紙の本
ジャズへの情熱はまだまだ冷めない!
2015/12/27 10:48
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投稿者:アーチャー - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻を重ねるごとにますます”ジャズ”に対しての情熱の高まりが伝わります。残念なのは読み手の想像の範囲内でしか演奏のすごさを認識できないこと。こればかりは仕方ないといえ、やっぱり残念だ。
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最後がもやっと
2022/10/08 14:37
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投稿者:らんま - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに社会人としては大事なことなんでしょうが、最後の厳しい忠告は心が痛い。
学生ですし、上に上がりたい気持ちも、なんとかして聞いて欲しい気持ちもわかりますし。
ううん、ここで次の巻に続くのか…
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天才ピアノの「沢辺」に、
初心者ドラムの「玉田」に、
主人公で秀才の「宮元」のトリオは「JASS」でライブなう!
そこに、
ベテラン「川喜田」さんが波風を起こす!?
天才ピアノの「沢辺」は上を目指し失墜する。。。
初心者ドラムの「玉田」は頑張りファンが1人できる!
主人公で秀才の「宮元」はゴールがない世界でゴールを目指している!
ここからが魅せどころよね!
8巻も楽しみです!
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201512/器用にクールにみえる雪祈の不器用さに泣ける…。「N.E.W.」聴きたい。 玉田の真っ直ぐさとそれを見守る客、一人ごはんのところに届く贈り物、今巻も随所でジ~ン…。THE FIVE みたいなバンドは現実でも嫌いだけど、客を下にみることで何とか保ってるプライドがわからんでもないのは齢を経た故やも。これ読んで、JAZZじゃなくても、もっと気軽にハコで音を楽しむ人が増えたらいいなー。
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JAZZ漫画である。少女漫画の中に、POP音楽やクラッシックで成功するまでを描いた作品は多くあったと思う。しかし、青年漫画で、音楽で成功するまでを描いた作品は、すみません、私、音楽映画や音楽漫画が嫌いということもあって寡聞にして聞かない。
宮本大は、高校一年の時にJAZZに出会い、三年間休まずに河原でテナーサックスを吹く。やがて時々の演奏で人々を驚かし唸らせ、半年正式な訓練を積んだあとに、東京に出て来て、「才能ある同年代のピアニスト」沢辺に出会い、友人の玉田をドラムに引き入れてトリオの「JASS」を結成して、ライブで客を集めるようになるのである。
第7巻までやってきて、少女漫画にあるように劇的な展開で一気に人気者になったり、ジェットコースターのような恋物語は出てこない。その代わり、一巻目の最後に出てきて、ずっとそのスタイルを保っているのだが、宮本大はどうやら将来海外のステージで大成功をおさめる大物JAZZメンになるようで、その時点でその巻で登場している登場人物たちがインタビューを受けて、「昔の宮本を批評する」という体を持っている。よって、宮本のJAZZ人生は大成功することは「約束」されている。
それなのに、それだからこそ、読ませる。それは、JAZZをめぐる音楽家たちの世界や人生が「リアル」に描かれているからに他ならない。そういう意味では堂々とした「青年漫画のJAZZ漫画」なのである。
7巻では、JAZZ界の武道館、有名なライブ会場のスタッフから沢辺がボロクソに言われる処で終わる。
読んでいると、久しぶりにJAZZを聴きたくなるだけでなく、真っ直ぐに夢を追いかけることの「愉しさ」と「大変さ」がひしひしと伝わる。漫画大賞の候補になっているけど、大賞を獲るにはまだ早い。
まだ彼らは18歳だけど、早く海外に飛翔させたい。
(2015年12月に7巻まで刊行)
2016年2月7日読了
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ソロって、真面目でテクある人ほど入りにくそう。ジャズやってた娘みててそう思いました。雪祈の感じ、よくわかります。でも破りますよ。私もそう思うし、そういう姿、すぐ見れる気がします。今回も勢いもらいました。
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大達、10代のジャズトリオ「JASS」。その全力の演奏が、客を増やし始める。初めて受け取ったギャラ、トリオを羨む中年バンド、悩み前進しながらライブを行うことで大達は道を切り拓いてゆく。そして、ピアニスト雪祈は、憧れ続ける日本一のジャズクラブに出演しようと、ある男を招き―――?(Amazon紹介より)
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遡及レビューです。
第7巻のリード文
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「大達、10代のジャズトリオ「JASS」。その全力の演奏が、客を増やし始める。初めて受け取ったギャラ。トリオを羨む中年バンド、悩み前進しながらライブを行うことで大達は道を切り拓いてゆく。そして、ピアニスト雪祈は、憧れ続ける日本一のジャズクラブに出演しようと、ある男を招き・・・?」
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このリード文にかかれている、ある招かれた男が発した言葉が非常に印象的。
大が自分の全力のプレイをその男に披露した時、彼は言った。
「君は臆病か?」
「全力で自分をさらけ出す、それがソロだろ。」
「内臓をひっくり返すくらい自分をさらけ出すのがソロだろ。」
この巻では、電車で楽器をもったサラリーマンのおっちゃんのトランペットをひょうんなことから聴かされるハメになる。その曲がブルー・ミッチェルの「I"ll Close My Eyes」ということで、この日はこの曲を聴きましたね。
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鼻っ柱をへし折ってくれたって? 今まで自分がしていたことを、他人にされた。その時の相手は、自分よりも各上田と認めていて、冷静にそれを認めることが出来たなら、そこには強さがある。心を開けないその頑なさの理由がわかるだろうか? あとは、ドラムの彼。インタビューに登場すると言うことは、やっぱり表舞台からは降りてしまうということだよね? 残念だけど、音楽は続けていて欲しいな-。
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「成長する君のドラムを聴きに来ているんだ」
今の店に異動してきた時に毎回売り場にダメ出ししていた年配のお客さんを思い出した。郊外店しか知らなかったから数とか見せ方とか色んな所が駅の店としてダメダメだったんだと今ならわかる。今でもダメダメだけれど。反発して試行錯誤して苦しんで。
ある時「うん、いいねこのフェア。成長してるよ」
時代物が好きで発売日は午後便に合わせて来店してくれていた。
「入院前に何冊か君が選んでくれよ」
そう言ってからもう何年も来てくれていない。
他のお店を成長させに行っているんだと思う。
いつか来た時に「成長したね」
そう言ってもらえるようにまた試行錯誤して苦しもう
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「インプレッションズ」ジョン・コルトレーン その「ジャス」の意味だが、大本は「性行為」。つまりセックスの隠語だという説が最も広く知られている。 思い切り思い切って、毎日毎日出し切らないと。 内臓をひっくり返すくらい自分を曝け出すのがソロだろ 横柄な叫びの頼み方 沢山の武器を持てば、沢山の視点からストーリーを語ることが出来る。 乳母うば 音楽は歌うように演奏しろ ハービー・ハンコック&ウェイン・ショーター
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感想
自分がいけてると思った時に全否定されると凹むよなぁ
あらすじ
ギターの川喜田とセッションする。彼のお陰で知名度が上がり、段々集客できるように。雪祈は10代で、日本最高峰のソーブルーに立つことを目指していた。川喜田の口利きで、ソーブルーの担当者にライブを聴きに来てもらうが、雪祈はソロで全然さらけ出せていないとダメだしをくらう。
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電車の中で出会ったおじさんとのエピソードが最高。笑わせるも、ぐっとくる。ユキノリは挫折を味わう。巻末のウェイン・ショーター、ハービー・ハンコックへのインタビューに驚いた。7巻すごい。
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くすぶったベテランバンドとの出会い、デビューを急ぐ雪祈が若さゆえのいたらなさを指摘されるなど、見どころが満載でした。
巻末に収録されたハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターのインタビューも痺れました。