投稿元:
レビューを見る
すっかり魅了されております出口さん、三冊目。
三冊読むと、だいぶ内容が似通ってきておりますが
まあ、自分への頭の整理になります。
この本は将来に漠然とした不安がある若者たちに
お金という観点から出口節で教養を伝授してくれます。
読むと当然だということが沢山書いてあるのですが、そんな当然なことに気づけない。非常に参考になる。
では心に残った言葉をメモ。
・「価値のある労働をしましたよ、世の中に価値を生み出しましたよ」という理由で職場から給料をもらっている
・お金そのものに価値があるのではなく、何かと交換した時に初めて価値が生まれる。
・同じお金を使って同じ経験を積むのなら少しでも若い方がいい
・投資は長期が基本
・お金は貯めるより稼ぐが大事
特に2番目のお金は何かと交換した時に初めて価値が生まれるというのに非常に納得。だったら賢く楽しく自分の家族のために使おうと。
あとは今の置かれている状況から見て
場所や内容を変えたとしても会社を一度退職したとしても
どうしたらまた働きつづけられるのかしら・・・と真剣に考えねばならんなと。
投稿元:
レビューを見る
若者向けに書かれたお金とのつきあい方。
特に間違ったことも書いてないが、この本でないと読めないような内容もないと言う印象。
立場上書きにくかったと思うが保険は掛け捨てのみにしなさい、というのは正直でよい。
投稿元:
レビューを見る
変えられないことを不安に置き換えて、右往左往しているだけ
お金に苦労する人は、データを見ずに、自分で考えない人
お金に振り回される人は、考えてもしかたがないことを考える人
お金で損する人は、与えられた情報を鵜呑みにする人
親の金は親の金
あたまが元気なうちに楽しく使いきったほうがいいよとハッパをかけてあげるのが親孝行というもの
親が元気でなければ確認できないことは早めに教えてもらう
重要書類はどこにしまってあるか
どんなお葬式をしたいか
認知症になったり寝たきりになったりしたときに延命治療をしてほしいか
投稿元:
レビューを見る
少子高齢化や世代間格差を嘆くのではなく、今できることを考える。昔の常識に囚われない(長い歴史を見れば高度経済成長期が特殊)。
働けなくなったときに備える就業不能保険が大切。
自分に投資!
投稿元:
レビューを見る
・伸びしろがあるところに投資する
・伸びしろがあるところ=働きはじめた自分(若者)
・投資も、政治も自分のアタマで考えることが一番大事
・誰が得しているのかを考える
・人、本、旅で勉強することが何より大事
・お金の使い方は、財布、投資、預金
・お金は楽しく使いなさい
・楽しく使うには賢さが必要。お金は使って初めて価値が生まれる
・正社員にこだわる必要はない
投稿元:
レビューを見る
もはや生命保険界の池上さんと(俺から)呼ばれる出口さん。安定の教養っぷりです。娘が読んでくれるといいなー
投稿元:
レビューを見る
若者に対して「将来の不安」は「金の不安」でもある。現状が如何に不安に見えても、社会保障制度から離脱してはいけないと説く。真面目に働いて社会制度に加入しておけば将来、必ず役に立つと著者は説く。若者に読んで欲しい。
投稿元:
レビューを見る
確かに今若い人の方が食いっぱぐれはなさそうだなあ。出口さんの本が読みやすいのはちょっとおっかなくはある。
投稿元:
レビューを見る
20~30代のゆとり世代をターゲット。
彼らが漠然と思っているお金についての将来への不安などについて、下記5つのテーマで解説している。
1.お金について「知る」
2.「使い方」
3.「貯め方」
4.「殖やし方」
5.「稼ぎ方」
年金不安や、その不安を増長させて個人年金を進める金融機関の矛盾を明確に説明している。
書いている事はとても基本的な事で、本多静六さんと共通点があると感じたので、昔も今も基本は変わらないと言う事と実感した。
投稿元:
レビューを見る
ライフネット生命を立ち上げた出口さんの著書。
お金に対してのリテラシーとして、財産三分法を提唱。
財産三分法
・日常で使うお金→財布へ
・無くなっても良いお金→リターンを得るために、投資へ
・その他のお金→引き出せるように預金
その中で、投資の部分は、下記優先順位で使うこと。
①自分自身の成長に使う。
※10万程度を上限として、打算的な考えではなく、自分が本当に徹底的にやれる好きなことにかける
②投資信託で長期にわたり、ドルコスト平均法で買い続ける
※運用会社について、複数の評価機関で三年ぐらい遡って評価が良いところにする
また、全てにおいて、自分で一次データをもとに考えることがお金のリテラシーを高めるには大事とおっしゃっている。
つい、時間のない中で、参考とする意見を鵜呑みにしがち。
でも、これもPDCAサイクルを回し、自分の考えを検証していくことが重要ということである。
投稿元:
レビューを見る
・国の危機とは国債の危機であり、国債の危機とは金融機関の危機である。
・政府が国債を発行し続ける限り、年金制度は破綻しない。
・ホントとウソを見極める能力
・不安になれば、真面目な人ほどなんとかしようと行動する。その真面目な人の行動の先には、必ず儲かる人がいる。→これで儲かるのは誰だろうと考えるクセ
・お金とは、価値ある労働をしたことの証明。経営者から見れば、労働の再生産のためのコスト
・変えられないことを不安に置き換えて右往左往するよりも、どうしたら自分の人生が良くなるか考える。
・社会はものすごい勢いで変化しているのに気づいてない人は多い。
・社会保障は、負担が給付(集めた分で賄う)が原則
・社会保障は市民のセーフティーネット
・数字や事実を把握して、自分の頭で考える。
・財産三分法
①財布=日常で使うお金
②投資=なくなってもいいお金
うまくいく保証はないけれど、うまくいけばリターンがありそうなことに使う
③預金=いつでも引き出せるお金(流動性の高いお金)
・お金は楽しく使う
・お金の使い方を考えることは、自分が何を楽しいと思い何を大切にし、どんな人間になりたいかを自問自答すること
・この時間を目一杯使おうという意欲がなければ、本当の意味での使える時間にはならない
・ケチと倹約は違う。倹約は賢さの証
・お金の使い方にきちんと向き合わない人は、他の大事なことにも正面から向き合わない傾向がある
・マイホームを持つと自分の流動性が下がる、不動産価値の成長が見込めない
⇒家を持つことのメリットは、老後も確実に住める家があるくらいしかない?
・お金を借りるのも能力
・いくら貯めるよりも、毎月お金が入ってくることが大切
・貯蓄はあくまで万が一に備えるセーフティネット
・貯蓄は、貯める額を決めたら使わない、これだけ
・蛇口から出る水(収入というフロー)を絶やさないことが大切
・子どもを社会に送り出すまでに2000万円~4000万円(基本的養育費+教育費)が必要
・万が一に備えておいた方がいい、自力では回避しようがないリスクに、最小限のコストで迎え撃つために、保険を買うのがいい。(リスクヘッジor貯蓄目的?)
・親には太陽ではなく北風を(健康寿命を延ばしてあげるのが子の務め)
・自分に投資をすれば、人生の選択肢が増える。将来を予測したり損得で考えたりせず、自分が好きなことに投資するのが一番
・途中でやめたら絶対に身に付かない
・投資の3つの心得
①ポートフォリオをつくる
②成長するものに投資する
③長期投資で考える
・投資信託がおすすめ
・衣食住が満たされるまではお金が全て
・お金を稼ぐというのは能力=一人で生きていける=自由という人生の選択権が手に入る
・自分はこれができるという得意技を見つけること(芸は身を助く)
・選挙に行かないのは完全服従の証
投稿元:
レビューを見る
若者を対象にした「お金」についての話なのだが、どうやってお金儲けをするかというような「生臭い話」とはまったく異なる、「生き方」の書である。
それまでお金のことなど、ほとんど真剣に考えたことはなかったのだが、来年定年退職を迎えるということもあって、少しはお金のことも知っておかねばと思って読んだのだが、そういう意味では、投資信託のことは勉強になった。
でも、それより定年後をどう生きるかという示唆を与えられたように思う。とりあえず、イタリア語でも勉強しようかという気持ちになった。
投稿元:
レビューを見る
何が良いって世間でいうところの「お前は●●しないと××になる」と脅す形式じゃないこと。建設的にポジティブであり、読んだ後ほっとできる。
お金について、「今は貯金もできないし」「老後どれくらい貯めればいいのかな」とか若干の不安を考えている人は、怖くないので読むと少し安心できるかもしれない。読みやすいのでオススメ。
投稿元:
レビューを見る
特に「就業不能保険」 なるものを知らなかったので、勉強になった。
いかに自分の健康を整えて働き続けられるようにするかが、最も大切だと感じた。
そのためにも仕事をとことん楽しまなきゃだな!
投稿元:
レビューを見る
https://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80080310