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世代の離れた人間を使うのは難しい、しかもいま世代の若者はこの本の登場人物以上に難しいw
で過ぎた話で漫画でした
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団塊世代のデパート幹部と、売り場の若者たちの軋轢。努力の価値観が違う世代とのギャップに苦しむおじさんの伝治が、低迷極まる地方デパートを再興しようと奔走します。「幸腹」と言うほど料理の必要性を感じず、大袈裟な料理描写は蛇足に思えました。でも中年と若者の意識の違いが少しずつ擦り合わされ、力を合わせて目標に向かっていくラストは清々しく気持ちの良いものでした。「結果を出せなかった努力に価値などないと考えて来た。でもそれは、努力さえすれば当然のように結果を得られた時代の弊害だ。」良き改心です。
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初読み作家さん。デパ地下の話と思い込んでいたら違った。ベテランと若手、百貨店と地元商店を結びつけたのが美味しい料理だったってことでいいのかしら。
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一言で言うと、ベテランと若者の相容れなさ、に重きをおかれたお仕事小説といったところでしょうか。
もちろんだんだん歩みより初めて、良い循環が生まれてきます。
けれど、なんで「幸腹」なのかが最後までわからず。。食品売り場メインなのかと思いきや、食品売り場は売上出しやすいから良いなあというだけでしたし。
もしかして、「腹を割って話合えばお互いのことが見えてくる」から!?
ちがうか。。
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あっちの居酒屋小説のようなものを想像していたが、「食べもの度」はちょっと低め。
しかし、また毛色の違った話でおもしろい。
終盤に向け、あれこれ話がうまく進みすぎな気もするが、これはこれでスッキリ感があり良い。
ワタクシも学生時代に某地方百貨店で数年間アルバイトをしていましたが、ちょうどバブル後半~はじけたーの時期にあたり、バイト前半期は「時給ぐいぐいアップ」「空いてる日はいつでも来てね(忙しいから)」あげく、社員の上司の人から「俺の行きつけの店、いつでもバイト同士の飲み会に使っていいから!(お代はもちろん上司の人もち❤)」という時代でした(遠い目)。一日の売上げ7億オーバーの日は「大入り袋」なんかをもらえた記憶がありますな。
・・・・・はじけた後は一転「なるべく休んでくれない?」となりました。
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何も起こらない(^ ^;
日頃ミステリ系を中心に読んでいるからか、
あまりにも何も起こらないなぁ...
こんなんでいいんだっけ?(^ ^;
...というのが、正直な第一印象(^ ^;
作者は居酒屋ぼったくりの人だし、
タイトルから勝手に「つぶれかけた百貨店を
レストランの改善で救った」みたいな話かと
想像していたのですが...そうでもない(^ ^;
確かに割烹での食事のシーンは丁寧に描かれるが、
かと言ってそれが主題という訳でもない。
何というか....静かなお話である(^ ^;
「オチ」も特にないし...(^ ^;
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幸腹な百貨店シリーズ 第1弾
第一章 フロア朝礼
第二章 駅のポスター
第三章 小料理屋での集い
第四章 社員食堂にて
第五章 百貨店のある町
百貨店を経営する五代グループで事業部長を務める高橋伝治は、かつて店長を務めた東海地方にある堀内百貨店の担当になる。
しかし堀内百貨店は今風のやる気のない若者社員、合理主義の店長など、売上貢献の気風が見られない。
閉店の窮地にある堀内百貨店が、店のマドンナである花村瑠衣、地元の「ふるみなと祭り」実行委員の若者たちと、地域振興と百貨店の盛り上げに奮闘する。
幸腹と銘打っていますが、あまり料理の話が出てこない。
「居酒屋ぼったくり」を読んでいる者にとっては、少し期待外れとなってしまいました。
秋川さんの強みは、温かい料理のアイデアと表現にあると思うので、続編も読んでみようかと思います。
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デパート再生をかけて知恵を絞り、街を巻き込み人を集める
ショッピングモール 地元の店を入れるが、高いテナント料で、先々は追い出すしくみ。地元商店街を衰退させて、去っていく。その仕組みへの反旗として読む。
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大手百貨店幹部が、昔、店長だった閉店危機の系列百貨店立て直しに奔走。心強い店員とともに地域を巻き込み…。『居酒屋ぼったくり』と同様人情と酒・肴がテーマ。軽く読むにはいかも。やや企業小説の味が入っていて、作者さんの良さは消えているかな。
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ものすごーくラノベ感。いや、ラノベは好きなんだけどそれならそれでラノベにしてほしい。一人称が鼻につく…なるほど、オンライン出身…
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閉店危機のデパートを救うべく、かつてそこで働いていた主人公がどのように再生していくのか奔走しています。
食べ物の描写が多く描かれていて、美味しそうでした。詳細に描かれているため、想像するとより立体的に浮かび上がりました。食べ物を多く書いていたためか、主軸となる再生計画が、後半になるにつれて、急ぎ目でとんとん拍子に事が進んでいる印象を受けました。なので、割とあっさりとした物語かなと思いました。しかし、段々と一致団結して、デパートが活気強くなる工程は、読んでいて爽快感がありました。
イラストが時折登場し、雰囲気が明るめでしたので、ラノベっぽかったです。むしろ、ビジネスよりかは、グルメの方に重点を置いている印象でした。
美味しそうな料理ばかりで、空腹の状態で読んでいたら、お腹がなると思います。
デパートが今後結末のような勢いでいくかわかりませんが、どうなっていくのか見ものです。
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百貨店と地域商店街の再生をテーマにしたお仕事小説
主人公の高原伝治が遠藤憲一っぽい
読みやすかった
たびたび出てくる料理やお酒の描写も印象的でタイトルの「幸腹」の由来か?
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著者の本なので、お料理と人間模様が明るく書かれているんやろなと安定の期待値で読み始めたんやけど、前半はちょっと読み進めるのがしんどかった。
たぶん、伝治さんがすごい批判的やからかもしれん…。わかるんやけど、そんなに愚痴ばっかり聞かされてもなあ、と、思ってたら、後半からはものすごいいきおいで「著者節」が出て、一気読みした。読了後はとてもよかったです。
わたしは伝治さん世代でもなければ、新田くん世代でもないけれど、どちらかというと伝治さんに近いかな。
バブルは子どものころに見ていたし、ついでに「この好景気はもうすぐ終わる」と、同時に聞かされてもいて、なおかつ自分たちが働き始めたら景気は落ちた。
「あー…。これが…」
って感じ。
だから、「やればやるだけ結果がでる」のも見てきたし、「やってもあまり結果がでないこともある」というのはど真ん中で体験した。でも、今の若い人は「やれば結果がでる」ということを知らないのに、「努力しろ」と、言われてるんやなあとしみじみ思った。
そりゃあ、やらんわ。
でも、人を動かすのは一生懸命な何かやとも思うので、楽しいことでも好きなことでもなんでもいいから、自分の力で結果が出せるという成功体験をどんどんすべきなのかもしれへんな、と、思った。
この話もシリーズ化してるのかな。続きがあれば読もう。堀内百貨店も、商店街も、これ以上話が広げられるんかな。それとも違うキャラにスポットをあてるんかな。
著者お家芸かと思っている食べ物とお酒が今回はわりと薄め(これでも。笑)やった気がするのも新鮮やったかな。
あっでもタイトル…(笑)。著者のこういうところが好き。
ここがぼったくりと世界観が重なってたら、それはそれでちょっと違うかなあと思っていたので、まったく違う軸の話でよかった。
出版社が違うからそもそも重ねてはこないかな。そうか。笑
あと、著者の体言止めの文章が最初はひっかかってんけど、だんだん癖にになってきた。笑
だんだん増えてきてる気がするけど、それこそ著者の味なのかもしれへんな。
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福が腹、なのが気になって前から読んでみたかった。
廃れた商店街、広い無料の駐車場のある郊外のショッピングセンターにお客をとられて青息吐息。
本社では既に閉店の意見も出ている地方の百貨店。
そこ店長出身の事業部長が古巣を守ろうと動き出す。
昔からの頼りになる部下。
そこに愛は生まれないのか?っとちょっとおもったりもする
。だって、信頼する上司とはいえ、
友人の元夫に子どもの成長の様子をいちいち報告してくれる、なんて好意がないとできなくない?
おそらく伝治さんは全く気付いてないだろうが…。
どうやら続きもあるようだからそのへんのその後もあるのか気になる。
最初はダメダメと思っていた若手社員の見ていなかった側面に触れみんなの力がひとつになっていく感じはいいですね。
とはいえ、最初のプライスカードが合ってない、とか掃除が行き届いてない、とか、基本じゃね?
そこからのやる気ある若者へのキャラ変更がなんかちょっと唐突だったなあっと。
同じく腐れ店長の子どもと思うと、の態度変更も唐突。
なにやら都合よく変化が起きすぎ、とも思うけど、
ことが動く時ってそ。ゆーもんかも、とも。
そもそもお話ですし。
ハッピーエンド上等!!
読後感はよし。
幸腹な百貨店、とゆーから、なんかおいしいもんでの業績回復ものかと思ったら、おいしいものを食べる機会を経ての変化、ということだった。
結局カードイベントでの集客が劇的効果。
今はこーゆーイベントもあっちこっちでやってるから
それを超える何かを考えなくちゃいけない。
そもそも毎年毎年売り上げを上げていかないといけない、とゆー考え方自体にもう無理がきてるよなあー。
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2021年1月3日
途中展開が無く、もう読むのやめてしまおうと思った。
「小料理屋での集い」のときから俄然楽しくなってきた。予想通りの動き。活気が出てくる。人を見る目が変化する。
こういう感じを読みたかったんだ。とそのあとは一気読み。