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文豪たちのパロディとしては面白かったな。あと、掛け合いも。ただ、ストーリーがドタバタしていて、何処を目指して話が進んでいるのかよくわからなかった。最後の方で作家が作品を書くに当たっての心意気みたいな下りで、この作者さんの思いが感じられたのは良かった。
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小説家の太宰先生と編集の水羊さんが不思議に出会うお話。
太宰先生と丁々発止の仲でイラストレーターの中原先生とか、美食家の谷崎先生とか、どこかで聞いたことのある誰かたちが現代の作家としてそこにいて、原稿を書いて、編集者とやりとりして、怪異に遭う。
特に説明はないのだけども、そういう状況が面白い。
そしてこれは野梨原先生のお話を読んでいるときいつもなんだけど、自然と口元が緩んでしまう。
菊池先生のお言葉とか、長沼さんにかけた太宰さんの言葉とか。
こういうことを言ってくれて嬉しい、というのがいつもあって、なんだか幸せな気分になる。
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中原せんせいだいすきいいい
宮澤先生の妹さんが良くなった話あたりで心臓をつかまれてあとは一気に読んでしまいました。みんな長生きしてよ...
あんまり野梨原作品で思ったことないけどこれは実写化してほしいなと思いました。ドラマ24あたりで。太宰→玉木宏 水羊→濱田岳 中原→山田孝之とか...駄目か...。
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一瞬『文豪ストレイドッグス』? と思ってしまったのは仕方がないだろう。
『月に吠えらんねぇ』とかもそうだけれど、既存の有名人を使ってパラレル的な話作るのって、最近の流行りなの?
読了。
読み終わって表紙を見返し、
「そういやこの人昔っからタイトルセンスなかったなぁ」と思い出す。
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壱の話からじんわりと怖かったです。妖怪は昔からそこに在る存在で、その存在に少しだけ道が触れてしまうだけという雰囲気が新鮮でした。関わりすぎない、妖怪の世界と小説家の世界が交わることもない、でも互いにそこにあって生きている、そんな雰囲気が面白かったです。ダザイ先生はチャーミングだな。
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TLで見かけて、読んで早々「これは『当たり』のやつ!」と確信しながら、
ようやく読み終えました!!
読み終えて良かったけど読み終えたくなかった!!!!
あーー久々に「これこれこういうのが読みたかったのよ!!!」に出会えました…
モチーフはタイトル通りの妖怪と小説家で、説明不足一歩手前の丁寧な突き放し方が最後まで続いて良い!!
こういう評価がアリかは分かりませんが、
芥川龍之介『戯作三昧』
梨木香歩『家守綺譚』
伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』
が、
どれも好きなら、
この作品も楽しめるはず…
(て書いたら一種のネタバレ??)
あー良かった!!!
続編もあってほしいような、
これで完結したままであってほしいような。
(余談ですがさっき屍者の帝国のAmazonレビュー読んだらけっこう賛否分かれるのですね。私は大好きです。)
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小説家と担当編集者の、ただの日常と非日常。
会話文が多いですし、何が起こっているのかも、さっぱり。
途中までは読んでいたのですが、読むのが面倒になって
パラ読みで終了してしまいました。
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作家たちの名前はかの有名な。
小説家というタイトルから物書きの話かと思いきや、どちらかというと会話や日常がメインだったな。
文豪たちが出てくるのであれば、もう少し彼等の作品に関するお話でも良かったのでは。