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これは面白い!ひさびさのスマッシュヒット!大ヒット?
個人的には今年No1漫画かも。それほど面白かった!
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臨済宗のお寺で暮らしている作者による、禅僧の生活をコミカルに描いたコミックエッセイ。
一般人からしてみれば未知の世界な修行の内容が分かるだけでなく、仏教の知識やマナーも分かりやすく紹介されている。
力を抜いて読めるけれども、このコミックエッセイから読み取れる知識量は多いと思う。
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仏教というものは身近すぎて、意外に知らないことが多い。
この漫画作品は臨済宗の僧侶についてのあれやこれやを、
あまり気負いせず、ゼロ知識から伺い知る事が出来るものである。
私は宗教問わず、聖職者や信仰者に興味を持っているのだが、
この作品は宗教への信仰よりも、僧侶の生態というか日常生活について
詳しく書かれているので、求めていたものとは少々違っていた。
しかし、信仰や宗教についてカルトなイメージを持っている方には
とても肌あたりの優しいものであると思う。
何事も覗いてみたい性分には楽しめる。
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面白い。臨済宗の坊主様の実情を赤裸々告白 笑。寺の息子に生まれてしまったために、後を継いだ坊主様の裏話を妹が聞いて漫画にしている。そもそも、そういやなんで坊主の家系って存在してんだっけ、だって結婚しちゃだめなんじゃんかったっけ?とかまえまえからおもっていた。廃仏毀釈ってーことで、明治時代以降、お坊さんたちは後継者探しが困難になったため、タブーであるはずの妻帯を許されるようになり、平成の現代では、世襲のような形で坊主3世がうまれてしまっているらしい。いやー日本らしい。なぞがとけた。/あと、幽霊の存在を普通にいるものとして、坊主さんが話をしていたもの衝撃をうけた。だって、成仏したら幽霊なんて仏教の世界ではいるはずねえじゃねえかとおもってたんだが、供養を寺でしている以上、成仏していない魂というものは存在するという形になり、魂はあるという理屈になってるっぽい。神道じゃないのかそれ 笑/とまぁ本編とは関係ないところで、うーん、となったのですが、これはこれで日本文化としてありなんだろう、そもそも日本てそんなもんだよな、と大二病ぐらいのおおらかな精神で納得した。サンタをしんじてたとか、坊主の結婚式とか、じつは結構タブーにきりこんだはなしをのほほんと描いていて(たぶん作者には悪気がない)めちゃめちゃ面白かった。
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発売日当日に見かけるも、後日入手しようと思ったら1ヶ月以上かかった、坊さん本。
鋼の錬金術師のアシスタント、杜康 潤 (犬の人)のご実家臨済宗Z寺がメインとなっております。
葬式と法事くらいでしか見かけない坊さん、一体何してるの?どうやってなったの?をわかりやすく教えてくれます。
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“日本では禅の宗派に属する、臨済宗。(一休さんなどが有名☆)その寺の住職である著者の兄の修行僧時代を中心に、お寺のこと、お坊さんの衣食住などをわかりやすく描いた、日本初の坊主コミック・エッセイが登場!さらに、急にお葬式に行かなければならない時、またはお葬式を出す側になった時に知りたい、マナー、お葬式やお墓の金額相場、仏壇の祀り方など『すぐに使える!お役立ち仏教マナーガイド』も収録!知っているようで知らなかった、お坊さんの世界がここにある……!!”―裏表紙より。
プロローグ
本日出家日和(一)
本日出家日和(二)
本日出家日和(三)
日々是修行(一)
日々是修行(二)
日々是修行(三)
日々是修行(四)
方丈茶話(一)
日々是修行(五)
方丈茶話(二)
日々是修行(六)
方丈茶話(三)
日々是修行(七)
方丈茶話(四)
エピローグ
実家は臨済宗のお寺、実兄は住職という著者が描く坊主ライフ。修行時代をはじめ、禅宗のお坊さんの日常、まさに坊主DAYSが、おもしろく、そしてわかりやすく解説されてます。
以前、禅寺の宿坊に坐禅をしに行ったことがあるけど、僧侶の生活って、ホント奥深いわぁ。
宗派が違うと異なる部分もたくさんあると思うので、他の宗派のこういう話もあったらぜひ読みくらべてみたい。
未読だけど、続編(2巻)も出てるみたいですね。
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購入品(おそらく目黒行き)
『鋼の錬金術師』で一躍有名になった荒川弘のアシスタントを長らく勤めてきた杜康潤。彼女の実家である臨済宗のZ寺を舞台に寺を継いだ兄が寺を継ぐまでの間の僧院生活を丹念に描いている。
画のスタイルや作者のノリといったものは、やはり同じ新書館で展開された師である荒川の『百姓貴族』と瓜二つの印象を受けてしまうが(『百姓貴族』とは掲載誌も同じである→担当は違うはずなのだが)、直接の当事者が語りかける(あるいは畳み掛ける)のとは若干異なった印象を受ける部分があるのも事実である。
一方、宗教社会学の観点で本書を眺めることができるのかもしれないとは評者の考えである。一般的に宗教社会学は信者(本書になぞらえるなら檀家)の信仰行動が主にクローズアップされる。これは社会学の泰斗マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と行動(略してプロ倫)』から続く慣習だが、本書に強引に戻せば僧院内部での構造とハイアラーキーをどのように眺めるのか、そして明治期の廃仏毀釈(杜康は「江戸期の民衆管理業務に対する民衆側の反感」と見なしている)や僧侶の妻帯を誰が認めたのか(同じように「当時の行政府が『妻帯すればいいじゃない』と上から目線で言った」と見なしている)という問題に対する糸口を提供しているとも考えられよう。
宗教を他者化するのではなく、ましてや過信するのでもなく、微笑みながら付き合うことの意味として。
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お寺の娘として育った著者による禅宗のお寺のお話。
お兄さんの出家の話や、修行の話など、なかなか普段知ることのない世界を窺い知ることが出来て楽しいです。
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お寺の毎日、テンション高めでお送りします☆
お寺さんのお仕事、生きること死ぬことと常に向き合う日々は、同時にそのお寺さんにいる方にとっての日常なのですよね。
それは生死に慣れてるんじゃなくて、麻痺してるんじゃなくて、生きとし生けるものすべてにとってずっと傍らにあり共に歩むものだから、日常だから、なんだなー、と、今更ですが…(苦笑)
仏教の間口が広がることで、私のようなものは仏教に親しみを感じます。
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荒川弘氏の帯に引き寄せられて購入しましたが、大当たり☆とーっても面白かったです。
1巻(?)は、主に修行の様子や禅寺の様子などを中心としております。前に鉄鼠の檻を読む前に読むといいですよと言ったんですが、ホントにわかりやすいのですよ。
個人的に生活臭の漂う漫画が大好きなので、修行中の食事の事、薪割り、僧堂の様子などはホントに楽しく読めました。
エッセイ漫画の中でもかなり上位ランクで読みやすく面白い本です。寺、とりわけ禅寺にご興味のある方は必見!
新書館のエッセイモノって私の中で割とアタリが多いのですが、肌に合うのかな。
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さりげなく韻を踏んでいるタイトルが気になって、読んでみました。
実家がお寺という漫画家による僧侶についての解説エッセイ本なので、細かく紹介されています。
でも著者は萌え系同人誌を描いてきたとのことで、真面目な話の中にも、笑える遊び心がふんだんに取り入れられています。
著者の兄が出家して寺の跡継ぎになるまでの修行の様子が描かれていました。
お寺は一休さんでおなじみの臨済宗。
京都の建仁寺や鎌倉の建長寺が有名ですが、お兄さんはもっと近所のお寺で修行したそうです。
日本の僧侶は、妻帯禁止だったはずなのに、いつの間に禁が解けたのだろうか、時代の変遷かしらと、前々から疑問に思っていた、その答えが作中で説明されていました。
明治政府の大号令による神仏分離が行われたことで、寺では後継ぎが不足するようになったため、明治政府は妻帯をOKにしたそうです。
なんと、政治がらみの措置だったわけですね。
しかも、妻帯可なのは日本だけ。他の仏教国からは驚かれるそうです。
修行僧がもらえる自分のスペースは、一畳だけ。
座っている時ならまだしも、寝る時には、布団は一畳に入りきりません。
そのため、布団を半分に折って寝るそうです。これをかしわ布団と言うんですね。
托鉢や寄進では、何一つ断ってはいけないという決まりがあるそうです。
だから、肉をもらったらきちんと食べるとのこと。
肉食禁止ではないようです。
托鉢は、何人かで「ほーう」と言いながら町内を巡るそうです。
京都の金戒光明寺前で、秋に聞いたばかりでしたが、やはりあれが托鉢だったんだと納得しました。
托鉢の仕方も、よくわからずにいましたが、しっかり描かれていました。
普通は食べ物やお金をいただくものですが、なんと猫ももらったことがあるんだとか。
途中で逃げてしまったそうですが、不思議な(というか意味不明の)寄進もあるものです。
それもこれも僧侶にとっては修行の道なのでしょう。
お布施の仕方も紹介されていました。
托鉢もお布施も、経験したことがないため、今度その機会が来たら、たじろがずに行えるようになりたいものです。
修行僧の1日は忙しく、毎晩4時間睡眠だとか。よく続けられるものです。
精神が見事に鍛えられているからよりほか、ありません。
木魚は、魚の形をしていないのが謎でしたが、龍が2匹向かい合うようなデザインになっているとのこと。
魚はいつも目を開けているから、それに倣ってがんばれるようにという意味が込められていると知りました。
軽やかに明るく紹介されていますが、実際の修行は血のにじむような努力と苦労の積み重ねでしょう。
一般人には到底真似のできない、奥深く厳しい世界を、わかりやすく紹介してくれている、親しみやすい一冊です。
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禅宗のお坊さんの家に生まれた作者が家業を継いだ兄の話や家事情を面白おかしく説明してくれる漫画。我が家は浄土真宗の家かつ自身としては無宗教に近いですが、読んでてなるほどと思う話が多くタメになりました。余談ですが作者はハガレン作者のアシをしていた経験がある方なので、その所為かノリもかなり近いです。
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坊主に萌え(*´∀`*)。「雁の寺」と全く同じ描写が出てきて、ビックリ楽しい~!でも「雁の寺」って昭和初期の話よ?今でも同じ世界なのね・・・
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私はさんすくみからこの本へ。
エッセイ漫画。
へぇ~そうなんだ!と面白く読めました。メインは臨済宗です。
他宗派との比較がもう少しあったら個人的に☆5でした(笑)
知りたいなら自分で調べろって感じですが、「うんうんそうだよね、じゃ、うちの宗派はどうなんだろ?」と思いました。
でも満足です。仏教などこのようなものに興味があれば読んで損は無いと思います。
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僧侶の兄を持つ作者が、知られざる僧侶の修行をコミックエッセイで紹介する作品。出家しなければ知れないような修行の日々を詳細かつ面白おかしくエッセイ化していて、僧侶や寺に興味がある人には非常にオススメな内容です。
ただ詳細な余り、誰でも楽しく気楽に読めるかというとそうでもないかも?仏事に興味が無いと退屈なところもあるかもしれません。
私は寺に興味があるので、いろいろ普通では知れないようなことが知れて楽しかったです。巻末にはおまけコーナーとして仏教マナーガイド付き。