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107件
BLUE GIANT
著者 石塚真一
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、
川原でサックスを独り吹き続けている。
雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は
仙台、広瀬川から始まる。
BLUE GIANT 10
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2015/09/29 19:04
本気でジャズ
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パンチョ - この投稿者のレビュー一覧を見る
6巻読了時点ですが、音楽漫画としては最高峰になるんじゃないかと期待してます!
いずれ名プレイヤーになるだろう高校生と、それを取り巻く人々の物語。青春まっさかりの高校生ゆえの恋や友情、たまには失敗したり恥かいたり。それに周りの大人達の挫折や夢が絡まって、深みのある話になってます。
主人公はジャズが大好き!というより、ジャズに本気、という感じ。時間さえあれば練習練習で、もしかして漫画の半分は練習シーンかもしれません。才能だけではない、努力の大切さを教えてくれます。
こんなに夢中になれる物があるって、本当にうらやましいです。
2018/10/27 00:29
魂が震えている
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全10巻を読了したところです。音の出ないマンガで音楽を描くというのは決してやさしい事ではないと思います。正直自分だったらどうしていいのか想像もつかない。それでも、数々のよい作品が出ています。のだめカンタービレ、四月は君の嘘、ましろのおと、坂道のアポロン、ピアノの森などなど。
そしてBLUE GIANT。ヤバいです。ページから音が立ち昇ってきます。主人公の大たちの演奏するジャズにぶっ飛ばされます。実際のジャズのセッションがそうであるように、大が仲間とセッションを組み、物語は後半に向けて加速していきます。冒頭も決してつまらなくはないのですが、まだまだアイドリングしているところなので、始めの数巻でやめずに、最後まで大と仲間の演奏を聞くことをお勧めします。
2017/03/26 17:05
先が見えない
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が上手なのか、下手なのか。才能があるのか、なくいのか。周りの反応がまちまちでよくわからない。どんなに好きでも、どんなに練習しても。先に何があるかわからない。フィクションだけど、わからない感じが現実っぽくて、おもしろい。