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タイトルの「昭和元禄落語心中」の意味が巻を重ねる毎に痛切に分かってくる。
今回も鳥肌。
落語とは噺家にとっての全てなのだ。
心中してもいいほどに。
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もちろんよし。表紙が主要人物でないところがまたよいなあ。それぞれはそれぞれが主人公の世界を生きているのです。もちろん私もw
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八雲の言葉。「人の情てエのはぬぐってもぬぐってもまとわり付いてきゃあがる。死んじまうにはこの世はあまりにも愛おしい。けどそれじゃあ芸の神様にお会いできないんだ。
あのほんの一時の為めにアタシぁ何もかも奪われても惜しくないよ」という言葉にこの漫画のタイトルの意味を知る思い。この先八雲は再び高座に立つ事が出来るの?次巻を待ちたい。
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身体が衰え、芸へのこだわりも薄れ、すっかり気弱になった八雲師匠。
抱えてきた闇を昇華していた落語…。失えば、"死"に囚われるしかないのか?
人の情も彼を留めることは出来ないのか?
昭和落語の最後の灯火が揺れ動いています。
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6〜8巻一気読み。物語が与太郎に戻って、助六襲名してからの話。
親子会の最中に倒れた八雲師匠、在りし日の助六の映像、八雲師匠が秘めている秘密。
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助六の死の真相と、八雲師匠の、周りに対する気持ちと、自分の思う落語ができない葛藤。それを救うかのような与太郎の一言。すごい詰まっていた深い一冊だな。私も師匠にはまだ続けてほしいよ
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名前に託された言霊の大きさについて考えさせられる。
男にとってのいい女って一体何なのだろう?
父が死んだ時、姉と同じ名前の女から父宛の葉書が蔵から出てきた事を思い出す。父にも色々あったんだなと思った。葉書は私が燃やした。姉の名前は変わっている。典雅な名である。同じ名前の人に未だ出逢った事がない。
男ってつくづく甘い。
こういうのキッチリ処分しとけよな!クソ親父!!!
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電子書籍での最新刊を読み終わり。与太郎の明るさがストーリーを引っ張りますが、八雲の人生の暗い場所が渦を巻くように展開します。
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一巻だけ無料お試しで読んだら気になっちゃって。TSUTAYAのレンタルコミックを初めて使ってみました。
8巻まで一気読み。5巻あたりまで主役どこいったー?てな展開ですが^^;やはり八雲師匠がしびれます。
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芸人の身の処し方。芸人に限らず、引退は等しく訪れる瞬間だけど、そこには各人の美学が付きまとう。昭和きっての名人と謳われた師匠の、その引き際に当たっての苦悩が描かれる。周囲の期待、それに添えないことが怖い自身の葛藤。言ってしまえばありがちな展開ですが、そこはさすがの本作、サブキャラの魅力も手伝って、哀愁漂う良い感じの物語に仕上がっています。これからクライマックスに向け、どういう決断が見られるんでしょうか。期待大です。
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与太郎(助六)の成長譚として読んでいるとこの物語は物足りないのではないだろうか。もちろんその側面もあるけれども、そればかりではない。やはり表題通り、落語の衰退とともに衰えゆく八雲師匠の生き様が主題になっているんだ… 読者は、それを引き止めてくれるのが与太郎あるいは信之助だと思って読んでいる。
でも私は八雲師匠が自分の中の未練を克服して、自分と落語との落とし前をつけてくれることを願ってやまない。
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助六・みよ吉の死亡の真相、八雲が吐露する老いの恐怖と噺家の業。さまよっていたストーリーが持ち直し、面白さが戻りました。この漫画を読み始めるのと同時に聞き始めた江戸前落語ですが、この巻に出てくる噺には知っているのも増え、より味わえる態勢になっています。
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8ミリの中に残った先代助六の映像。
山ちゃんの名調子が、
アニメでも復活するのか。
凄絶な、みよ吉たちの転落事故の真相。
どんどん背筋が寒くなる。
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まさかの真実が予想もしなかったところから語られる。
つらいなこれは。
みよ吉ってなんだったんだろう。
菊比古に未練だったのかな。やっぱり。
しかし本当にこの漫画上手だなぁ。
表情がここまで描けてるからこそこのキャラたちの落語が聞いてみたくなるんだよね。
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小夏の幼き頃の真実。
悲しすぎる。
八雲師匠、どんどん弱気になっているな…
もう本当に師匠の落語を聞くことはできないのか心配。