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リーダーの仕事はチームのビジョンを示すこと。
何もしなくていいのは極論でそのことを示す内容も出てくるのだが、全体的に何か化かされている感がした。
すでにチームビルディングが済んで、それなりの組織のリーダーになっている人向けに喋っている。
そんな感じだ。
例えばアップルに代表される欧米(米?)企業のトップダウン式リーダーへのアンチテーゼとしてのリーダー論?
でも、最高のリーダーについて語っているはずなのにワクワク感がない。
果たしてそれは最高のリーダーについて語っていたのだろうか知らん。
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全ては先人たちの通ってきた通過点ということか。
リーダーの唯一かつ最強の仕事道具は「言葉」。リーダーは誰よりも言葉に敏感でなければならない。(p123)
傷つきやすい小心者が、優秀なリーダーになる。優秀なリーダーは驚くほど繊細。リーダーの多くが、「気配り」タイプ。そばに誰かがいると、発言に気を遣ってしまい、本音を語らない。(p129)
繊細さというのは、時として「傷つきやすさ」にもつながる。おそらく、多くのリーダーは本来傷つきやすい。(p137)
失敗を忘れようとしたり、なかったことにしようとしたりする人は、いいリーダーになれない。傷つき、悔しい思いを持ち続けているからこそ、同じ失敗を2度とするまいと心に決められる。(p138)
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○このサービスで注目すべきは、じつはテクノロジーではなく人です。というのも、耳の形状を測る計測担当者のこだわり度が、製品の質を大きく左右するからです。(39p)
○「売れなかったらやめてしまえばいいわけです。当然やめれば損が出ますが、そこから『なぜ売れなかったか』ということを学べます。(中略)マーケティング調査をして、出す商品を絞ってしまうと、何も勉強になりません。」(184p)
○いま世の中にいちばん足りていないものに、誰よりも敏感に気づき、最初に声を上げるのは、いつも若者です。(190p)
★IOTで一人ひとりにカスタマイズされた製品が作られる時代、一人ひとりに合わせたサービスが求められる時代に求められるのは現場の対応力。そのためにはビジョンを浸透させられるリーダーが必要。
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様々なリーダー像が紹介され、学びの多い一冊。
リーダーはビジョンを示し、自然に周りが動いている。現場の声を尊重するというのも頷ける。
組織のトップに限らず、社内のチームでも共通することが多く、勉強になった。
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リーダーとは常に心と時間をかけて一人ひとりの社員をよく見て、どんな声かけが必要かを考え続けている。直感とは、考えに考えて考え尽くした末に、ふと浮かび上がってくる決意。単なる思い付きとヤマ勘ではない。リーダーの大切な仕事は、常に考え続けること。考え続けた人にしか直感は降りてこない。考え尽くしたからこそ、どんな反論にも動じない信念が生まれてくる。リーダーは常に考え続けているから大事な情報を見逃さない。全身から釣り針が出ているような状態。同じような情報や映像を見て、それがヒントとして映るか、単なる情報として通り過ぎていくかは、ふだんからどれだけ考えているかの違い。何もしないとは何もしなくていいというわけではない。
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2016年、36冊目です。
会社の偉い人が、マネージメント層の人に、読んでみるといいと紹介されたと聞いたので、読んでみました。
著者の藤沢久美さんが自身の番組で登場した企業のトップに、
聴いた話しを基に書かれています。
「内向型人間が最高のチームをつくる」とサブタイトルにあり、
従来のリーダー像とは異なるリーダー像を掲げています。
従来のリーダー像は、メンバーをリードする力強さやカリスマ性が
定番だったと思いますが、内向的で、心配性で、繊細な人が、
一流のリーダーに共通していることだといっています。
リーダーのビジョンは、「マニュアル」を超える。
「ビジョン」の共有化が出来ていれば、指示しない職場ができる。
すなわち、リーダーの仕事は、ビジョンを描きメンバーに語り共有化をすること。
それが、出来ればメンバーが自分で状況を判断し、自律的行動出来るようになる。
変化のスピードに対応が可能になり、いい仕事ができるということです。
個人的には、サイモン・シネック著「WHYから始めよ!」という本に、
書かれていることに共通する部分があると感じました。
リーダーは、「何故この仕事をするのか?」を語ることができ、
ビジョンの背景や理由を、メンバーの説明し理解して貰えるスキルが必要ということです。
こんな風にリーダーが振る舞えることで、
メンバーそしてチームがいい仕事ができるようになれば、最高だと思います。
改めて、私たち一人一人が、
何を(What)ではなく、なぜ(Why)を語れる人間を、
目指していく姿勢が大切だと思いました。
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リーダーが心からそのビジョンに信念を抱いているか。徹底的に考え直しそれを我がものとしていくプロセスが必要。
朝礼、会議、お酒の席でも繰り返し繰り返しビジョンを語る。メンバーにも自分自身にもそのビジョンを深く刻み込んでいく。
部下を信じる。能力を認める。任せる。
部下が働きやすい環境を作り、あとは口を出さずにじっと見守る。
女性は炭鉱のカナリア。
女性たちが声を上げやすい環境をつくるだけではなく、解決策もセットで提案してもらう環境づくりをする。
メンバーの行動を制限するのではなく、メンバーがワクワクして自ら動き出すような目的提示をし、現場に任せる。
上司、経営層とは同じ釜の飯を喰う。
「なぜ」を伝える事→自分の仕事を深く見つめ、自信をもって自ら考える人に
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タイトルにある「何もしない」とはどういうことか、「内向型」とはどのような人物か?に直接結びつく章は無かった。やはり本のタイトルと中身は違う。
ただし、「何もしない」というのは、「何もしなくても社員が自然に動き出す」仕掛けであり、それがビジョンと理解。「内向型」とは本に出て来る心配性などを総称してのことと理解した。
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リーダーはなにもしなくて良いように: Meet Up 大阪 @ blog
http://meetuposaka.seesaa.net/article/436788178.html
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ソフィアバンク代表、藤沢久美によるリーダー論。インタビューを通じて得たリーダー論を垣間見ることの出来る一冊。メモ。
1.あらゆる角度で考えて膨大な数の仮説を立てる。誰よりも綿密にネガティヴチェックをしているからこそ自信を持って前に進める。その様子が考え尽くしていない人からすると大胆に見える。
2.何を伝え何を伝えないかもまたリーダーが判断すべき重要なポイント。
3.誠実かつ正しい言葉を使うことはリーダーが心掛けるべき最重要事項。言葉こそがリーダーの力の源泉。
4.不満を解決する為のアイデアも一緒に語ってもらうことで「炭鉱のカナリア」から「炭鉱で共に働く仲間」へと女性たちにキャリアアップしてもらう。
未来を予測する最高の方法はそれを発明することだ。(アラン・ケイ)
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何もしないと呼ばれるリーダー
ビジョンでみんなを動かすリーダー
若者は常に飢えている
ミレニアム世代の若者は社会貢献に飢えている
トップダウン型リーダーシップでは遅すぎる
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著者が経営者インタビューを通して感じたこれからのリーダーに求められる資質を紹介している。
・「働く目的」をメンバー全員に明確に伝えるビジョン型リーダーシップが求められる。ビジョンを作り、それをメンバーに浸透させる。その先の具体的なアクションは部下にゆだねる。
・メンバーが共感して自ら動きたくなる、魅力的なビジョンを作る力
・ビジョンをメンバーにsっかりと伝えて浸透する力
・ビジョンとは、メンバーの仕事を定義すること、「何のために働いているのか」の土台。
・リーダーは常に考え続けているため、同じような情報に触れても、単なる情報として通り過ぎるのではなく、ヒントとして映る。
・リーダーには、細かいことが気になって仕方がない心配性な人が多い。しかし心配性では終わらず、心配と向き合い、徹底的に考える。
・心配性な人が「ただの心配性」に留まっているのは、まだまだ心配が足りない証拠。
・リーダーには、好きでも嫌いでもない「中間層」をどれだけ作れるかが大事。敵を出来るだけ作らずに「嫌われない人」になる。
・リーダーが語るべき「成果」とは、売り上げや利益、昇進や昇給ではなく、仕事の先になる「社会への貢献」を見える化する。
・メンバーが感じるべき喜びを、いかに見える化、実感化するかがリーダの考えるべきこと。
・以前のCSRは利益が出れば社会貢献をするが、利益が出なければ削減していたが、これからは「ビジネスそのものを通じて社会貢献する」必要がある。
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最高のリーダーは何もしない―内向型人間が最強のチームをつくる!
2016/2/5 著:藤沢 久美
いま最前線で活躍している優秀なリーダーほど、リーダーらしい仕事を何もしてないように見える。
権限を現場に引き渡し、メンバーたちに支えられることで、組織・チームを勝利へと導いてる。
一流のリーダーの多くは、内向的で、心配性で、繊細である点で共通している。自分はリーダーに向いていないのではないか、という問題意識や心配自体が「リーダーの素質」になり得る。あと必要なことは発想の転換のみ。
本書の構成は以下の6章から成る。
①人を動かすから人が動くへ
②やるべきことからやりたいことへ
③命令を伝えるから物語を伝えるへ
④全員味方から全員中立へ
⑤チームの最前線からチームの最後尾へ
⑥きれいごと「も」からきれいごと「で」へ
何もしない。わけではない。
何もしないでもまわっているように見える仕組みを作りマインドを構成することがリーダーには求められる。
本書で紹介されている発想の転換。
簡単には受け入れることはできないものの、確実に時代はそれを求めている。それには自分だけではできず、そして時間もかかる。
やらなければはじまらない。
変わるのは自分からである。そして進めなければはじまらない。
何もしないゴールに向かって今は何でもしよう。
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The Real Essence of Visionary Leadership - Do Nothing and Think All
http://www.diamond.co.jp/book/9784478068137.html ,
http://diamond.jp/category/visionaryleadership ,
http://kumifujisawa.jp/ ,
https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official
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本当に何もしないわけじゃない。リーダーがすべきは、ビジョンを語り続けること。メンバーに目をかけること。