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2010 8/10読了。(確か)有隣堂で購入。
100円以上の売買をした客にコーヒーいっぱいを無料で提供する、というミステリ専門古書店を舞台に、いわゆる「日常の謎」系の短編14編と、各編に関連したミステリ小説ガイドを組み合わせた形式。
小説であり書評でもある・・・ということで興味深く読んだ。
次に読むミステリに詰ったときに頼りになるかも。
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パンチが足りないけど、作品の雰囲気は良い。でもコラムと本編の時差が持つ意味がよくわからないので、★3つ。しのぶ先生と五葉くんのキャラは好き。語り手をあえて店長にしなかったところも「ふつう」っぽくなくていい。
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数々の名作ミステリーを絡めながら、日常の小さな謎がテーマになった短編集。
本文、さらには各編の最後で名作ミステリーが紹介されていて、「次これを読んでみよう」と、いい指標になります。
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【あらすじ】
林亜紀、18歳。声優を志すものの、なかなか仕事にありつけない女の子。そんな彼女の運命を、唯一の特技である「トップアイドル・小沼エリンの物真似」が一変させる。喉の不調を訴えるエリンの「声の代役」に抜擢され、スイスに行くことになったのだ。有頂天になる亜紀。まさか旅先でエリンの死体を発見し、殺人の濡れ衣を着せられた挙げ句に命を狙われるとも知らず―。華やかな世界を舞台に繰り広げられるドラマチック・ミステリ。
【感想】
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ミステリ好きな「常連さん」が日常のミステリについて語るもの。
1冊を通して「小説」になってはいるが、やはりミステリ小説の紹介コラムを集めただけの印象だ。
手元に置いておき、「あ、あの本なんだっけ?確か乾くるみの小説で紹介されてた...」というときに使えればいいかな。
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ミステリ好きで「この本読んだ」というひとは楽しめるかも。
僕には知らない本ばかりで、感情移入できなかった。
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ちょっとした謎解き短編+ミステリブックガイド。謎が簡単すぎてわかってしまうものもあったが知ってるミステリが出てくる時は面白かった。表紙とイメージが違うと思う。
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古本を買ったら、その場でコーヒーを飲みながら読書ができます。そして、本について語り合うことができます。
こんな古本屋にときめいちゃう人には是非オススメしたい作品。
実際のミステリー小説の紹介も交えながらのお話なので、面白い本を探したいなぁと思ってる人にも楽しく読めると思います。
ただ、一点だけ残念な事が。
この小説にラベル?に「イニシエーションラブよりも驚きます!」っていう宣伝が書かれていますが、それを期待して読むと少しがっかりするかも。
イニシエーションラブとは、また違った味を楽しむ事ができました。オチも含めて(笑)
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ちょっと期待はずれだったかなー。
もうちょっと色々謎がちりばめられてるんだと勝手に思ってたので・・・
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びみょー。
考えてみれば、『イニシエーション・ラブ』以外はたいした事がないのだ。
これも外れだったよ。
短編的な形式なのに一回一回本屋や人物の説明が入るのはいかがなものか?知ってるっつーの!と読むのがめんどくなる。
月刊誌かなんかに掲載されてたようなので仕方ないっちゃー仕方ないかもしれんが、文庫化にあたりこのくどさをなんとかして欲しかった。
構成は毎回繰り返されてマンネリ、内容はたいした話でもない、月々読んでいくのなら時間も空くのでリフレッシュされ手軽に楽しめるだろうが、一気に読める一冊の本となると話は別だろう。
まず結論ありきのデキレースをみてるかのような気になった。
最後の終わり方は綺麗で良かったと思う。
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書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチの大村龍雄、高校生の柴田五葉、小学校教師の茅原しのぶ―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。乾くるみがかつてなく優しい筆致で描くピュアハート・ミステリ(「BOOK」データベースより)
こんな古本屋があったら私も通い詰めるー。
二次元ながら、理想の古本屋さんでした。
ただ内容はやや凡庸。
日常の謎を毎回解き明かすのですが、心に残るような謎はなかったです(ある程度、ミステリを読んでいる人じゃないと、面白さがわからない話もありましたし)。
連動している〈林雅賀のミステリ案内〉のアイデアはいいと思うんですけどね。
特に14番目のミステリ案内は、最後を締めくくるのにぴったりでした。
なかなか気が利いてるラストでしたよー。
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書評家の林雅賀が店長の蒼林堂古書店は、ミステリファンのパラダイス。バツイチ、高校生、小学校女教師―いつもの面々が日曜になるとこの店にやってきて、ささやかな謎解きを楽しんでいく。かたわらには珈琲と猫、至福の十四か月が過ぎたとき…。
乾くるみによる古今東西のミステリー紹介。読んでみたくなる本がいくつも紹介されていて、重宝しそう。東野圭吾の「ある閉ざされた山荘…」や萩原浩の「噂」など、最後にとんでもないことになる作品を取り上げていて、乾の「イニシエーション・ラブ」に通じるものを感じた。
(B)
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ミステリーあんまり読んだことないのですが、これは古書店にくる常連たちが体験した日常の謎を解いていくので、楽しかったです。
途中ミステリの本の事が出てきて分からないこともあるんですが、店長が本の紹介をしてくれるので、読んでみたい気持ちになりますwそして最後の展開がよかった(▽`*
100円以上の本を買えば、奥の喫茶スペースでコーヒーが飲めるこんな古書店あったら行ってみたい☆
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乾くるみさんのイメージとはちょっと違いましたが、楽しめました。
次に読むものを探す、参考書みたい!
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「日常の謎」な連作短編集。
ミステリ名作を下地にしたストーリーの後は、ミステリ名作を紹介するコラムが続く。
ほのぼのとした短編の雰囲気も好いが、ミステリを読んでこなかった僕にはむしろコラムのほうがありがたい。 ここで紹介されている作品を読んでみよう、とか思っちゃった。