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二巻目
2021/02/27 14:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:zuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回はランスロットがメインの話。アーサーが俺様キャラなので、ランスロットの落ち着いて紳士的なところにきゅんとなります。
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アーサー王伝説がモチーフとなっている異次元ファンタジーの2巻目。
とてもきれいな表紙です。がしかし、ちょっと話の雰囲気とはズレを感じないでもないです。ストーリーは樹里の超はねっかえりな性格や、アーサーのおおらかな下半身ぶりでもう少しコミカルでスリリングで、こんなに荘厳じゃないかんじ。
今回も樹里のアーサーに対するこわいもの知らずな言動、暴力が光っていました。もっとやれw
女々しくなくて、スカッと爽快な気持ちにさせてくれます。
とても男らしいヒロイン。やりすぎちゃったかな…と反省するところがまたかわいいです。
リュックの中身を上手く利用して機転がきくところも、利発でやるなと思わせてくれます。
ちょっと危なっかしくて、ほっとけない…というか、親しみがわいてしまう樹里に、気がついたらまた一人トリコになってる人物が!!
え、いつから片想いだったのと、ちょっと興奮してしまいました…!
弟王子はスカしたタイプで、まあこれはアーサーのライバルにはならないなと踏んでいましたが。
ランスは、ちょっと強敵じゃありませんか!
太陽と月、光と影、白と黒。正反対の魅力が二人にはあるので、ステキすぎてどっちが良いか迷いますね←
樹里もランスのことを憎からず思っているようだけど、アーサーにも確実にほだされていってるのが伝わってきます。
ランスはアーサーに忠誠を誓っているのでまさか樹里とあそこまでいくとは予想外でした。しかし、ストイックに頑張っていた気持ちが途切れた瞬間、というのはグッときますね~
萌えました。
アーサーは頼もしいけど、王子的結婚観を樹里に言ってしまったり気配りゼロですよね。その気にしない豪胆ぶりがまた魅力でもあるので、そのままぐいぐいオレ様で樹里に迫ってほしいと思います。
ストーリー的には、樹里の幼い時の出来事と不思議な力や父親の謎なども含め、マーリンの脅威や新キャラの中島などてんこ盛りで興味津々になりました。
でも、一番はやっぱり恋愛面でこれからどうなっていくのか、です!あれこれ妄想が止まりません。脳内分岐点が多くてBLゲーみたいになっています。アーサールートか、ランスルートか…3Pか??
続きをどうぞ早くプリーズ。
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続編ですね。もう、続きが気になって仕方ないですね。ランスロットに惚れた女子が大勢いたことでしょう(笑)
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2巻目。一気に読み易くなったなぁー。
とりあえずランスロットが気になります!
主従関係好きなんや・・・
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▼あらすじ
普通の高校生だった海老原樹里が神の子として キャメロット王国で過ごすようになって二カ月、神の子は王子と結ばれなければならないという言い伝えの下、第一王子のアーサーと第二王子のモルドレッドから熱烈な求愛を受けていた。王子と神の子が愛し合い、子どもをつくると国にかけられた呪いが解けるからだ。初めて会った日、誤解から無理矢理抱かれたせいで、樹里はアーサーが大嫌いだった。けれど、アーサーを知るにつれ惹かれるようになる。自分の気持ちが理解できず、苛立つ日々を送っていたある日、樹里は騎士ランスロットと神殿の禁足地である湖へ行くことになり!?
***
1巻に引き続き、先の気になる展開の連続であっという間に読み切ってしまいました。
面白かったとしか言いようがありません!
今回はアーサーよりもランスロットが中心のお話で、今まで脇役かとばかり思っていたキャラの活躍っぷりに吃驚しました。
何より吃驚したのがランスロットが樹里に惚れた挙句、手を出してしまったこと!(笑)
自分の主君が惚れている相手だと知りながらも抑え切れない熱い思い…!(切ない!)
合体まではいかなったけど、全裸で兜合わせするというエッチな事をしてしまった二人。
挿絵のインパクトも凄まじく、衝撃を受けるのと同時に「何て背徳的な関係なの…!」と非常にドキドキしてしまいました(笑)
だってランスロットめちゃくちゃ紳士で格好良いんだもの…。
加えてアーサーよりも強いとなればそりゃあ誰だって惚れるでしょうよと。
私だったら間違いなくランスロットを選ぶのに、と思いました。正直、完全に一線を超えて欲しかったくらい(笑)
一方、アーサーは今回、あんまり良いとこなかったな。
樹里に危害を加えようとした輩をその場でサクッと始末してしまったり、自分に仇なす者は樹里であろうと殺すと発言したり、樹里の目の前で本気で男娼を買おうとしたり…。
ランスロットの好感度が上がる一方で、アーサーって人としてどうなの?って思ってしまう部分が何度かあって、うーん…って感じでした^^;
でも、嫌いになれないんですよね〜(笑)
アーサーって敵認定した者には容赦ないけど、樹里の言葉には一応耳を傾けてくれるし、茶目っ気があるのでなかなかキュンとさせられる事が多くて、ランスロットとはまた違った魅力があるんですよね。
まぁ、アーサーの場合、独占欲が強過ぎるのが玉に瑕ですが…(笑)
ランスロット、アーサー、樹里の関係もこれから変わって来そうですし、樹里の父親の事も非常に気になります。
プロローグを読むに樹里の父親は異世界では魔女の夫で、異世界と樹里の世界を行ったり来たりしていたみたいですが、彼は一体何者で、目的は何なのかはまだ分からずじまい…。
今後の展開にも目が離せません。早く次の巻読まなきゃ!