投稿元:
レビューを見る
ペルソナ3コミカライズ9巻。
チドリの蘇生。そして、約束の1月31日。
初プレイでチドリ蘇生ができて本当によかったと思った記憶があります。なんというか、ちゃんと自分のプレイは寄り添えていたのだなぁ、と。
ゲームと違って、こちらのチドリは表情が多様ですごく好感高い。
長い夢を見ていたみたい、から順平が連想したストレガだった頃の記憶。あの頃のチドリを知っていれば、嫌なことばかり思い出すに違いなく、悪夢と言ってしまうのも仕方ないか。
それを真っ向から否定するチドリの想いが、とにかくまぶしい。
彼女を暗闇から解き放つべく導いた光。それがなんのことなのか、誰のことなのか、言わなくてもわかることで。スケッチブックを見れば一目瞭然。
この瞬間に、順平がペルソナ能力を得てから感じてきた、万能感と劣等感のゆらぎ。
そのためにモノレールで暴走したり、リーダーと嘘をついたり。
そのゆらぎもここで解消され、彼の真なる力として昇華されます。
なんてピュアなお話。
順平のくせに。順平のくせにぃーーーー。