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これは久しぶりにヒットした。
はっきりあらすじは覚えていないけどセリフとか最後とか忘れられない。
あの最後は気になる…というか好きだった登場人物がどうなったのかが。
最初は現実っぽい話だったけど最後の方になるとサイコホラーっぽくなっていた。
これは買っても損はないと思う。
古本屋で売ってたら買おうかなと思ってる。
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山荘と言っても、建物に閉じ込められるわけではないです。
集まった人たちは皆叩けば埃の出る人ばかり。
そんな人たちを集めた主催者の本当の降霊会の目的は?
6歳の男の子が誘拐されて殺されてしまうのですが、
子供が恐怖を味わい、母親に助けを求める声は読んでて嫌だった。
子供が犠牲になる話はできるだけ避けているのに・・・。
後味悪いです。
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届けられた一通の手紙。「降霊会のお知らせ」それは、富士山麓の山荘への招待状だった。その山荘に集められた人々。そして、降霊会が始まった。霊媒師は、そこに集まった人々の誰も知らないはずの隠されていた過去だった。
次々と起こる不思議な現象。そして殺人。人骨も出て来て、山荘は異様さを増していく。降霊会は、何のために・・。ここに集められた人々は、どんな接点があるのか?
ホラー感覚で進む本格ミステリーです。
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女流作家の南澤秀子の秘書となった渡部司は、作家宛てに届いた水屋征児の招待する降霊会のお供をする事になった。
場所は富士山麓の水屋家の別荘。そこに集められた人々は、一見何の接点も無い人だったが、それぞれ曰くありげの過去を持っていた。徐々に接点が明らかになる。やがてそれは一人の行方不明の長谷川ユウを中心に一つに繋がってゆくのだった。
うーん。設定は面白いんだが、なんでしょう?読了後にイマイチ面白味が残らない。
ミステリーもしくはホラーなので、こーゆーのはアリかな。とも思うが、どうもあたしには面白く感じなかった。読み方が浅かったのかしら。
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2010/6/21
サスペンスフル本格ミステリー!
と本書の紹介には書かれていましたがこれはホラーです。
最後の最後までホラーに突き進むのか、それともミステリーとして収束するのかとヤキモキさせますが、ワタシの出した結論はホラー。
確かにミステリー的な解釈ができる場面もありますが、ちょっとミステリー的な要素が薄かった気がします。
よくホラーとミステリーの融合と言いますが、このジャンルはミックス度合いが難しい。
例えば密室殺人があって、散々引っ張ったあげくそのトリックは「犯人が呪い殺した」ではクレームの嵐。
だからと言って、怨念が巣食う館で怪奇現象が発生。誰もが恐怖のドン底にいる中で密室殺人が発生。超常現象が起こる屋敷で探偵が淡々と論理的なトリック解説をしたあげく、犯人が実は幽霊だった。というストーリーでもなんか無理がある。
ホラーという非現実的な物語とミステリーという極めて現実的な物語を見事に融合するのは並大抵な事ではないでしょう。
そういう意味ではその昔、ファミコンのディスクシステムであった『ファミコン探偵倶楽部2 うしろに立つ少女』はまさにホラーとミステリーがうまく融合されたゲームだったと思います。
2010/5/14
夏に向けてホラー小説を探してます。それほど昔の本ではないですが、新品入手は難しそう。ホラー小説を中古で購入ってちょっと怖いです。。
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閉ざされた洋館ものミステリが好きなんだなあ、という自分の嗜好を再認識。最後がミステリじゃなくてホラーっぽい不完全燃焼オチになってしまったのがちょっとがっかりだけど、雰囲気はとても好きで最後以外は楽しく読んだ
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ホラー的な要素を盛り込み、科学的な(人為的)な解釈で問題を解決する
ミステリーはこれまでに何冊か読んだが、本書はまったくその逆のパターンで結末をむかえた!!!
降霊会という霊的な要素満載で物語は進み、手記という形でますます
霊の仕業的な話にもっていくのだが、探偵役により一旦は理路整然とした
解釈がもたらされ、事件解決!と思わせるのだが、最後に全てが超常現象による話であることが明らかにされる。
たぶん、こんなパターンは初めてなので読後スッキリ感がなかったのだが、これはこれでかなりのドンデン返しで、だまされた爽やかさがある。
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とりあえず8月中に読んでおこうと思って読んでみました。
なんだかいろいろとスッキリしない話だったなぁ。
こういう心霊落ちにするんだったら途中の殺人事件とか必要だったのかなぁ。
自分の理解力がないせいなのかいまいちわかりにくい物語でした。
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好きな作者だったので。
資産家の戯れなのか。
山の別荘で開かれる降霊会に招かれ、
いや金と力にものを言わせ集められたのは、
誘拐犯を父に持つメイドに至るまで過去に秘密を持つ者ばかり。
はたして霊媒師は「本物」なのか、
誘拐され戻っていない男の子はどうなったのか、
資産家のも目的は何なのか。
そして、殺人。
最初のあたりは、
名前がでてこないシェフが怪しいと思ったら、
やはり他の人物と関係があったか、とか
これが伏線なのか? これも手掛かりなのか?と
きりきり舞いしながら読んでいた。
途中から心霊要素が強くなってからは、
さらにちょっとついていけなくなる。
探偵役の主人公だと思っていたのに、
ちょっと衝撃的な結末だった。