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小夏さんの落語。
親子会で倒れた八雲師匠。
まだまだ残さないといけないものがたくさんあるよ。
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“ 決別じゃなくて抱えて生きろ―。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲と迎えたその日、三代目助六演ずる「居残り」やいかに!?
八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎が切り拓く落語の未来がここにある!!―裏表紙より。―裏表紙より。
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何だろう、ほんとに心が揺さぶられる。
八雲の表情、行動、生きざまを見ているだけで涙が。
この巻だけでも何度涙してしまっただろう。
何か、求めて今だ得られていないものが
この作品にはあるのだろうと思います。
それだけに、アニメ化はしてほしくなかったなぁ。
演じ手陣が豪華なことは認めるんですけど、
きっと観ないのだろうと思います(´・ω・`)。
次の巻が待ち遠しいです。
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2019.9.28市立図書館
助六再び篇(其の六〜八)
信之助の園での落語会(小夏の落語デビュー)、作家樋口栄助の助六と八雲への接近、歌舞伎座での親子会、そこでのアクシデント。噺は「寿限無」「反魂香」それに「居残り」。ひさびさに関西から萬月師匠も。古典にこだわり自分とともに落語が滅びてもいいという老八雲に対して三代目助六こと与太郎と樋口栄助がこれからどう未来図をみせていくのか、たのしみになる。
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おお!信之助が大きくなっている!
自分の通う幼稚園にお父さんが落語をしに来てくれたらうれしいよね。しかもお母さんまで!
そしてやっぱり子供ウケする落語といえば「寿限無」なんですね。絵本もあるしね。
昔の「寿限無」は子どもの名前を呼んでいるうちに子供がおぼれて死んでしまうという話だったとは初めて知りました。
この変貌ぶりはまるでグリム童話。
八雲師匠の落語の途中にみよ吉さんが見えたのにはぞっとしました。しかも演目は「反魂香」・・・
この巻でも思いましたが、私は樋口センセイが一番好きなキャラです。