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紙の本
異国の風と香りを感じながら
2021/11/07 05:45
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
あの国のたゆたうような空気と特有の香りがするような作品
テロや誘拐事件、そして日本政府の立ち位置を作者さんらしく描いています。
そしてそれらを背景にした二人の男の恋物語
直実が意外に二人になると奔放なのが思いもかけずに良い感じ。
加賀谷があそこで直実に出会ったのはある意味運命かと。
逆もしかりですけど。
直実視点なので加賀谷の心の遷移は繊細には描かれてないのですが
空っぽだった心の中に直実がするりと入り込んできて
それを戸惑いながらも・・・受け入れる感じですかね。
秋初月の立ち位置はいつも作者さんが良く描く人物で
ある意味そういう心持ちが代弁者なのだろうかと思います。
それを言うと加賀谷はそこに立った原因が違うので
秋初月を代弁者だというのもわかる気がします。
あちらの土地の独特な香りや空気を感じながら
二人の男の恋を楽しむ作品でした。
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