を面白く読んだので、この作品にも期待して読み始めました。遺伝子治療で老いても健康を損なわずにいられること、それによってより深刻になるかもしれない世代間格差(闘争?)が交差する話で、すぐに引き込まれていきました。面白かったです、ただ、重たいテーマに触れているので、消化不良に感じる面もありました。
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年金・国債・少子高齢化等の問題について近未来の薬を中心に展開していくストーリーで、今後の日本で「あるかもしれない」未来は少し怖い。
世代によって変わる「普通の幸せ」について主人公の家庭を通して考えさせられた。母親と対比的におばあちゃんが芯のある人物で好感が持てた。
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私定時で帰ります。で有名な著者の作品。
幼い頃の障害を治すため、手術によって高度な聴覚能力を得た主人公、ブラック企業を止め、ひょんなことから寿命遺伝子治療薬販売を予定する巨大企業に使うとされる。
私定時で…と比べパンチが弱く個人的にはあまり読みごたえを感じれなかった。