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無実の人間を有罪として自殺に追い込んだとして、しがない探偵に身をやつした古城。
元・デカとしてヤクザからはばかにされ、元同僚からは疎まれながらも必死にその汚点を晴らそうとする。
社会の底辺で這いずりながらも、ヤクザと癒着し暴利を貪る警察の闇に迫ろうとする古城が
巻き込まれるヤクザの抗争、周りで起こる殺人、暴力。
全体に暴力が渦巻き、暗いトーンなのになぜか爽やかな読後感。
ただ、どうもあまりに救いがないので、ここは★厳しめで。
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元刑事の探偵古城が主人公のシリーズ。
腐敗した警察内部と暴力団の癒着を暴こうと孤軍奮闘する物語で、地方都市の寂れた雰囲気とかやさぐれた感じとか結構好みなんだけど、なんとなく冗長で読み疲れした。
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よくある警察対暴力団の抗争劇。
唯一つ違うのは、今回の主人公は警察を追われたしがない探偵。
架空の北関東の都市・香田も、どことなく、「ここだ」と思わせるにおいも強く、興味深く読んだ。
男くさいハードボイルド好きには、お勧め。
第二弾が面白いらしい。
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4月-20。3.5点。
退職刑事の探偵。退職のきっかけとなった事件と、
地元ヤクザとの絡み。ハードボイルド。
結末近く、裏切り行為の意味合いが面白い。
スケールを大きくした割には普通かな。
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#読了。再読。県警捜査一課員だった古城は、風俗嬢殺しの容疑者を自殺させたことを受け、警察を追われる。探偵事務所を立ち上げた古城は、警察と地元暴力団との癒着を正すべく戦うが。再読であったが、最後まで楽しく読めた。
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まずまずっすかね~
東京から近くの地方都市での嵌められてしまった元警察官の探偵が風俗嬢殺人事件を追及していくと・・・
警察、やくざ、癒着、複雑な家庭関係
謎ありのミドルなハードボイルドです
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読み切ったって感じやな。
今時のスラスラ読める小説やなく、重厚感たっぷりって感じ。
めっちゃハードボイルドやん!それも古典的な感じの。なかなかでした。
無実の容疑者を自殺に追い込んで、警察クビになった敏腕刑事。家族とも離れ、今は、しがない探偵業…
何か読んでると、かなり前のことかと思うけど、実は4ヶ月前なんで、ホカホカ〜
でも、これには真相が…
終始、暗いというか重い、ええ感じのハードボイルドやわ。
警察組織、ヤクザ、風俗とお決まり感はあるけど。
でも、ワンちゃんが可愛い〜
ドーベルマンなんで、少し可愛いとは違うかもしれんけど。
警察組織の闇は深そうやな〜ヤクザとの密着度がハンパないこの街で未来はあるんか〜?と思ってしまう。
何か、正義感とかは、どこにもなくて、あるのは保身ばかり…中には正義感ある人おるけど、そういう人は…
やり切れん感はあるけど、最後は、少し気が晴れる。
これシリーズみたい。
時間かかるけど、また、読もうかな?