単なるテクニカル分析解説本ではない。
2016/02/28 14:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ファルセット・北村 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は確かにテクニカル分析を解説する本には違いなのですが、随所に著者ならではの誠意がちりばめられた実践的な指南書だと思います。
特に、信用取引残高や出来高といった需給の動向にも意識を向けさせようとするなど、投資家本位で著述した証左だと感じました。
今後も、こういう良書に出合えることを期待しています。
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チャート分析って何となく面倒だと思い避けてきたのですが、美しい法則性のあるチャートを見る楽しは、数学の公式の美しさに似たものがあるような。確実に儲かると言うものではないけど、株取引はかなり、確率の世界のような気もします。
全体的に読みやすかったので、また読み返したい一冊でした。
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2本のローソク足を1本にまとめる
トレンド分析
1.ローソク足★
2.ローソク足の組み合わせ・2本★
3.ローソク足の組み合わせ・3本(酒田五法)
4.移動平均線★
5.グランビルの法則★
6.ゴールデンクロス、デッドクロス★
7.トレンドライン★
上値抵抗線(レジスタンスライン)と
下値支持線(サポートライン)を引く
チャネルライン:レジスタンスラインやサポートラインと並行するライン。トレンドの幅を見る
8、MACD
単騎と長期の指数平滑移動平均線(EMA)の差
加重移動平均:単純移動平均に新しい株価の重みづけをしたもの
指数平滑移動平均線:加重移動平均に過去の数値を残す計算方式(鰻屋さんの秘伝のたれ)
9.エリオット波動
上昇5波動、下降3波動のサイクルがある
10.パラボリック
11.一目均衡表★
基準線:過去26日間の最高値と最安値の平均
転換線:過去9日間の最高値と最安値の平均
遅行線:当日の終値を26日前にずらして表示
先行スパン1:基準線と転換線と平均を26日先に記入
先行スパン2:過去52日間の最高値と最安値の平均を26日先に記入
雲:先行スパン1と2の間を埋めたもの
<三役好転>強い上昇トレンド
・転換線が基準線を上回る
・遅行線が26日前のローソク足を上回る
・ローソク足が雲を上回る
※逆転は以下の逆
オシレータ系(売られすぎ、買われすぎ)
1.サイコロジカルライン
過去12日間のうちの前日比プラスの日数比
プラスが9日間あれば75%
2.RSI★
一定期間の「値幅の合計(±関係なく)」と
「プラスの合計」の比率
値幅200、プラス50の場合、RSIは25%
3.RCI
日付と終値の相関性
日付の新しい順に1位、2位、3位・・・
終値の高い順に1位、2位、3位・・・
この2つの連動性を見る
過去14日一度も終値が下がらなかった場合、100%
4.ストキャスティクス★
%K:過去一定期間の安値・高値の中での
直近の終値がどの水準か
(期間内高値400,安値300の場合
380なら80%,400なら100%)
%D:%Kの一定期間の平均値
%slowD:%Dの一定期間の平均値
5.移動平均かい離率
移動平均との差
6.エンベロープ
移動平均の±で値幅の目安をつける
7.ボリンジャーバンド★
標準偏差の±2σ
8.信用取引の買い残、売り残
9.ボリュームレシオ
出来高と株価の関連
10.逆ウォッチ曲線
美しいチャートとは
1.ヒゲが少なく、短い
2.出来高がある
3.トレンドラインが引きやすい
4.ゴールデンクロスデッドクロスに素直に反応
5.売買された価格帯で反発・反転する
6.サインのサイン、がでている
7.順番通りにサインが出る
8.9日、17日、26日で変化する
9.きれいなN字が現れる
10.利益確定の目安が立てやすい
11.3回目のブレイクでトレンド転換
12.黄金比で押し目買い、戻り売りのタイミングが計れる
13.一定の法則で株価が変化している
→フィボナッチ数列