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よく本を読むひとはあまり本を読まない人によく聞かれると思う。〇〇の本が好きなんだけどそれ系ないか、と。難しいよね、例えばこの本にもあるけど伊坂幸太郎が好きな人ってたくさんいる。伊坂幸太郎が好きな人に薦める本ってなるとわたしは東野圭吾や湊かなえを薦めてしまうけど、本書では映画なされたベストセラーとしてハニフクレイシ、アーヴィンウェルシュ、カズオイシグロなどを挙げている。伊坂幸太郎が好きと言うよりも映画化されてる面白い本というニュアンスだろうが少し違和感。
逆に谷崎潤一郎の痴人の愛からはじまり、三島由紀夫、江國香織。大島弓子から、萩尾望都、ミランダジュライというセンスはわかる。好きだわどれも。
読書って本当に尽きない。読んでも読んでも読んでない知らない本がたくさんある。だから面白い
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作家や翻訳家、文学研究者など文学に携わる方々の鼎談。国内や海外、様々な作家の作品が紹介され、話は尽きない。
自分が抱いていた固定イメージがひっくり返されるような見方もあり、とても新鮮だった。
読みたい本は尽きないけど、時間は無限じゃないのが切ない。。
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一つのテーマについてあれやこれやと語り合う鼎談集。私からしたらお偉方ばかりなのだけど、お話されている様子はとても無邪気で純粋に本が好きなのだなぁと感じられるようだった。
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鼎談してる方々が楽しんじゃってる感じでw
それがいいんだろうけど、こちらとしては置いてかれてる感があったりw
でも、なかなか面白い読み方もご教授いただけたりww
固そうな文学作品も、つっこみどころ満載のようでwww
やっぱり、エロってつっこみながら読むとヘンなツボにハマりやすいらしいww
有名な文学作品も、あまりにくだらなくて、途中で投げ出したりしたくなるかも?ww
伊坂幸太郎について、を期待してたんだけど、あまり語られなくて残念。
村上春樹は、やっぱり語られやすいのね~。
獄本野ばら読んでみよ~っとww
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「きっとあなたはあの本が好き」という企画はすごく良いのに、内容が対談で自分の好み・感想を語るのに終始しているのが惜しい。衒学的な部分は抑えて面白さをプレゼンするという意識、要は「人にすすめる」ということに重点を置いて欲しかった。読んでいて「で、結局、どれがおすすめなの?」と思ってしまう。
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こういうのとても好きなので面白かったけど、結構ネタバレも激しいし、話の雰囲気的にも「あるものを好きな人にテーマからその人に本を薦める」というよりは、「あるテーマのそれも、関連するものも大体読んでる人が読書仲間とグルーピングしてたのしむ」本かな。もうすこしブックガイド的な雰囲気が欲しかった。大学で、部活動見に行ったら内実がサークルだったかんじ?(わかりづらい)でも谷崎の章があったので楽しく読みました。読んでるのも結構あった。笑
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最近全然小説を読んでいないので、なんか読んでみたいなとまず軽くジャブぐらいの気持ちで読んでみたら、実際の本を読まなくても良いんじゃないかな?と思うぐらいに面白かった。中ではとりあえずカズオ・イシグロが気になる。それと『痴人の愛』の猛プッシュぶりに、これは読まなくてはならないのかもなと思った。
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一つ一つの話題はあまり深みに入り込まず、それぞれのテーマ毎の対談者が連想する関連する本を上げていくような感じで進む。友達同士で、あの本って面白いよねーと語り合っているような雰囲気。特に議論が入り組むようなところがなく、この本はすごい面白いのかなと異様にひきつけられることはない。総花的にあげられた中から、よさそうな本を読んでみようかなと思うような、雑誌に表紙の絵入りで載ってたら、いい企画だなーと思うだろう本。単行本として読むとすこし軽く、物足りない気がする。
ただ、単純にいって、なぜ今の時代でも谷崎が、普通にエンターテイメントとして楽しむことができるのか。アリスの永遠性。など。名作として考えられるものの普遍的な力のすごさに感服した。
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村上春樹/ルイス・キャロル/大島弓子/谷崎潤一郎/コナン・ドイル/J・R・R・トールキン/伊坂幸太郎/太宰治
どれかの名前にピンときたら読んでみてもいいかもしれない。
書評家、作家、翻訳家が10人。
ブコウスキーの訳者として知られる都甲幸治さんをホスト役にして1作家3人ずつの鼎談方式のブックガイド。
ブックガイド好きな上に本について語り合ってる人たちも好きな自分には楽しかった。
各テーマも興味深く、例えばキャロルは「あえて男三人で『不思議の国のアリス』を語る」とか太宰は「ダメ人間を描く小説の作者はダメ人間か」とか。
なるほど~と膝を打ちたくなるような考察もあって面白かった。いやあ、自分頭固いわ。
ただ他の方も書かれているようにネタバレも激しく、映画『ファイト・クラブ』のどんでん返しもしゃべってしまっているので、伏せ字にするとかネタバレ注意をいれるとかしてほしかった。
あと話題に上がった作品のリストもつけてほしかったな。
大島さんファンなのでミランダ・ジュライとケリー・リンクはひとまず読んでみようと思った。
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作家別に紹介した読書ガイド。とても良心的だと思う。自分としては「コナンドイル」の章でピンチョンの新訳が出ているのを知ったのがよかった。希望としては、取り上げた作家が限らているのが残念なので、シリーズ化してくれるとうれしい。
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大学教授や批評家、作家たちがテーマを決めて作家や作品について対談形式で紹介したもの。流石に色々知っているなぁ という感じ。
ミーハー読者にとっては、イマイチ。
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所々表現が旧い(全方位への配慮が足りない)ので、2016年の作家の感性なんだなと思う。
三島由紀夫の本にとても興味を持ちました。
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「伊坂幸太郎が気になる人に」が気になって借りた本。
伊坂さんの分析部分がおもしろかった!
他に吉本ばななさんや川上弘美さんの本が積読になったことも◎