紙の本
再読感想。
2016/12/03 18:40
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読むたびにお腹がすいてたまらないという、じつにダイエットの敵のような本ですが、作品中ではさらりと描かれている異世界の食文化も、じつは上橋さんの文化人類学研究のフィールドワークやそれ以外の実体験というバックボーンあってこそ創造されているのだとよくわかります。
「精霊の木」からの出典がなかったのが残念。
紙の本
バルサの食卓
2015/08/26 11:16
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投稿者:ふう - この投稿者のレビュー一覧を見る
上橋菜穂子さんの作品に出てくる料理はどれも美味しそうで、読みながら想像しては食べたいなぁと思っていました。レシピについての上橋さんのエッセイも楽しめるので、ファンにはたまらない1冊でした。
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物語に登場する食べ物って、何であんなに美味しそうなんでしょうか?
特にファンタジーに出てくるものは、食材の名前も全て作者がつくったものだから
読み手の想像でいくらでも膨らんで、より一層美味しそうに感じます。
食べてみたいな・・・という読者の要望に応えたのが、この本。
作者のイメージに合わせて、想像上の料理を現実のものにしました。
それがまた、みんな美味しそうなんだな〜。
早速何か作ってみようっと。
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上橋作品ファンタジーに出てくる料理のレシピ本。
ファコ・スチャル・ラコルカは我が家の定番になっちゃった(笑)
ノギ屋の弁当、タンダの山菜鍋にも挑戦したいね。
You are what you eat.(あなたはあなたの食べるもので出来ている)
の言葉通り、食べるって、生々しく現実的で人間味が出るもの。
ファンタジーや小説の主人公が食べているものって
「食べてみた〜い」って思うなあ〜。
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守人シリーズの中に出てくる、聞きなれない名前の美味しそうな料理たち!
すんごい気になってました!
どれも本を読みながら、「お腹すいた〜」なんて思っていました(笑)
本屋で立ち読みした感じだと、作品からの引用文と、再現料理の写真&レシピ、、、かな?
これは買っちゃうかも。
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所在:自宅マンション
バルサとチャグムが熱々をかきこんだ<ノギ屋の鳥飯>、タンダが腕によりをかけた<山菜鍋>、寒い夜に小夜と小春丸が食べた<胡桃餅>、エリンが母と最後に食べた猪肉料理……上橋作品に登場する料理は、どれもメチャクチャおいしそうです。いずれも達人の「チーム北海道」が、手近な食材と人一倍の熱意をもって、物語の味の再現を試みました。夢のレシピを、さあ、召し上がれ。
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上橋先生の実体験と、学術的知識から編み出された圧倒的な物語、
妙にリアルな食べ物とレシピが、実体化される……と、実際においしそうなレシピです。
生来のものぐさな私に出来そうなのはお芋団子くらいですが、
読むだけでも充分に楽しめます。
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上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』や『孤笛のかなた』『獣の奏者』などで出てきた料理を実際に作ってしまおうという、料理本。しかも、作られている方が南極料理人として有名な西村淳さんと来れば、小説で唾を飲み込んだことがある人は一読してもいいと思う。
バムやオルソ、ノギ屋の弁当。ロッソ、ハルク、ラコルカ……頭で文として想像していたものが、物として写真としてあるのが何とも嬉しい!(グリとグラのホットケーキが現実に出てきたのと同じ気分)
しかも、上橋菜穂子さんの異国の体験談つきともなれば、自分も日本を飛び出して食べに行きたくなっちゃいます。
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南極料理人が上橋菜穂子の世界の料理を再現!
これ見てから守人シリーズを読むと食事シーンが一層美味しく思えて、お腹すいてしまいました(^^
はむ〜〜っ かじりつきたい!
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あの胡桃餅が、タンダの山菜鍋が現実になって現れる!
その企画だけで大賛成です!
即決で買ってしまいました。
自分で想像するのも美味しかったけど(笑)、
目で見るものいいです!
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「守り人」はじめ、
「獣の奏者」や「狐笛のかなた」など
上橋菜穂子先生のファンタジー世界に登場する架空の料理を、
現実世界で手に入る材料で作ってみちゃいました。というレシピ本。
・・・だけかと思ったら、
一つ一つの料理に、上橋先生の短いエッセイがついていて、
これが面白く、あちこちで思わずくすっと笑ってしまった。
上橋先生の語り口は、
全然堅苦しくなくて、人懐こくて、気さくなんだけど、
そのフツーの感じで、さらっと
「オーストラリアのブッシュでアボリジニの若者たちとキャンプをしたとき」とか
「イランに行ったとき」とか、
「旅をしている間、まず絶対に必要なものは水と食料と保温具で」とか書いてあると、
ああ、上橋先生はフィールドワークでたくさんの生の体験をたくさんされて、
その上で創作をされているんだなあ、としみじみ実感。
だからこその、あの細かなリアリティ。すごいなあ。
一方で、このエッセイを読むと、
上橋先生がいかに「食いしん坊」かがわかります。
大人気の「ノギ屋の弁当」では、
「この飯はぜひとも、粒が立つ感じで炊いてください」とあるし、
「オーストラリアの子どもたちと共に、スプーンを持って、わくわくして出来上がりを待っていた」
というくだりなんて、その時の
メガネの奥の目をキラキラさせた先生の期待に満ちたお顔が容易に想像できて、
微笑ましいやら、可笑しいやら。
もちろん、お料理自体もどれもとても美味しそうに仕上がっていて、
是非いちど食べてみたいものばかり。
図書館で借りたんだけど、
買って、それぞれの季節に作ってみよう、と思いました。
上橋ワールドのファンの皆さん、
そして、食いしん坊の皆さん、おすすめです。
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これはいい!と思って、本屋で見つけたとたん、即買いしちゃいました。
民俗学の先生である上橋さんの、小説に書かれた架空の食べ物を再現した本。
料理人の中にはあの「南極料理人」さんもいるという面白さ。
物語の中で、印象的な食べ物が出てくると、魅力的なんですよね☆
研究の余地あり!
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上橋先生の小説で食べたいと何度も思った、どんな料理なんだろう?と気になっていたものがおいしそうな写真、レシピ、小説で出てきたところ、上橋先生のコメント付きで書かれてます。チーム北海道の皆さん実現ありがとう!
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2009.09
ああ、こんな感じのご飯なのね! 本を読んでいてある程度のイメージはつかめていたけど、写真になってでてくるとまた違った感じがして面白い。
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上橋菜穂子作品に多く見られる、涎が出そうなほどその細部を描写されたいしそうな料理の数々。「鼓笛のかなた」「守り人シリーズ」から、人気の高かった料理を実際につくってみたという画期的な本。タンダの山菜鍋や、ラッカルなど気になってた料理がカラーで拝めます。上橋ファンは持ってて不足なし。