紙の本
これはこれで。
2015/12/25 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事も彼女もいっぺんになくしてしまい、何もうまく行かない。
望ましい人生を得るには竜宮電車に乗る切符が必要で。
でも、どこに売ってるのかが分からない。
「あれだったのかも?」って思っていると…。
全体的につかみどころがなかったけど、これはこれでイイかな。
投稿元:
レビューを見る
竜宮電車、この不思議な響き。
夢の話なのか現実の話なのか、どっちでもあるような、どっちでもないような。
人のつながりも、複雑なような単純なような微妙な感じ。
そういうはっきりしないところに物足りなさも感じながら、「まぁ、こんな感じで・・・」と納得もできるおはなし。
投稿元:
レビューを見る
可愛げのある
得体のしれないモノたちが
登場するのはいつものことだが
人間の方が
イヤな部分がたくさんでてきて
サクサク読めるわりに
イヤな気持ちが残ってつらかった。
投稿元:
レビューを見る
フリーターの神様の話が特に良かった。
ただ、ジンジンの風貌がイヤだった。ボサボサ頭に無精髭、全身から煙草臭さを発してるなんて、ちょっと衝撃的。私の中の神様って、清貧でも小綺麗なイメージなので、何となく受け入れ難くって。一般社会でも小汚かったらは印象良くないでしょ?まぁあまり神様らしくないところが親しみやすくはあったんだけど。
三編とも話が短すぎるな(短編だから仕方がないけど)。せっかく面白かったんだから長編でたっぷり読みたかったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
連作短編集。どの話も幻想的な電車がキーワードになり別れだったり、家族関係や人間関係のどろりとした感覚であったり、何となくくるしい。どの話も最後は多少光が見れたのでよかったのかな。ラストのフリーターの神様の話が一番好みでした。
投稿元:
レビューを見る
「竜宮電車」失業して彼女と別れ騙されて。叔母のお見舞いで出会ったおじいさんたちは本気で腹が立つ。こういう人いるよなぁと思いました。「図書室の鬼」転校して死んでしまったユウナから学校の図書室にある鬼という字がタイトルについた本を自分の年の数だけ読めば、どんな願いもひとつだけかなうんだって、と聞く。中3のツトムはママゴンから逃れたい。「フリーター神さま」職を転々としハローワークに通う神仁。花屋で働くことになり事件に巻き込まれる。
竜宮電車は神通力の電車で乗るとどんな憂いも取りのぞく場所へと運んでくれる。連作短編。
文字が大きい。表紙が素敵。幻想シリーズより雰囲気が好きかもです。ユウナが死んでしまった理由って書いてなかったような。ジンジンでまた書かれるようですが、ジンジンはそんなに好きではないんだよなぁ。
投稿元:
レビューを見る
オムニバス形式短編集じゃないのか??と思わせておいてラストのオチ。
アサコ先生、相変わらずだな~~!
「ミステリらしいミステリ」ってほんと先生のためにある言葉だと思うの・・・。
ジンジンの話は何か気合いを感じたけど先生も続編書く気満々みたいですね!
里奈ちゃんと周作さんのコンビめっちゃすきだな・・・ってか里奈ちゃんかわいいな・・・と思ったらまさかのラストでガチで周作さんに惚れてんのかよ!と思ったら志穂子さんもまだ周作さんを想ってるとか。何気に堀川アサコ先生の書く恋模様めっちゃすきです。『竜宮電車』、色々まさかが詰まってた。
投稿元:
レビューを見る
【収録作品】竜宮電車/図書室の鬼/フリーター神さま
*何もできない神さまという設定は、好きな人が多そう。ドラマ化してもいいかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
夢の中だったり現実だったりで乗る竜宮電車が、表紙のイメージもあって銀河鉄道みたいに幻想的。特別のフリーパスや乗車券にときめく。ただ各話の繋がりが微妙にすんなり来なくて、それぞれ主張し過ぎる感じなのか、ぎくしゃくした。「竜宮電車」の、お子様ランチを食べる大人ふたりが可愛かった。「フリーター神さま」の、ハロワに通ったり、神託機能のある携帯電話を使ったり、お花屋さんでアルバイトをしたりする神さまが、惚けていて好ましかった。
投稿元:
レビューを見る
結局、竜宮電車ってなんだったんだろうと思った。教師が祖母の死を願ったかははっきり書かれていなかったけど、そうなんだろうなと思って少しゾッとした。男の子の死んだ女の子に会いたいという願いが叶わなかった話は少し切なかった。
投稿元:
レビューを見る
連作短編でそれぞれの登場人物が次の話にもでてくるが、途中で終わってしまっているのでもう少し人物像が欲しかった。
突然電車の話が出てきて謎も多い。