ページ数の割に内容が薄い。
2016/01/05 22:59
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投稿者:maco - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリコンバレー式の本を実行していてケトン体について関心を持ち購入。
内容のメインが妊婦の糖尿病(´・ω・`)
親戚にちょうど妊婦がいるのですすめようかと思いますが、
ケトン体についての中身があまりにも少なかったのが残念でした。
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ブドウ糖エンジンとケトン体エンジン
ケトン体 アミノ酸と脂肪酸の代謝産物
ブドウ糖グリコーゲンエンジン
食事からの糖質、肝臓のグリコーゲンの分解や糖新生で得られるブドウ糖をエネルギー源
体内貯蔵グリコーゲン 200ー300g 1000kcal 補給がないと12じかんくらいでなくなる
貯蔵脂肪 体脂肪20% 60kgなら12kg 108000kcal 2000kcal消費で50日以上
卵性の動物は糖質エンジンがない
ブドウ糖エンジン 激しい運動や、糖質を取っている時のエンジン 赤血球だけが糖質のみを使える細胞
ブドウ糖一分子から二分子のATP
脂肪酸から129ATP
生活習慣病 急速に増大した精製炭水化物やジャンクフードによる、グルコースミニスパイクとインスリンの過剰分泌
海軍で洋食、カレーを普及させた高木兼寛 慈恵医大の創始者
がん細胞はブドウ糖が大量に必要
がん細胞における嫌気性解糖系のこうしん ワーブルグ効果
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効果を実証している医師の言葉だけに説得力がある。
登場する既得権益にしがみついている人たちの話も然もありなん。
ネットには色んな情報が氾濫しているが、普通のリテラシーさえあれば、状況の打開なんて一昔前からは考えられないほど容易だと思う。
本書に書かれていることを鵜呑みにはしない、というスタンスは保ちつつも実践の上効果のほどを確かめてみよう。
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産婦人科の人が書いた本で、糖質制限をすると体内でケトン体が増えるが、ケトン体増加は体に悪くなく、胎児や妊婦はケトン体を栄養にしているので、糖質制限は人間に良いんだよ、という事が書いてある。大筋はうなずけるのだが、人間は糖質とケトン体の両方を燃料に出来るわけで、過度な糖質制限を行うよりは、両方の機構(糖質とケトン体)を使った方が良いんじゃ無いかな、と個人的には思ったりもした。
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感情的に自分達の主張を通すのではなく,データを示しながら丁寧に論考する.できれば,長期的な体の変化を示すデータを今後も取り続け,数十年後にまとめたものを見てみたい.
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「食事はバランスよく食べましょう」と言われるけど、では、正しいバランスはどこにあるのか?現在、一般的に良いと言われているバランス(炭水化物:タンパク質:脂質=60:20:20)には、実は根拠がない。狩猟・採集が中心だった人類の歴史を鑑みると、現在は炭水化物の取りすぎで、それが糖尿病やうつ病などにつながっている、という考え方が示されている。
産婦人科医として妊娠期糖尿病患者に関わり、ケトン体の測定データに基づく理論展開は説得力がある。主要な論点は前半にまとまっているため、後半の妊婦の体験談などは流し読みで良いと思う。
▪️ポイント
・血糖値とカロリーは無関係
・炭水化物60%には根拠がなく、取りすぎと思われる
・コレステロールが体に悪いという説は厚生労働省によって公式に否定された
・「日本人は農耕民族」という認識は誤り。ヒトは狩猟・採集を中心とした肉食寄りの生活をしていた期間が長い。
・精製された炭水化物を摂取した時に生じる高血糖、「ブドウ糖ミニスパイク」が生活習慣病のもとになる。
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ケトン体とは、脂肪酸ならびにアミノ酸の代謝物。アセトン、アセト酢酸、βヒドロキシ酢酸の事をまとめてケトン体と言う。
糖質摂取を止め、タンパク質・脂質を中心とした食事に変化させ、ブドウ糖を使った代謝からケトン体代謝に変化させる事で体の状態は劇的に改善される。
血糖値とカロリーには何の関係もない。
自然流産率は10%程度。
胎児は絨毛で作られたケトン体を主な栄養源、熱源、エネルギー源にしている。この事は、人間は本来糖質ではなく脂肪などを主な栄養源にしていた食物史を暗示させる。
人には糖代謝(ブドウ糖→グリコーゲン)エンジンとケトン体代謝(脂肪酸→ケトン体)エンジンの二つがあるが、後者の方が圧倒的に効率がよい。
渡り鳥も脂肪を燃やして飛んでいる。
脳もケトン体の方がエネルギー源としてふさわしい。
糖質が豊富に食べられるようなってから、ブドウ糖を使ったエンジンを日常的に使う事が増えたが、使いきれない糖質摂取の為にそれを脂肪にして蓄えるようになり、肥満や糖尿病が増えた。この証拠に、血糖値を下げるホルモンはインシュリン一つしかないが、血糖値を上げるホルモンは5種類もある。
同量の材料から生み出されるエネルギーの大きさは、糖代謝1-2に対し、ケトン体代謝は129。
ケトン体代謝は体脂肪よりも食べた脂肪が先に使われる。
主食と副食をバランスよく食べるという神話は人間が作った概念。自然界の生き物は同じものしか食べていない。
血糖値が上がるとインシュリンが出て血糖値を下げるが、この時にインシュリンが空腹要求を出す。従い、糖質を摂る食事では食欲を抑えづらくなる。
2015年、米政府の「食生活ガイドライン諮問委員会」がコレステロールの摂取制限は必要ないと報告した事により、日本も撤廃した。
卵生で子孫を残すその卵もタンパク質と脂肪だけで構成されている、ケトン体代謝。
妊婦糖尿病は妊婦母体が糖質を拒否している病態。同時にタンパク質と脂肪を要求している。
米をたくさん食べる村は短命であり、食べない村は長寿であった。
明治時代、白米を食べる海軍、陸軍共に脚気率が20-40%もあったが、海軍が白米を止めてから死亡者がゼロになった。
1881年、監獄の食事が白米から麦飯に変わった結果、脚気患者が絶滅した。
砂糖の消費量が多いほど、脳の働きが悪くなる。砂糖はマイルドドラッグ、依存性がある。
砂糖の過剰摂取は攻撃的な行動や、不安、イライラ、焦り、集中力の欠如を起こし、血糖値の乱高下が心身の不安定につながる。ガンの栄養にもなる。
2015年、日本の医療費は40兆円。薬剤費は10兆円。透析は2兆円。
ケトジェニック食生活
1. カロリー計算は無意味
2.糖質を摂らない
3.タンパク質を1日60g摂る
4.野菜で食物繊維とミネラル(マグネシウム、亜鉛)を摂る
5.ココナッツオイルを1日大さじ1-2杯摂る
糖質だけが血糖値を上げる。
カロリーと血糖値は無関係。
食品成分表には糖質項目がない。
食品交換表は何も交換せず、炭水化物を50-60%という固定した割合で摂取せざるをえなくしている。
やせたければ脂肪を取る事。
絨毛、胎盤には高濃度のケトン体がある。
胎児はケトン体で生きている。
妊娠中のコレステロール高値と中性脂肪高値は胎児の為。
新生児もケトン体で生きている。
糖質制限であらゆる糖尿病は管理できる。
ケトン体に毒性はない。
ガン細胞にはブドウ糖が不可欠だがケトン体は利用できない。
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学会から相手にされなかったので学会の閉鎖性を糾弾するみたいな。最近肉だけ食って糖分とらない見たいな健康法をチラホラ目にする。あまりやってみたくはないなあ。何が正しいのか確かめようがない。
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糖尿病の妊婦は、糖代謝から脂肪代謝に変化させることで、体の状態は劇的に改善される。生物進化的には、脂肪代謝の方が古く、胎児や新生児は糖より脂肪を代謝している。制限すべきはカロリーではなく糖である。
糖尿病に対しては、薬より糖質制限がよいことがわかりましたが、「正常」な人に対しては、どのような栄養が望ましいのでしょうか。肉だけ、なんて、高いし体に悪そうだし。
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簡易ケトン体測定器 アボットジャパンのプレシジョンエクシードβーケトン測定電極。
ケトン体エンジンと糖質エンジン。食べた脂肪が燃料になる。食事で脂肪をとると、ケトン体数値があがる。
ケトアシドーシスはケトン体値が高くても怒らない。問題なのはケトーシスではなくて高血糖。
食品成分表2015。食品交換表。
食品別糖質量ハンドブックのほうが便利。
MEC食=ミート、エッグ、チーズ。よくかんで食べる。
ふすまパン。みんなのパン。
マルサンのソイドルと低糖質ミートソース。
「親指はなぜ太いのか」=ヒトの主食がわかる。
「白米中毒」白米はマイルドドラッグ
がん細胞はブドウ糖が大量に必要。がん細胞は嫌気性解糖系を使う。そのため大量のグルコースが必要。甘いものはがんの栄養になる。
PET検査は、がん細胞がブドウ糖を大量に取り込むことを利用している。
ケトン体はがん細胞が利用できない。
「ガンが消える」
肉200g、卵3個、チーズ120g、mec食。
FACEBOOK 糖質制限というグループ。
ケトジェニックライフ。
豚皮を食べる会。
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ケトン体が人類の主のエネルギー源なだったのは間違いない。
そしてそのケトン体が今後の人類の発展に関わっていくだろうと強く思わせられた。
アスリートとしてケトン体がどれだけ良いものなのかを証明したいと思った。
・食事でコレステロールは上がらないと言うのは学会で発表されている。
・キノコは炭水化物だけど糖質はほぼなくてほとんどが食物繊維なのに対して、ご飯は食物繊維がほぼなくて糖質がほとんど。
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Kindle読み放題登録本です。
医学的なエビデンスに基いて糖質制限の有用性を証明し、また、世間で言われてる誤解を正していきます。作者の学会に対する怒りが全面に押し出されているのが読んでいてひしひしと伝わってきました。
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せっかくいい主張だとは思うが、本の書き方が恨み節っぽいのと、おなじく短命村などといった、過去の書物に根拠を求めた記載などをしているが故に、信ぴょう性が微妙に思える。もし、中身がただしいなら、本の書き方をニュートラルにしたほうがいい
P119 ブドウ糖エンジンとケトンエンジン
P146 栄養指導でで炭水化物というときには、糖質の割合がまるで不明。お米とキノコでは糖質量がまったく違う。
⇒うーん、それはおっしゃるとおりだねえ
P219 一升飯を食べる村は短命村
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かなり勉強になった。全面的に信用したかと言うと嘘になるが参考になった事は確かである。
作者が産婦人科の医師であることから妊娠と糖尿病療養指導に趣を置いているため男としては成る程なーと言う感想が多々ある。
アスリートのための体作りの参考にしようと思ったので、その点では期待はずれ。
しかし、糖質制限の基礎を学ぶには良書。
他の方も書いていたが、随所に作者の憤りが見えすぎるので、フラットでニュートラルな書き方にして欲しかったと個人的には思う。
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産婦人科の先生が、妊婦さんに、特に今までの医療の常識ではインシュリンの注射をせざるを得なかった方に、痛い思いをせず健康に赤ちゃんを産んで欲しいとの想いで糖質制限食をすすめている。
体の中で栄養がどのようにエネルギーになるのかについて解説されているので、イメージを掴むのに良いかもしれません。
自分の体と対話することが大事なことに気がつきます。
ダイエットでより具体的にどのような食事、食物が良いのかを知りたい方は別の情報を仕入れる必要があると思います。