紙の本
昭和濃い恋物語
2016/07/24 21:05
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前戦後の銀座を舞台に幼なじみの出会いと再会と行く末と、ドラマのようなお話でした。召集令状が鷹彦のもとへ来た時のあおいの熱い想いは涙を誘います。時代物のBLははかなくて好きですね。
電子書籍
意外に感動作
2019/06/12 18:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争をまたぐ設定からする暗さはほとんどなく、むしろ二人を結ぶきっかけかも。恋をすると、世界は色つきに輝いて見えるよね、葵♪
電子書籍
着物やら軍服やら
2019/01/31 19:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小鈴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦中戦後の日本でのお話。2人の関係がどうなるのか…最後までこちらも翻弄されてしまいました。ウノハナ先生のお話にうるっときつつも、綺麗な絵で濡れ場が描かれて大満足。
電子書籍
ひとコマすら無駄の無い作品
2022/06/10 00:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:silver - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウノハナ先生のお名前は存じ上げてましたが初購入作品。初読みは最後まで(メリバだとツラい)と不安を捨てきれず
第二次世界大戦を挟んだ昭和のお話
本当に上手い巧すぎる
タイトルも表紙も好みですが、鷹彦と葵2人とも好き 小百合ちゃんも出てくる度好きになる 読み終えて(ああ良かった)と
でも「銀幕の大スター編」もと望んでしまう
紙の本
戦後のはなし。
2016/04/06 18:56
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代背景的に、苦手な作品な気がして、購入後もしばらく、手をつけていませんでしたが、最後に手を取り、駆けていく二人の姿にしんみりしました。
電子書籍
独特な魅力にノックダウン
2021/12/29 20:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Totty - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウノハナ先生の漫画設定が凝っていて読み応えあるのにくどくなくて好き。本作は戦争前後が舞台でも説教くさくなく設定をうまく生かした素敵な話だった。映画みたいだった。好き。エッチシーンも瑞々しくてドキドキしました。
電子書籍
戦中、戦後の日本
2018/12/03 17:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
この時代、どこにでも悲劇が転がっていて、しんどくて辛いことばかり。だからこそ、灰色の世界で、銀座のネオンと鷹彦を、希望の象徴として描いているのでしょうね。
大好きな作品です。もう何度も読み返しています。ウノハナ先生のファンになるきっかけは、この作品でした。
投稿元:
レビューを見る
まさに王道な昭和のメロドラマでした~!レトロな雰囲気がたっぷりで、戦前戦後の有象無象とした世の中の様子がうまく描かれています。
…かなり美化されてるけど、そこはBLでありメロドラマなので、これくらいの夢とロマンが入っていてもいいなと思いました。
金持ちの放蕩息子を絵に描いたような鷹彦と、マジメで英語の勉強が好きで敗戦後は進駐軍の通訳をしている葵。
葵は終戦になっても復員してこない鷹彦を3年もの間待ち続けていて、とても健気な性格です。だけど、再会シーンではいきなりのパンチ!で気の強さも見せつけてくれましたね~
安堵して、でも腹立たしくて…という再会時の葵の複雑な気持ちがすごく伝わってきました!
鷹彦はちゃらんぽらんな性格に見えて、実はとても大切に思っている葵のためにあれこれ頑張ってるんだけど、素直じゃないせいで真意が伝わりにくい損な男です…
ウォルターもいい役どころで好感度高かったです。ステキでした。新しい恋を見つけて欲しい人第一位!
戦後の日本の前向きな明るさの象徴のように、銀幕スターを目指す鷹彦に眩しさを感じました。まあすべては葵のためなんでしょうけどね…w
トップスターになった鷹彦と、一歩後ろを歩いて陰で夫を支える昭和な妻の葵とのラブラブな生活をもっと見てみたいです。
分厚くて読み応えがありました。
エロ的には、葵がものすごく健気だった鷹彦出征前の初夜がよかったです…切なかった!
投稿元:
レビューを見る
昭和初期戦争前後の話。
っていっても、そこまで悲壮な感じはなくどっちかというと明るめで未来は明るい的な感じかな~(最終的に)
サクサク読めてちょっとニマニマ
昭和臭がいい感じに出てました!
現代物がほとんどの中、新鮮でしたね。
投稿元:
レビューを見る
▼あらすじ
昭和23年、東京・銀座--。
東京の片隅で、葵は戦争から戻らない幼馴染を待っていた。
それは出征の前夜、ただ一度だけ身体を重ねた男(ひと)でもあり…。
ところがその鷹彦が突然目の前に現れて…!!
相変わらずのワガママさで葵をあきれさせるが、人を引きつける力も昔と同じ。
そして役者になるという夢に向かって少しずつ変わろうとする鷹彦に、葵は秘めていた恋心を止められず…。
痛くても、苦しくてもお前とともに生きたい--お前は俺を照らす光、俺の生きる理由だから。
***
舞台は戦後という事で、昭和のレトロ感、ノスタルジックな雰囲気満載で、
あの時代が好きな自分にとっては堪らない一冊でした…。
しかも嬉しい事に、なかなかのボリューム。
肝心な内容も、流石ウノハナ先生というか…『犬と欠け月』が良かったので今回も期待はしていたのですが、その予想を遙に上回る面白さ。
読み辛さなどは全くなく、するすると内容が頭に入って来て、登場人物の心情がダイレクトに伝わって来る…そんな内容でした。
エロの配分も多過ぎず少な過ぎず丁度良かったです。
どのえっちシーンも良かったのですが、特に良かったのはやっぱり戦争に行く前のやつですかね…!焦燥感に駆られながらの切ないえっちシーンに思わず胸がきゅうっと締め付けられました。
“もう待ちたくない”
“何が何でも帰りたかった
またあの銀座のネオンの洪水を浴びて朝まで遊び歩くんだ
お前を連れて 堂々と”
台詞でグッと来たのはこの二つですかね。
素直になれない二人だからこそ、本心を吐露するシーンは感動ものでした…!
作者さん曰く昭和のメロドラマを目指したとの事ですがまさにそんな感じで、一本のドラマを見たような後読感。
物凄く切ない!泣ける!っていう訳ではないけれど、雰囲気は十分あるし、ラストも爽やかハッピーエンドで、読んで良かったと思える作品でした。
個人的には葵に密かに片思いしていたウォルター中尉がお気に入り(寧ろこっちの方が好き)なので、彼が幸せになるお話も是非読んでみたいですね。脇役にしておくには勿体無い!
投稿元:
レビューを見る
終戦後に通訳としてGHQで働いていた葵の元に戦争に行って死んだと思っていた幼馴染の鷹彦が突然姿を見せる・・・というところから話が始まります。
ノスタルジックというか、雑多だけど趣のある昭和の雰囲気というか・・・作品の中の空気感が良かったです。戦争に行く前の切なさもさることながら、再開後少し二人の距離が離れて後半で二人がお互いの心情とかを知ってじわじわ元に戻っていくのが読んでいて面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
時代背景は戦後。ウノハナ先生らしい丁寧なストーリー展開。葵と鷹彦の心情とか、時代の流れとか、全てが相まって感動的な作品。クライマックスシーンは思わず涙があふれるほど。
投稿元:
レビューを見る
終戦後のメロドラマ。幼馴染みの二人。時代背景と二人の心情の描写が上手い。一冊でもかなり読みごたえがあって満足満足
投稿元:
レビューを見る
男同士だからこその意地とか純情とか、
途中からふたりのそれぞれの気持ちを思うとポロポロ泣けてきました。
いい加減なようでいて、いつも葵を大切にしている鷹彦。
「誰が、(女の)代わりになんか抱くかよ」!!
まだお互いの恋情をさらしていない出征前夜のこの鷹彦のひと言に萌えました。
映画を観る葵の涙に、彼らの若いころからのいろいろな思い出が
一緒に蘇るように涙がこぼれました。
読み応えありました。
投稿元:
レビューを見る
気が強く凛としている葵を、唯一苛立たせ、感情が爆発してしまう相手・鷹彦。クールビューティ意外に喧嘩っ早い(笑)
互いに理解し合っているのに表現するのが下手な2人のたぐりたぐりしているのが微笑ましく。
ウノハナさんはクールビューティ描かせたら上手いよなあ。