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機械式腕時計=高価な高級腕時計ばかりではない。アンティーク腕時計、中古腕時計、チープな中国製腕時計、ロシア腕時計等々。腕時計の楽しみ方は様々。そのことが、綴られている。著者の好みは、機械式時計で、文字版がアラビア文字のインデックス、そして日付け表示がないこと。確かに、いまどき、こうした腕時計は見かけない。
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「電波時計」
なんだか強気になれる。正義は我にありという気持ち。
「一つ目クロノグラフ」
男子たるもの、満艦飾の大皿のごちそうに憧れるものだが、年を経て欲望が落ち着いてくると、選りすぐりの一品料理こそ好むようになる。
「Gショック」
機能がうんざりするほどあって、わずらわしいという気持ちだけが余分にくっついて、その無重力なものをムリヤリ持ち歩いている。それがかえって嫌なのだ。
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著者にとっての時計について綴ったエッセイ
特に手巻きの機械式時計を好み、懐中時計もコレクションする。
無駄に高価な時計よりはこだわりのある数万円程度の時計を嗜好し、
その時計へのこだわりや背景について思索する。