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豊臣政権の三中老の一人である堀尾吉晴について書いた本です。
この本では堀尾弥助と呼ばれて、尾張で織田信安に仕えていた時代から、松江城の完成と共に生涯をとじるところまでが描かれています。
三中老って五大老よりも五奉行に近い存在のようなイメージでしたが、若い頃は武功も多く、そして、交渉などの弁舌に優れていたようで、五大老に近い存在のようですね。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-664f.html
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堀尾茂吉(吉晴)の戦国時代小説前編。
戦国ファンとしてはお恥ずかしい限りですが、名前は見たことがあるのだが、功績はよく知らない主人公です。
ちょうど桜の花見に行った岩倉出身で、物語も信長が岩倉城を攻略する「岩倉崩れ」から始まり、上巻は山崎の合戦で勝利するところで終わります。
上巻でここまで来るということは、江戸時代まで生き残るのでしょう。
物語としては、ワクワク、ドキドキはなく、よく言えば主人公視点の戦国時代の入門小説です。
史実としては知っていることばかりでしたが、山中鹿之助や竹中半兵衛を尊敬するところや信長から声をかけられて忘れられないエピソードは主人公ならではのことと思います。
下巻もこの調子で長々と戦国時代末期を描かれるのでしょうが、主人公の功績を確認するために読み切ろうと思います。
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2020.1.8読了
これを読むまで知らなかった
秀吉の家臣 堀尾茂助の目線からの物語。
織田信長が 頭角を現しだした辺りからの話。
前後編で、ちょうど本能寺の変が終わり、
明智光秀が滅ぼされた辺りで 前編終了。
すごく丁寧に描かれており、
歴史もの初の人でも読みやすいのでは?
特に 私の地元の合戦が描かれてるところは
地形なんかもわかるので、ワクワクした。
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堀尾吉晴、秀吉、信長、家康に仕え、戦国の世を強く生き抜いたと言う。知りませんでした。
仏茂助と言われ、謙虚な人柄でありながらも、武功は高く、信長からも、小太郎はわが物語ぞ、堀尾は毎度の事と言われるなど、信頼されている。
戦国時代には、珍しいタイプの武将、一気に惹かれてしまいました。