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戦国末期、武田水軍の海将・向井正綱は、留守中に城が徳川軍の攻撃を受け、父と義兄を失う。彼は父の遺志を継ぎ、北条水軍との駿河湾決戦で奮戦、水軍の長として汚名を返上する。そんな正綱の下に父の仇、徳川軍への誘いが来た。家康からも一目置かれた海の侍の活躍を描く隆慶一郎、未完の海洋時代小説!
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男の生き様を描かせば隆慶一郎に勝る作家をいないのではないか。向井正綱というあまり世間に知られていないが、男気溢れる水軍の長を主人公に持ってきたところがまた面白い。
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隆慶一郎が描く人物は毎度毎度ホントに魅力的。本作での正継もまぁかっこいい。長宗我部元親の描き方もいい感じ。ホントすごい作家だ。
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海のいくさ人。
まつろわぬ人々を描いたら最高の隆慶一郎さん。
この作品の主人公向井正綱も最高に爽やか。
海戦の場面がめちゃ面白かった。未完なのがとても残念。ずっと読んでいたかった。