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産婦人科の先生が、妊婦さんに、特に今までの医療の常識ではインシュリンの注射をせざるを得なかった方に、痛い思いをせず健康に赤ちゃんを産んで欲しいとの想いで糖質制限食をすすめている。
体の中で栄養がどのようにエネルギーになるのかについて解説されているので、イメージを掴むのに良いかもしれません。
自分の体と対話することが大事なことに気がつきます。
ダイエットでより具体的にどのような食事、食物が良いのかを知りたい方は別の情報を仕入れる必要があると思います。
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なかなかよかった。糖質制限を考えてる人、これからダイエットを始めようとしてる人は読むとよさそう。
途中で読み飛ばしてください。と書かれてある部分は読み飛ばしてしまって大丈夫。
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ケトン体、知っているつもりでいたけれど、全然わかってなかったので、読めてよかった!全部は難しいけど、グルテンフリーとうまく組み合わせて出来たらいいな!2017/1/25完読
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糖質制限で全ての妊娠糖尿病の患者さんの血糖コントロールに成功している産婦人科専門医が書いた糖質制限の本です。
糖尿病学会が薦めている食事バランスと、糖質制限批判に疑問を感じ、新生児と胎盤のケトン体を測定したところ、なんと、新生児はケトン体髙値だったのだそうです。
考えてみたら、卵には糖質はふくまれていないですよね。
なのに、ケトン体が増えると、知能低下が起こるという定説がいまだにまかり通っていることに、エビデンスが高い数値で反論しています。
他の医師が書いた本も数冊読みましたが、いずれも100%成功している。
なぜ日本の糖尿病学会は、この事実に真摯に向き合い、研究という土俵で闘わないのか不思議です。
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1.最近糖質制限をして、体が軽くなってきました。そこで、糖質制限がなぜいいのかについて更に勉強したくて購入しました。
2.著者が医者という事もあり、自分が積み重ねてきたデータを基に、ケトン体について述べています。また、学会では批判の嵐を浴びたことからの奮闘の日々を書いており、科学と自叙伝の両方の視点で読むことができる一冊となっています。
この本の構成は、ケトン体とはどのような効果があり、どのような歴史を持っているのかということからはじまっています。そして、自分の経験と患者さんのデータを基に、著者の食生活の改善法について述べた後、読者がどのような食生活を送っていけばいいかということも述べています。
3.まず私が思ったことは3つあります。1つは、現代において普段から食べているものは糖質の塊であるということです。私自身、野球をやっていたことから、米や清涼飲料水を多く摂っていたため、エネルギーにはブドウ糖が必要だとばかり思っていました。2つめは、一般消費者である私達も、食べ物や人体について興味を持たなくてはいけないことです。著者も述べているように、学会でずっと信じられていたことが間違っていたということはよくある話です。情報が溢れる現代では、情報を選択する能力が問われています。5年ほど前から、糖質制限が良いと言われ、糖質関係の本が売り出されるようになりました。ですが、もしかしたら、糖質制限が良くないと言われる時代が来るかもしれません。そのため、健康でいるためには、食べ物と人体について学ぶ必要があると思いました。3つめは、自分の意見が否定された時の対応は謙虚になることです。著者の参加されていた学会では、意見を聞かずに「ケトン体は危険だ」と非難していました。しかし、現代では、そちらの意見の方が正しいとされつつあります。しかし、糖質信仰から抜け出せずにいる医者もいます。そのため、自分が正しいという思い込みは悪でしかないと思いました。
4.まずは、自分が食べているものにはどれだけの糖質が含まれているのかを知ることが大切だと思いました。コンビニでは食べ物ごとの「糖質量ハンドブック」が売られており、自分で糖質量を知ることができるので、自分なりに健康な身体を作っていきたいです。
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産婦人科医の著書。自身の糖尿病の体験談や糖尿病妊婦のケーススタディ等、色々なデータを元に書かれているため説得力があり勉強になった。
最後の方はケーススタディの内容でやや飽きる。敢えてそうしているのだろうが、攻撃的な言い方が散見していた。
食事によって病気にも健康にもなる。人類はここ数十年で豊かになり、食べ物が溢れかえっている。その中で自信が取捨選択をして、食べることがいかに大切であるかを再確認した本だった。
糖質はマイルドドラッグだ。確かにパンも米も食べ始めるとなかなか止められない。私はパンが大好きだが、食べ過ぎて後悔する日々があった。そのため今ではパンは買わないようにしている。
以前は製薬会社に勤め、現在は病院で看護師として働いている身である。本の内容は、色々なことが納得のできた内容だった。
糖質制限を悪として排除しようとする背景や裏側には様々な思惑が潜んでいることであろう。
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糖質制限をすることの重要性、ケトン体への誤解、糖質制限をして無事出産をした妊婦さんのお話などが載っています。
「お米は気が付かないで大量にとれる砂糖」は中々衝撃的な言葉です。
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信じるものは救われる・・医学の進歩って試行錯誤の繰り返しで、その時代にマッチした学説が様々な背景をもって出現する。何を信じるかは、あなた次第。こういえば、身もふたもないが、50 年前の食生活と今とでは違うし、その人の体質などでも考え方は変わってくる。
様々な情報にあふれているがゆえに我々が悩むように、専門であるはずの医者たちでさえも喧々諤々な状態のようですので安心してください。
そこで、最初の言葉、(何を)信じるかによってあなたは救われる(はず)。
まず、本書のケトン体って何?、これは体内の脂肪分解によって生じる物質のことで人間(特に赤ちゃん)のエネルギー源。従来から、人間のエネルギー源はぶどう糖とされているものの、糖質の過剰摂取からくる糖尿病や肥満と言った現代病を誘発してしまいます。筆者は産婦人科医で妊婦の妊婦糖尿病と長年格闘して発見したのが、ケトン体代謝の優秀さです。簡単に言えば、食事の糖質制限を行うということですが、具体的にはMEC(肉、卵、チーズ)をメインとし、一口30回噛むということ。メインのごはん、パン、麺類、イモ類、果物などを極力控える。(あくまでも、カロリー制限ではなく糖質制限です)例えば白米ごはん1杯(150g)は252kcalで糖質55.3gで食後の血糖値が166mg上昇するのに対して、サーロインステーキ(200g)は1000kcalで糖質は1g以下、血糖値の上昇は3mgというデータは注目すべきです。
武漢ウィルス席巻で外食しづらい状況ですので、この時期に食生活を全面的に見直すのもありだと思います。免疫力が罹患後の生死を分ける可能性も高いようなので、逆に今だからこそ気軽に(手始めに3食のうち2食だけでも)チャレンジできる環境なのかもしれません。信じるものはきっと救われる。
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これまでの医学の常識が非常識に変わる内容。糖尿病の人は、特に妊娠糖尿病の人は、お母さんと赤ちゃんの命に関わる重大な内容。栄養学の常識も変わる。日本人の身体は、米で出来ていると思っていたし、脳の活性を上げるには糖分が必要と思っていたが、違っていたようだ。
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減らすべきは「白米」と「清涼飲料水」。現代では一般的になっている糖質制限に関して語られている。しかし本書で蔑まれている某学会の主張と同様に、本書の信憑性もよくわからない。事例も妊婦のみ。固定概念だけは持たないように気を付けようと思った。
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非常に興味深い内容。
糖質を制限するという感覚がタンパク質も制限するという認識になっている人もいると思うが、そうではないということを知識として知ることができる。
ケトン体の体質や食生活の実践をすぐに取り入れることは難しが、1日の半分、私の場合は午前12時から午後12までの時間の糖質オフを進めている。
その成果として、お腹が空きにくく、活動への支障もない。
また、私の場合はトレイルランニングという激しいスポーツを趣味として行っているが、栄養補給の頻度を減らすことができるので、非常に効率の良い身体となってきている。
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昔から当たり前のように食べていた白米。食の自分の中の常識が覆された。家族もいるし、今までの食生活全て変えられないけど、知ってて意識するだけで少しは違うかな。
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糖質しか血糖値を上げない。
ケトン体把握じゃない。栄養を補うためには糖分以外の別の回路であり、効率が良い。?当時のメモが変。?だな。
妊娠糖尿病の記述が多い。赤ちゃんはケトン体で栄養をとっている。
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"炭水化物は人類を滅ぼす"よりもたくさんのデータに基づいて書かれていて納得感がある。
ケトン体はアシドーシス起こさないのが何故か気になる。
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◆ケトン体で生きることこそ、本来の人間の姿!?◆
著者は、赤ちゃんや胎児の臍帯血などのケトン体の濃度を多数測定し、基準値の20~30倍になることを世界で初めて明らかにしました。これはヒトが本来、ケトン体をエネルギー源としていたことの証です。ケトン食は糖尿病や肥満だけでなく、認知症にも有効として研究が進んでいます。学会からの激しい非難に対する反証の場面も「おいしく」味わえます。
ヒトが本来あるべき姿を、栄養学の新しい常識として「おいしく」語っている、目からうろこの一冊です。