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乾くるみの最新刊かな
あんまりトゲのない優しい感じの話かな
ミステリー好きな主人公たちの日常的な非日常を描いた作品
ミステリーと小説の割合がすこしバランスが悪いように自分は感じちゃうけど
いろいろと込められた伏線はさすがかなというところ
気に入ったというかすごく印象に残ったのが
『人生って、たいてい同じことの繰り返しで、行動がパターン化してきますよね・・・中略・・・生活環境の大きな変化にしても、また新たな繰り返しの、だから新たな日常の入り口になってるだけで、非日常へと繋がっているわけではない』
という一説かな。つくづく実感する社会人2年生です・・・
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登場人物たちと同じく、読んでる方もマンネリ気味…と思っていたら、最終話とラスト一文でちょっと持ち直した。
どんでん返しでもグロでもないけど、流石にただでは終わらない。
作中作?のミステリ案内の部分でも読みたい本結構あって、これだけでも価値あるかも。
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書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店はミステリ専門店。雅賀の高校時代以来の友人大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶら常連客が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかなひとときを楽しんでいた。
日常の謎に、恋愛を絡めたほのぼのミステリ。各章の最後に主人公によるミステリ書評がついているのも楽しい。
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途中は物足りなさを感じたりもしたけども、最後の展開にはほっこりした気持ちになれました。とにかく最後まで読むことをおススメします。
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題名どおり、「古書店」が似合いそうな古本屋常連の
プチミステリ。
ミステリ作品の紹介・解説がとても多いので、
ミステリ自慢な人は腕試しにも面白そう。
最近の作品も扱っているので、
知ってる作品があると、ちょっぴり誇らしく。
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こんな古本屋あったらなぁ、とかああこのミステリ読んだなぁ、とか思う部分はあったのだけれど…期待していたよりも内容が薄いような。
「本とも」の連載だったのでそれはしょうがないか。きっと連載で読んでいたらもっと楽しめたと思う。
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ミステリーらしいミステリーをあまり読まない自分には、入門書としては適していたと思いました。
ただ、最後のほうは物たり足りなさも出てきてしまいました。
章の間に挟まれているミステリー小説の案内は、面白そうなものがたくさんあり、読みたい本が増えました。
こんな本屋が近所にあったら通うでしょうね。
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最後にそうきたかー。本来は別名義の方で出ておかしくない本だが、『イニシエーション・ラブ』で著者を知ったという人にこそ読んでもらってマニアへの道を歩んで欲しい、という意味では乾くるみ名義でいいのかもしれん。
紹介されている本の多くが絶版だが、それも古本を愉しむための趣向だと考えれば味がある。
表面的な話よりも、そうした裏側の事情を含むと評価は高まるなあ。どこまで意図したかは別として。
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読みたい本が増えました!
ミステリーを最近読み出したので、買った本もいくつか登場してて、あーってなりました。
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ミステリー好きにはたまらない、小説仕立てにしたミステリー紹介本。
登場人物はみんな読むのが早くて、おまけに作者やタイトル、内容までよく覚えてるなぁと感心する。
毎週日曜日の午後になると、常連さんたちが古書店の喫茶に集まり、他愛のない「日常の謎」について勝手な推理をしながら盛り上がる。
お宅と言われようと、好きな人どおしが集まって好きなことを語り合うというのは楽しいことでしょうね。私ももっとミステリーをいっぱい読みたくなりました。
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ミステリー書評集みたいな感じ。
著者の以前までの作風とは違う。
読みやすいんだけどのめり込めない感じで途中で読むのを辞めた。
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古書店が舞台で、主に登場人物たちの会話で成立しているのだが、
ミステリーの紹介がメインで、その中に日常のミステリーを組み込ませてある作品。
ミステリー好きならば、読んだ事のある作品が沢山でてきて楽しめると思われます。
随所に乾くるみらしさが散りばめられて、さすが。
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読書復帰作第三弾。
日常に潜む小さな謎。
なるほどと呻らせるものあり、
ちょっぴりほろりとさせるものあり。
またそれとは別に、店長さんのミステリー案内が
これから参考にできそうでお得感満載な一冊。
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ミステリ好きの人が開店したミステリ専門古書店でミステリ好きの5人が語り合う。
ミステリ好きにぜひ呼んで欲しい一作。
作品の紹介の方にかかりきりとも思えば実は密かに進む、連作形式って言うのはやはり面白いですね。
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古書店を舞台にした、ミステリ案内つきの日常の謎系連作短編集。全体としての仕掛けは小粒ながらも乾らしさを感じさせるニクイものだが、それ以上に魅力的なのは溢れるまでのミステリへの愛。むしろ短編小説つきミステリガイドとして読むべきか。