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爽やかな読後感に浸れる一冊。
主人公の菜々も真っ直ぐで良い子ですし、何といっても風早家の夫妻が、それはもう心映えが美しく、二人のお子様方がマジ天使で、本当に素敵な家族なのです。
こんなに素晴らしい風早家に悲運が襲い、何とかしようと孤軍奮闘する菜々の姿が、健気すぎます。
そんな菜々を応援する周りの人々も、味わいがあって魅力的です(空耳アワーな呼び名も、逆にほっこりww)。
解説の方が、双葉社の葉室作品はエンターテイメント色が強い。と耳寄りな情報を仰っていたので、是非チェックしようと思いました。
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時代物だが、主人公が可愛らしいからか、軽く読みやすい感じ。
こんな風に明るく懸命に生きる姿を読んでいると、気持ちが前向きになります。
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テレビドラマを見始めて、原作が気になり、まだドラマは続くが読み始めると止まらなくて、出張の新幹線で読んでしまった。ドラマの役どころがあまりにとぴったりとハマってる気がして今後のテレビも楽しみが増えた。年齢とともに時代劇が面白くなるが、人間のやることは現代も同じだと思う。
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2022.7.15 読了
武家の娘が父親の正義のために不幸に転落し、辛酸を舐めるが父の敵討ちという志を忘れず、努力が報われ理解者も現れ最後はハッピーエンド、まあ定番といえば定番の展開。子供との交流が混じったり出会う人をあだ名で覚えたりと工夫があり、面白く読めた。
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いざってときに、人に頼るんじゃなくて、自分で道を切り開いた菜々の選択がとっても好き。
素敵な結末でよかった。
難しい言葉もほとんどなくて、さくさく読める。
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元年9月22日読了。
主人公菜々の健気さ、優しさ、精神的強さ。とても惹かれました。そして何より、出会った人々に聞き間違い、言い間違いにせよ、変な名前をつけて堂々としている滑稽さ。
きっと菜々は、自分らしい人生をこれからも歩んでいくんだろうなあ。
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フォロワーさんお薦めの一冊。
とても気持ちが清々しくなるお話でした。
ありがとうございます。
この小説は、時代小説のかたちをした、菜々という16歳の女の子が起こした奇跡の物語だと思いました。
鏑木藩の上士風早一之進25歳、妻の佐知23歳、4歳の長男正助、3歳の長女とよの居る家に女中奉公に住み込みで菜々がやってくるところから始まります。
菜々は幼い時に父を亡くし、今は母を亡くしたばかりです。
父は元武家で、轟平九郎の画策により、切腹をしています。
一之進の妻、佐知は露草(俳諧では蛍草)に見とれている菜々に「きれいな花に目が留まるのは心が豊かな証。蛍はひと夏だけ輝いて生を終えます。だからこそけなげで美しいのでしょうが。ひとも同じかもしれませんね」ということばと万葉集の月草の歌を教えて病で亡くなってしまいます。
佐知を慕っていた菜々は、その後も、一之進が江戸で闇討ちの疑いがかけられ投獄されてしまい、正助ととよを引き取り、一人で働きながら、面倒をみていきます。
一之進には、佐知から遺言で「菜々を後添えにと言われていた」ということを打ち明けられていましたが、菜々は、いったんは断っていました。
菜々の周りには、団子の好きな剣術使いの壇浦五兵衛、菜々を慕う従兄の宗太郎、質屋のお舟、儒教学者の椎上節斎、最初は敵だった湧田権蔵などがいて、何かと助けてもらいます。
菜々は、お舟に借りた家に住み大八車を借りて、野菜と草履を売りに行きます。
そしてついに菜々は、轟平九郎と御前試合で真剣にて立ち合うことになります。菜々は五兵衛に剣術の稽古をつけてもらっていたのです。
果たして菜々は…。
菜々の周りには、いつも暖かな、いい空気が漂っていました。菜々は強い精神力と機転を働かせていつも、きびきびと働き、人に幸せを運んでくる女の子だったと思いました。
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菜々ちゃんカッコいい〜
逞しくもあるけど、可愛くもあり、近所の舟、節斎、駱駝の親分、五兵衛同様見守っちゃうよね。
これ、奥方になって続きないのかな?
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いい人が多い。菜々のまっすぐな心映えが引き寄せるのだろう。
物語としては、なしなんでろうけど
本当は、佐知さまが息災で
勝負に勝った後は、宗太郎さんと所帯を持って欲しかったよ。
佐知さまのような人に私はなりたい・・・。
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面白い。
正義は勝つ。と信じたくなる。正義を貫くのは困難。
NHKのドラマは良く出来ていたと再認識。
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とても読みやすくて爽快。
私的には話に没頭して感情移入して
読みたい性分なので途中、
ちょっと物足りない感じでしたが
ラストでは菜々の気持ちに入れて
良かったです。
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ようできた話や
しかし、あまりにも宗太郎が可哀想すぎる
宗太郎の胸のうちを思うと辛いなぁ
菜々、そりゃああんたはええやろけどな
頼るだけ頼って、甘えるだけ甘えて、そりゃないんとちゃう?
もうちょっと救いはないものか…
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NHKのドラマの元本、土曜日の夕方で見落としが多い
基本的な内容はやはり大差がない感じ
不幸な悪人の最後はやはり!
艱難辛苦の先の敵討ちなのだが一冊での完結、ひつこく無くて安心、登場人物も良いので何か勿体無い
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「日本晴れの読み心地!」直木賞作家が描く、「爽快&軽快」時代エンターテイメント!
と本の帯に書かれていたように、一生懸命で逞しい主人公で、周りの人も良い人たちで、楽しめました。
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一夜の逢瀬を重ねた後、女人が殿方から又会おうと、言われた際に、わたしは露草の、ように儚い命なのに、また逢うことなどできるのだろうか、と嘆く心を詠った。
月草の仮なり命にある人をいかに知りてか後も逢はむと言ふ
ひとは相手への想いが深くになるにつれて、別れる時の辛さが深くなる、
ひとは、皆、儚い命を限られて生きているのですから、いまのひとときを大切に思わねばならない。
商売は、続けないことには話しにならない。物を売るってのはお客との真剣勝負。勝負するには、まずお客に信用してもらなきゃならない。あいつは、雨の日だろうが、風の日だろうが、いつもそこにいる。あいつは変わらないなって、思ってもらえた時に、ぼつぼつ買ってくださるお客がつくようになるのさ、
言葉でなく行で慰める、何も言わず、ただ行うだけの者の心は、尊いものぞ
自分を大切にしない人は、他人を大切にできない
どんなに苦しくても今の幸せを手放したらいかん
幸せは得難いものでいったん手を離すとなかなかもどってこない
人は、心が大事。心がない人が本読んだり勉強しても心がある人は、本とか読まなくても心があるそれだけでいい。
最後は、野菜うりしよって母上って言うようにいわれてきたよ〜ってとこがめっちゃよかった
すごいスピード感があって読みやすい本やった