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面白かったのですが、
壮絶すぎて
悲惨すぎて
途中で読むのをやめてしまいました。
でも面白かったです。
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******引用******
「だからね、教育してやるの。一生のパートナーなんだもん。ちゃんと自分の意志で引きこもりの道を選ばしてあげたいから、外の世界が最悪だってことをこいつにもしっかり教えてあげるの。大丈夫、お前は素質があるよ。そんな変な体の犬、ここから出て行っても苛められるだけだもんね」
ぐりぐりと頭を上から押し付けるように撫でられ、首を胴体にめり込ませているゼッタイを見て、あたしは思わずこう口にした。
「あんたそれパートナーじゃなくて、ただの道連れじゃん」
「なんで? エリ以外の人間が全員敵だって教えてあげるんだよ?」
―― 『江利子と絶対』 p.20-21
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「江利子と絶対」「生垣の女」「暗狩」、3作品収録。
どの作品もタイプが違う恐ろしさ。おぞましさ。「江利子と絶対」「生垣の女」はコメディタッチに描かれていて、面白くもあります。「暗狩」は、とことんホラーで、作品に漂う雰囲気や、子供が得体の知れない恐怖に立ち向かうトラウマ的な感じが、乙一さんに似ている感じもあります。3作品とも、ぶっ飛んでます。
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なんか小説っぽくない小説だった。
本谷有希子。
アー確かにこんな感じだわって感じ。
毒々しくて、ユーモアがあって、よくわからん世界。
他にも読んでみたいな。
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購入:「江利子と絶対」はいつもの本谷有希子の作品、って感じ。
イライラするバカップルにかますシーンはすがすがしかった。
「生垣の女」は漫画でいうと…楳図かずおみたいな?(笑)
絵面は酷いが今までにない感触の作品でニヤニヤしてしまった。
「暗狩」は正統派(?)ホラー。乙一の「SEVEN ROOMS」を彷彿とさせるような内容。怖い。でも目が離せない。
「暗狩」はいろんな人にすすめたい。
前2作は…特に「生垣の女」はすすめられない(笑)
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短編集。
3作とも物語の綴り方が微妙に違うようで
それでいて、読みやすい
全編を通してあふれるものは、「絶望」で
良くも悪くも心に残る。
ブラックユーモアと、ホラーなので、読み手は注意。
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感情を剥き出しに、ありのままに、吼えてみろといわれた気がした。
ホラーをエンターテイメントと思ったのは、この本がはじめてかもしんない。
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短編集。
表題作以外は救いがない感じ。
3作目の『暗狩』がホラーだけど一番好きかも。
劇団主宰者で、作家・演出をやってるのが関係するのか、台詞ではなく情景描写や心理描写がリアルな感じ。
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本谷さんのデビュー作「江利子と絶対」を含めた、中短編集。「江利子と絶対」は、高校時代から家に引きこもり状態となっていた妹の江利子が、電車の横転事故や犬を飼いだしたことがきっかけとなって前向きになり、そのチャンスに姉が外へ連れ出そうとするは話です。うまく外の世界で馴染めるのでしょうか。その他に、ユーモアな作風の「生垣の女」とホラー小説といえる中編の「暗狩」が入っています。(2010.1.4)
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とにかくブラック!
後ろ向きなのか前向きなのかよくわからない主人公たちはけっこうすきです。
でも最後の話はほんと怖すぎです(´;ω;`)
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★3つか4つかで悩んだけれど、まぁ、僕の勝手な評価なので、★4つにします(笑)
本谷さんの小説デビュー作を含む3作が入った短編集。
先に「不抜けども、悲しみの愛を見せろ」を読んだせいか、文章がちょいと若い印象を受けた。でも、本谷カラーがすでに出来上がっていて、なかなか楽しめる。人物描写の上手な方だが、最後に収録されている「暗狩」なんかは特に秀逸。こちらにも緊迫感が伝わってくる。うむ、秀逸。
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本谷さんの小説デビュー作を含む3作が入った短編集。
デビュー作だけあって小説が若い。文章が若い。
まぁ正直言って「生きてるだけで、愛」や「不抜けども、悲しみの愛を見せろ」の方が、完成度も密度も高い。
けれども若さの中にやはり本谷流ありって感じで、コミュニケーション能力が極端に欠如した人物描写が抜群にうまい。
あと相変わらずタイトルは秀逸。
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犬に「絶対」なんて名前を付けてしまうんだぜ。
「絶対」こんなにあやふやなことばって無いよね。
絶対なんて絶対無い ってそれはもうすでに絶対です
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短編集。
1話目はめっちゃ笑えて面白かった。
「江里子と絶対」は普通でちょっと鬱っぽい内容だった。
3話目が怖すぎて二度と読みたくない。
ここまで方向性の違う作品を1冊にするって、すごいな。
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4冊目。これでこの人の本はしばらく読まない。久しぶりに買って損した本。不愉快。精神病院に入ってた人の本、なんやったかな。あれ以来捨てたくなった本。人生で2冊目。とちゅうで読むのやめた。これがギャグと思って書く人か~と思うとがっかりしたがな。