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青春熱血卓球漫画、英雄見参
裏面打法(漫画だけの必殺技のようだが実際にある打法)を修得した星野は膝の故障をおして準決勝へ。オールラウンド型のボスキャラと戦い、カット主戦型のスマイルが待つ決勝へ行けるか。
凄いぞ卓球、ドライブ打法、カット打法はともかく裏面打法とか、戦型の前陣速攻型とか、ラケットのラバーの粒高とか、用語も何か格好良い。ちなみにユニフォームなどはバタフライ社がメジャー、adidasとかNikeじゃなく。
そういう話も勿論、面白いのだが、青春群像劇だったわけですが、スマイルがもう一回笑えるまでの冒険物語とも読めるわけです。子供の頃の話が幾度か出てきますが、スマイルが笑うのはペコがスマイルの側でヒーローの時。ただ、もう高校生なので、子供騙しじゃなく、全力で、というところが熱血青春漫画であり、後日談も描かれていますが、人と人が真剣に関わって成長する過程を寸止めした面白さもありました。高校生なのに恋愛沙汰がアクマだけというのも洒落ている。若い内に夢中になる機会を持つ大事さを示しているのかもしれません。
1,000頁位で、1年間の話なので、筋は単純といえば単純ですが、回想シーンに、試合のシーンも多く、十分濃厚です。
ヒーロー見参!
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これを読む前は卓球に興味すらなかったが、後悔した。もう少し早く出会っていれば、卓球部に入っていただろうな。
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漫画のピンポン(映画は何回も観てる。)この年齢(20代)で初めて読んだのですが、
「スマイルが呼んでんよ」
「ピンチのときはオイラを呼びな。そうすりゃオイラがやってくるッ」
「アイツはもう、ずっと長いことオレを待ってる・・・・ずっと長いこと、オレを信じてる」
「ヒーロー見参!ヒーロー見参!ヒーロー見参!」
このシーン、号泣。
誰かのヒーローになるってすごいことだ。
決勝戦までスマイルも、ペコをヒーローとして認めないしねっwww
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また 連れて来てくれるか?
…………
そうか
『全身の細胞が…
狂喜している。
加速せよと命じている。
加速せよっ… 加速せよっ…
ヒーローは急速な成長を遂げる。
しだいに引き離されてゆく。
焦りはないっ……
怯える必要などないっ……
怯える必要などないのだっ!!』
[此処はいい……]
[此処は素晴らしい。]
[カッコ良かったぜ、ドラゴン。]
[そうさっ…]
[片瀬高校 2年 星野裕、決勝進出。]
(第51話 High)
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1巻を本棚には選ぶところかもですが、やっぱりペコでしょうということで、5巻を。
松本大洋って、こんな感じだったんか……!!!と。そして、映画を観て知っていたはずの、ピンポンって、こんな話しだったんか……!!?と。衝撃でした。
なんだか、角度によってペコもスマイルもめっちゃぶさいくやし、線がふるえてんのに写実的やし、それなのに卓球シーンめっちゃリアルやしで、なんだこれ、面白!!と、夢中になってました。
男同士の友情って、ただひたすら「待つ」っていうの、あるんだねぇ。女同士には、ないというか、女同士だと、ただ「待つ」というのは友情を意味しないようなところがあります。
あの映画のピンポンが、こんなに深い作品だったとは、そんで、こんなにおもろい作品やったとは。
最後はちょっと、ああしてほしかったな…と思いましたが、納得でした。
この星のいっとーしょーになりたいの!卓球で俺は。そんだけ!
この言葉使いのリアルさが、原作を読んでやっとわかりました。
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気分が沈みがちな時はこの本を1巻から読んで生き返ります。
全体的も好きですが、終盤の爽快感はたまりません。
また、最後の最後はマッタリしていますがそれもいいです。
棺桶にも入れてもらわないとね、この本。
なお、映画版のテーマ曲はマンガにもとても合っていると思います。タイトルもいい『YUMEGIWA LAST BOY』
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読了!
これはスラムダンクに匹敵する。
独特の絵柄で登場人物が名前を呼ばれないと同じ人か分からないときがある。
内面の変化を絵に表していると解釈で来るようになったらとても面白く感じた。
版画のように見える時もある。
卓球を書き込むことで人間ドラマが立ち上がって来た。
とても嬉しい時間を過ごせました。
感謝。
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映画やってた時以来、読み返した。短く綺麗にまとまっていて良い。松本大洋らしさも、スポ根少年マンガらしさも併せ持つ名作。58
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最後の表紙は主人公であるペコこと星野。5人の主要登場人物の中では最も漫画的な存在であり、トリックスター的な要素が強い。ただ、その中でも人間としての葛藤が充分に描かれているゆえに、読者たる僕もそれを応援しようという気持ちになってしまうのだろう。立ち直ったトリックスターの描き方として、『ピンポン』は非常に優れた作品なのではないだろうか?
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「スラムダンク」「リアル」「風が強く吹いている」「一瞬の風になれ」とともに,何度も読み返すスポーツマンガ
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一番好きなマンガ。
大洋さんにスポ根書かせるとこんな化学反応を起こすのかってくらいズバ抜けたセンスが詰まった作品。
終わりがこんな清々しいマンガなんてない。
個人的にはバイブル。
この本の中には神様がいる。
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(5巻まとめて)職場の先輩に貸してもらった。絵が独特なのでサブカル系の敷居の高いイメージを持っていたんだけど、内容はストレートな青春&熱いスポーツものだった。アクマがペコを叱咤激励するとこと、ペコがドラゴン戦で目覚めるとこが好き。
映画は観てたんだけど、ちょっと雰囲気ちがうな。映画も好きだけど。あ、でも先輩は映画の方は嫌いだって言ってたな・・・。
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ピンポン!それは不朽の名作!
感情下手で人との付き合いが苦手なものも、憧れにたどり着けないものも、泣くものも、人生レベルの出会いを果たせるものもそうでないものも、高校世界には様々な人間がいる。全員主人公であって、そうでない。
一番好きなキャラはアクマとその彼女ムー子。
当時、ピンポン読みながら、アクマは誰かに支えてもらった方がいいんだろうなと思ってたら、なんと突然彼女が出てきた!
アクマは、誰かに支えてもらった方がいい。
(なお、引用文は第4巻)
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自分がまさか卓球漫画を読む日が来るとは思わなかった。昨年はあれだけ憎かったのに…。ともあれ、一度敗れ、復活するストーリーというのは間違いなく面白い。熱くなった。
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映画は観て、好きだったけど原作までは手を出していなかった。
アニメもまだ観てないけど、そのうち観よう。
良く2時間に収めたなぁ、と言うのと、原作のインハイ-インハイの間のじっくり感も、準決決勝のエピソードも、うん、素晴らしい。
本当に素晴らしい。